今のFalloutって旧作のFalloutと比べて軽すぎないか？

万人受けするために表現がマイルドになってきているのは寂しい
FO4は心理的な恐怖が少なくビックリ芸ばかりなのでなおさら

十分ドロドロした人間模様は描かれていると思う。
レールロードルートでパトリオットを主人公が説得するルートがあったり、
インスと話し合って無血開城したり、
BOSが人造人間を受け入れて登用し始めたりとかしたら軽いだろうけれど。

なにもダーク要素は核の恐怖だけに限ったもんではないと思う。

ファーハーバーのストーリーでも結構キツかった...

　私は映画好きで、『ミスト』や『セブン』や『ディッセント』『ジョニーは戦場へいった』といったダークで陰惨な映画を好んでいます。
　『fall out 1・2』は未プレイですが、本作4やNV ・3、その他のオープンワールドゲームも非常に映画的であり、昨今はゲームと映画の垣根が見えづらくなっているように感じます。そしてそれは良い事だと思っています。
　ダークな作品には、エンタメをより面白く出来るエッセンスが大量に詰まっており、これはライト作品では中々実現しづらいのです。何故ならライト作には見慣れた光景や展開が氾濫しているからです。家族や恋人の日常風景がそれです。
　家族愛も結構ですが、家族愛の崩壊の方が髪を引かれます。日常が崩壊していけばそれが見る者の興味をより惹き付けるのです。映画同様、日常の崩壊をゲームでプレイして興奮したというプレイヤーも多いのではないのでしょうか？
　ダークサイドには夢が詰まっているのです。そしてゲームで闇をプレイする事は映画で得る快感とは似て非なるものなのです。
　勿論全ての作品がそうあるべきとは言いませんし、fall out 内全てでそうすべきとは言いません。しかしfall out シリーズにはダークサイドを前面に押し出し、尚且つ強烈なエンタメ作としてプレイヤーの脳裏に爪痕を残す事が出来る土壌があるのです。
　ゲームで映画をプレイするという状況が完成しかけている現在、是非ともベセスダないし、オブシディアンには、fall out を更なるダークサイドへと落としこんで頂きたい。やがては、その先にある新たなエンタメゾーンに踏み込んで頂きたいものです。

愛すべき息子に味方して世界から憎まれるか
あるいはその命を手にかけるか、って割りと重すぎるテーマだと思う。しかもたどり着くまでにその世界の人に支えられていて、無関係な他人にはなれない。放射能の怖さってより、人間の怖さが多かった感じ。アトム信者とか、戦前施設で見れるあれこれとか。そこにいる人が人非人ではなく、良い人の面も示してあるとより重い。
それとは別にこれくらいが自分の限界なダークさのなので、もっと、ってなったら今作が最後になるのはちょっとさみしいかなーって

やっぱ1のエンディングは良かった。
あのザ・マスターのやばい感じも
あれこそがダーク感があっていいと思う
Falloutが他のアポカリプスとは違う
あのSF系のおぞましい敵(エイリアンとか)みたいな生き物が出てくるところは、
MadMaxじゃ世界観が違って登場させられないし、
ゾンビアポカリプスでも核という何とも言えない世界観は表現できない。
それにどちらも対人っていう。

>>2
>>3
>>5
対人関係だけじゃなくて、
やばい描写の物を目の当たりにしたり、
それをゲームシステムでどう表現するかな気がする。
別に批判するわけじゃないけど。

核とか戦争を茶化したブラックジョーク的な作風が好き
重いテーマを扱っててもシリアスになりすぎないのがfalloutの良いところだと思ってる
NVから入ったファンだから過去作もやれば印象変わるかも

シリアスとバカゲーの中間みたいな今の作風のが好き
もっとブラックユーモア盛り沢山にして
その手の団体から遺憾の意を貰う位やってほしいw

101がどんな痛み悲しみ苦しみ乗り越えてきたか、最後どんな思いで命を捨てるつもりでボタンを押したか…。アンケ主はショッキングかつ暗く重い陰鬱とした感じと言いたいんだろうがSM製造場やPLを筆頭に幾つも有るが？
111だってIt's all over but the cryingの日本語訳を見てみなよ、それが111の心境だよ。ブレードランナーとその歌詞が4の物語のテーマになっている。おぞましい場所や物語もトリニティタワーを筆頭に幾つも点在している。霧はストレスだがファーハーバーは特に土地も物語もダークかつSFで雰囲気が世界的にも好評だった
確かに新Falloutは英雄譚っぽい感じに終わるけどさ、旧は特に1のザ・マスター関連のおぞましさやEDの後ろ姿の切なさは最高だけどさ、だからといって3以降が軽いだなんて心外だわ

ダークよりもブラックがいい。
4はだいぶ黒さが抜けてしまったのが残念だ。

今FOをやっている人のうち、初代を知ってる人はどれくらいの割合でしょうね。
私は新参者（PS4）なのでアンケートには参加できませんでした。
過去作もプレイしてみたいので、是非リマスター版を出して欲しいです。

核戦争から200年も経ってるのに原爆の恐怖とか言われてもねぇ...
スパミュとかデスクローとかシンスも核の影響とは別に人間が造ったものだし、恐れるべきは行き過ぎた科学力と崩壊した倫理、まさに「人間」そのものだろう。
そんな絶望的な世界で、人類も他の生物もいまだ逞ましく生き続ける。
伝えるべきは恐怖ではなく人の強さでは？

ここでこの話をするのは不適切かも知れないけど最新作のFallout76で原爆を撃てるっていうシステムはちょっとね…
今までのFalloutは核戦争を起こしてもなお過ちを繰り返す人間を皮肉ってる所(核戦争で全てを失った111に連邦を守るために自分から核のスイッチを押させる所とか)が考えさせられて好きだったけど、76のプレイヤーに率先して過ちを繰り返させるスタイルは今までのFalloutのテーマを捨て去ってるようでどうかと思ったよ…

　ダークファンタジー感が少ないというアンケ主に対して、そうだ、そうではない、という意見が林立しているのが答えだと思う。それは、感じ方が人それぞれというような安直な話じゃなく、FO1とFO3以降ではゲームとしての質感が違うからと考える。

　FO1、FO2は世界観こそその時期のロープレにしては斬新だったと言えるけど、主人公の行動如何でゲーム中の結果がいくら関わるにしてもストーリーとしては一本線で、ある物語を生きた主人公の生き様をプレイヤーは俯瞰している形になる。

　一方でFO3以降は主人公＝プレイヤーであり、ゲーム中で主人公がどう感じどう行動するかは、プレイヤーの意思に直結している。メガトン爆破やアンデールの家族、テンペニータワーのグール等という「ヤバイ描写」を目の当たりにして、主人公がどのような心理的な影響を受けるかはプレイヤーの感性に依存している。

　もしかしたら主人公は心に傷を負っているかも知れないし、歯牙にもかけていないかも知れない。よりメタに言えば、主人公の内面を直接的に描いていたのがFO1,2であり、そこを描かずプレイヤーの感じ方に任せたのが3～ということになるんじゃなかろうか。

　つまり、3以降も十分にダークファンタジー要素はあるにしても、プレイヤー自身がそう感じていなければダークファンタジーとはならないし、プレイヤーがそう感じればダークファンタジーになるというだけの話。

　だからナンセンスとは言わないまでも、エンターテイメント作品として表現の仕方が違っている以上、旧作と現行のシリーズを比較してどうっていうのは、徒労に終わる議論なんじゃなかろうかと。

>原爆の恐怖はプレイヤーに伝えた方がいいと思う
FOシリーズが評価されてるのは史実に基づいた世界観にゲームならではのトンデモ設定をミックスして説得力のある展開やシュールさを上手く演出できているからではないだろうか？
ゲームにプロパガンダなんて求めてないししてほしくない。

ダークファンタジー以前に2とかだと取り返しのつかない要素てんこ盛りだったじゃん
そういったゲームとしての難易度も雰囲気にプラスアルファされてると思う
4は簡単すぎるかな...2みたいな「えぇ...」が少ない

私個人は今くらいの軽さがちょうどよいな、NVですらDLCは終了させたがいろいろ
うんざりして来て、本編も継続意欲が無くなりでクリアしていない。
4も初プレイ時はファーハーバーもさっさとクリアして連邦に帰りたいと思っていた。
TESもそうだけど状況は重いのに住人や雰囲気はどこか軽い、それが良いのだな私は。
クエストMODなんかでもやってみると結構重いのがあるが大抵外してしまう。

甘いよな。Fallout3 はいい線行ってた。アートスタイルがダークっていうだけじゃなく。Falloutのコンセプトは全体のキャラデザインやシチュエーションすべてがプレイヤーにショックを与え、そしてそれをあざ笑う悪趣味なユーモアは強烈であるべきだと思う。
そしてプレイヤーに突きつけられる胸糞悪い倫理的選択は避けられないものであるべきだ。
ボーダーランズの垢抜けた明るさ、陽気さででもなく、しっかり芯をもった実存感の上でユーモアや人間のシリアスな感情部分も描く。
クラシックなFalloutがあれだけ愛されてきたのにはそのへんに理由がある。忘れて欲しくはないな。

現実のアメリカ人も度重なる戦争や人種、宗教などの問題でダークなどと言って笑っていられない状況でもある。唯一原爆使用しちゃってるのの自分の国だし。ああいうのは平和だから笑えるのであって。
その辺、Falloutはシリーズを経る度に時代に合った越えてはいけない一線ギリギリのジョークやってると思う。
プレイヤーのプレイ次第でブラックジョークにも何にでもなると思うよ。BOSルートでストロング連れてインスティチュートに乗り込んだりさ。

Falloutをロールプレイングゲームとして遊んでいる身としては、自身のキャラクターコンセプトに沿ったプレイがやりやすいほうがいい。
4に関してなら、やろうと思えば、バージルに治療薬持ってきておきながら、「え、無いよ？」とか、インスに加入しておいて、「残念、実はB.O.Sのスパイでした！」とか、反対にB.O.Sルートで進んで最終戦直前で裏切って、マクソンに「選ばれし者だったのに！」って言わせることもできる。
Nuka-Worldでレイダーコンセプトプレイも補完されたし、ホラーっぽいのがお好みならFarHarborがある。
核云々にしたって、クトゥルフTRPGにおけるSAN値や神話技能みたいな立ち位置で十分だと思ってる。あまり前面に押し出すと政治臭くなるしね。米軍と中国軍の話もそうだけど。
後は自分の想像力次第じゃないかな、と。

冒頭で断ってて誰もわざわざ突っ込んでないとこ悪いんだけど、ダークファンタジーじゃないから。適当な言葉使う前にダークファンタジーでぐぐって？
ポストアポカリプスSF、が一番近いかな。けど「50～60年代の人が思い描いたような未来が実際にやってきて、しかもそれが破滅した後の世界」っていう他で例えられない世界観があるからこれだけ人気なんだと思う。
で、たぶんアンケで聞きたいことは「もう少し重い話にしたほうがよくない？」ってことだと思うけど、十分重いよ。
思い描いていた未来を核戦争で全て失い、唯一残った希望である息子は自分より年上になっていて、自分の世界（戦前）を奪った核で息子を殺すか、少数のために多数を犠牲にする息子とその組織を受け継いで息子を看取るかしか選択肢がない。こんな救いのない話はないよ。
あとはプレイヤーがどう受け取るかの話で、そこは好みがあるからどうとも言えないけど。