人々に力を

今更ながら、クエスト名の元ネタはジョン・レノンの『Power to the People』。
現代では「なんとなくいい感じの曲」としてよく使われる曲だが、実は
労働者に決断的行動を促していたり女性の権利向上について言及しているなど、
彼の思想がバリバリに盛り込まれている曲である。1960年代末期、ビートルズ内では
インド文化・神秘主義に傾倒したジョージ・ハリスンに対し、ジョン・レノンは
芸術的・物理的両面での「革命」というテーマに拘るようになり、来日した際には
学生運動・左翼グループと接点を持つ等していた。そんな状況下でビートルズ末期から
解散直後にレノンが書いていた革命シリーズのうちの1曲がこれ…なのだが、
そんな曲名を独裁/非人道的実験を行うクエスト名として引っ張ってくるのが
なかなか壮絶なブラックジョークである。

自分の場合はジェネレーターも設置できない状態だった。詰んだかな？と思ってコンパニオン
に支持だしてみてもムリという。ちょうどロン毛の入植者が通ったのでワークショップ起動して配置してみたら乗ってくれたのでターミナルを起動。ミッションが次に進んだら勝手にクレムとバトンタッチして無事自転車を壊してくれました。

クレムに自転車を漕がせた後、別の場所で時間を潰し戻ってくると、爆発はしたがクレムが延々と自転車を漕ぎ続ける状況に遭遇した
次のクエスト目標は「自転車を修理する」だが、クレムが自転車に居座っているため修理ができない
クレムに命令はできず、話しかけても持ち物交換のみ、自転車は使用できないので割って入れず、ベルを鳴らしてもクレムは動かず
最終的にクレムをステルス状態からスナイパーするとくるくると吹っ飛んでいき、入植者と対立することもなく自転車を修理することができた
同じ状況になった方は参考にして欲しい
クレムは不死属性なので殺す気でスナイプしてしまって構わない

デフォルトでも自転車は移動できる。（実験後に壊れてる時は先に修理の必要あり）
MODなしのCS版で問題なく進行できるのだから疑わしいのはMODによって変わった挙動の方である。

クレムに装置を使わせるこれらの一連の実験では、クレムやバーストウ監督官らの移動を妨げる様な配置になっていると対象のオブジェクトにアクセスできずに進行ができなくなる。
例えば壁際に寄せ過ぎて座れなかったりするとダメ。どうせプロトタイプはすぐに片付けるので部屋の真ん中に置こう。

発電機、ターミナルを繋いで実験内容を選択してもクレムが棒立ちのままで積みかけたが
自転車を移動してクレムに重なるように設置した途端、乗り込んで漕ぎ始め無事進行することができた
もしかするとデフォルトでは自転車の移動はできない？Place EverywhereというMODを入れているのでそれのおかげかもしれない

先にバーストウを追放もしくは殺害して終了トロフィーを取っていると、このDLCの各クエスト進行できないことへの救済から、プロトタイプではなく完成品の設計図がワークショップ内に現れる。この設計図を『手にとる』と以降プロトタイプは作れなくなる。　・・・わかるだろうか？　クレムにこがせるのはプロトタイプでなくてはならないのに、このクエストが始まってワークショップを開いても完成品があるのみで以後進行不可能になる。　数時間のVault88造りこみが無駄になったが、ロードしてやり直し『手にとる』ことをしなければ進行可能である、そう伝えます・・・・

VIS-G Item SortingというMODを使用していて発生したが、これらによってVAULTスーツのアイテム名が変更されていると
彼にスーツを渡そうとするところでCTDが発生した
MODを抜いてアイテムを地面に落とし、拾いなおすことで元の名前に戻せ、イベントを進められる

ここからの一連のクエストで作ることになるプロトタイプシリーズは1つしか作ることができない地味なユニーク品。
だが製品版(?)が作れるので、名前ぐらいしか違いはない。しかし製品版とプロトタイプは挙動が違う可能性があるかもしれない。