腰だめ撃ち

腰だめ撃ちをするなら拡散率が低い(集弾性が良い)程有利…そう思っていた時期が私にもありました。
確かに「さほど素早くないorそれなりに大きい敵」であれば集弾性が高いほど便利なのだが、ブロードフライなどの虫系、或いは中距離でのフェラルや犬の敵などはある程度弾が拡散しないとエイムがしんどいのだ…

つまり拡散率が程良くある場合、エイムが杜撰でも流れ弾がヒットしてくれるという側面を忘れがちなのである。
また上記の虫、犬、フェラルはグレードにもよるが耐久力は乏しいが群れで襲ってくる事が多く、AP切れでVATS出来ない状況にもなりやすい。
狙撃用或いは大型エネミー用の武器は集弾率を上げておき、10mmなど連射力のあるサブウェポンは虫狩り用にある程度拡散する構成にした方が良いかもしれない。

腰だめで銃を構えると、画面中央に十字型のマークが表示される。腰だめ撃ちは、この「十字マークの内側の4点を結んだ円のどこか」に飛ぶ仕組み。
バレルやパークによってはマークが広がったり狭まったりする。

ヒップファイア（hip-fire）でそのまま「腰だめ」で「大まかな狙いで撃つ」の意。要するに早撃ち。

当然だが銃弾は当たらなければ意味がなく腰だめと言えど狙いを疎かにしていい訳ではない。
対応Perkの「Steady Aim」は和訳すれば「しっかり狙う」となり、腰だめ時の集弾性が上がるためピストルやフルオートライフルで近接戦闘を行う際には強力な助けとなる。
全体的にステルスからの先制攻撃が有利なゲームであるとはいえ、発覚状態での戦闘を強いられる場面もあり、そこをどう切り抜けるかが課題となる。

ヘビーガンや爆発物での強行突破という選択肢もあるので腰だめ用の装備を使うかどうかは好みで決めるといいが、腰だめ用の装備で上手く立ち回れた時の方が爽快感は大きい。※個人の感想です

狙いをつけずに撃つ、と説明されがちだが銃口をすばやく敵に向けることができる。
なので、例えばフェラルやモングレル、近接NPCに囲まれた時などに使うと効果的。
逆にこの時構えながらだと遅くなってしまうのでより不利な状況に立たされる。

パワーアーマーのジェットパック&サイコジェット服用で上空から奇襲しながらのコンバットショットガンを撃ちまくるとなかなか爽快

腰だめに向いたモジュールはグリップ、ショートバレル、ビームフォーカサー。
逆に向かないモジュールはストック、ロングバレル。
基本的に銃の全長が短いほど腰だめが当てやすくなる。

VATSがあるため腰だめ撃ちの性能は割と軽視されがちだが追い込まれた時ほどこれが生死を分けることとなる。ツーショットなど攻撃力を大幅に強化するレジェンダリは拡散値を上げる傾向にあり腰だめではまるで使い物にならないセッティングになりがち。そしてその弱点に気づくのがは不意打ちされ、APが切れ、敵に囲まれ、絶体絶命になってからなのである。狙撃専用銃なら気にする要素ではないが近距離戦に用いるならたとえVATSメインであっても気にするべきだろう。

爆発のレジェンダリーが付いた武器は、この撃ち方が1番効果的
ただし、元が強い武器に付いた場合はこの限りではない(例：アサルトライフル、コンバットライフル等)

接近戦向きで、弾が拡散するショットガンの場合は特に有効な射撃の仕方。
走ったり飛び跳ねたりしながら間合いを詰めて、重いのを一発食らわせてやろう。

住み分けというか、使い勝手が大きく変わるからセッティングが大事という話。
ベース武器が同じであっても、ショートバレル+グロウサイトとロングバレル+遠距離リコンスコープでは全く違う性格になるので、MOD違いで二丁持ち歩いたりするのも有効。

プレイスタイルにもよるが、室内など閉所でのフルオートの銃を用いた腰だめ撃ちが有利。接近戦が想定される場所では腰だめ精度の高いショートバレルのカービンライフル、サブマシンガンを・・・という選択も今作では可能。

射撃が苦手な111はショートバレルで腰だめ＋VATS強化、得意な111はロングバレルで射程、ADS強化と住み分けが上手くできている要素の中の一つでもある。

当然のことながら構えて撃つよりも弾の拡散度が上がり、命中精度が悪くなる。
またロングバレル系やマークスマンストックなど上位のパーツになると、これで撃つ際の命中精度が悪化するという特性を持つものが多くなる。
そのため、基本的には構えて撃った方が得である。しかし、アンブッシュを受けたりインファイターの敵に近接戦を挑まれた場合には有効的であるため、使い分けることが重要となる。

ゲーム内の説明文で言う「構える」（サイトを覗いて狙う）をしないで射撃武器を発射する事を指す。
見た目の話ではないため、腰の高さで把持するミニガンやガトリングレーザーだけが該当する訳ではない。
（逆にこれらの武器は「構えて」も両手でしっかり持つだけで肩に担いだりはしない）

スコープ付きの武器を装備している時に接近戦をするなど、構えている場合でない時にやむなく行う事が多い。
それ以外だと走りながら撃つのもこれに該当する行為になる。（構えながら走れないため）

敵をエイムして狙わずにそのまま狙撃する事でFPSゲーマーには馴染みの深い言葉
とっさに敵が出現した時に素早く攻撃できるのが特徴
Steady Aimを習得する事で命中率が上昇し、 Heavy Gunner やCommandoにも同様の効果がある