Reunions

一周に1年ぐらいかけていると、 >>30 の方とは逆にメインクエストを進めるフェイズは心が高揚する。
特に砦の深奥に近づくたびに少しずつ語られるこちらの心を逆なでするようなケロッグのセリフはメインクエストでも屈指の山場だ。
はじめは冷静にいこうと思っていても指令室に入るころにはスーパーハイテンションだ。
「ははっ！ステルスボーイごときで俺の目をごまかせると思っているのか？
グロッグナックの斧で首を落とすか、ミニガンでハチの巣か、ヌカランチャーでぐちゃぐちゃか。
好きなのを選ばせてやるよ！」

一周目はクエストの展開もあって非常に楽しめるのだが、いかんせんケロッグ関連のクエストは選択肢による分岐も派閥による分岐もほぼ無い為、周回を経るごとに作業感が増していってしまう。メインクエスト自体ここからBOS参戦&インス潜入と盛り上がっていく部分であるのも大きい。
最終的にはヘーゲン砦に着くと無言で突っ走りケロッグと対面すると同時に頭を吹き飛ばし、「よし！これでプリドゥエン到着だな！」と宿敵の死体を蹴りながら砦を出ていくようになる。

パイパー「それで殺し屋の誘拐犯は復讐に燃える親に脳みそを吹っ飛ばされたわけね」
111「うん」

大体のクエスト名は複数の英単語で構成されているがReunionsは一つの単語だけ。
憎き宿敵との再会、核心へと迫る雰囲気で非常にカッコイイ。

ヘーゲン砦に到着し、「犬を仲間にできます」と情報表示されるまでは、ドッグミートはコンパニオン扱いではない。たとえInspirationalのランク2を取得していても、攻撃に巻き込んでしまうことがあり得るので注意が必要である。

妻(夫)を殺害した本人であり息子を攫った宿敵
しかしその男の歩んだ人生は自分の生き写しとも言えるものであり、家族を失ったがコズワースや犬肉、プレストン等直ぐに支えてくれる仲間達と会えた自分と違って男は一人孤独に生き続けていた

普通のゲームなら間違いなくラストバトルと言える相手である男と決着が着くクエスト
実際このクエスト時の111の台詞は最終決戦感漂っており、中の人の熱の入れ方も一味違う気がする

あくまでも個人的に、と前置きして置くが筆者自身何十周と連邦を回ってきたが何周しても心情的にはここがラストバトルでありその後はエピローグだなって感想を抱く

メイン最後にこのクエストをやる激アツ展開が良かったなぁと思いつつ
何というかこういうクエストを最後にしない辺りが最高にFalloutだなって気持ちもあってやっぱりいいゲームだなって思う(語彙力不足)

ここで聞ける111の皮肉とは要約すると「自分が死ぬ時には地獄に行くのが望みだ。だから何度でもお前を殺す」というもの。いつもの飄々とした態度の111ではなくガチトーンの皮肉であり、皮肉屋の111ほどカッコよく聞こえるし、真面目な111だとその怒りの度合いが一段と高く聞こえる。
本文はぜひ実際に聞いてみて欲しい。

あんなに強いアサルトロンが心を折られるなんて……！

※12
美しいほどの「ロシア的倒置法」である

全体主義社会のディストピアを書き出した「1984」を111も読んでいたかもしれない

ケロッグが待ち受ける最深部の部屋にコンパニオンを連れてくると、暗闇からゆっくり歩み寄ってくるケロッグから111を庇うようにしてコンパニオンが前に立ってくれる

Reunionsは「再会」を意味する。少しずつ見えてきたショーン奪還の糸口、乳母車を追いかけるクエストアイコン。愛する息子との再会に胸を躍らせた父母も多いことだろう。しかしたどり着いたヘーゲン砦で「再会」したのは・・・・・・
余談だがReunionsには「同窓会」という意味もある。砦での奴の皮肉な軽口とピッタリ重なるクエスト名だったということか。

ちなみにこのクエスト、ドッグミートを無視して初っ端からヘーゲン砦に向かっても問題ない。
周回を重ねた111の皆はとっくに試しているかもしれないが。

>>9
その情報を知らず追いかけてみた。
やつは現れた後、しばらくは主人公の走る速さより速度が遅い。
もしや追いつけるのでは？と思ったが、ダム近くで急に加速し始め、一気に私を置いていった…。

「おいおい、聞いていなかったのか。インスティチュートは見つからない。インスティチュートが見つけるんだ」

パパの皮肉を言うも良いが、ここの皮肉を言うで聞ける名台詞は奥様でも聞いてみたいな
最初からここまでやり直すのがキツいが、それでも聞きたくなる名場面

ラスボスが超強敵だが、道中に恐らく固定で小型のヤオ・グアイに遭遇する
これまたDCより東の方ではほとんど戦っていない低レベル111には致命的な強敵である
どうすればいいか？こないだ手に入れたボトルキャップ地雷の出番だぜ

パイパーがダイヤモンドシティにいる状態だとバレンタイン事務所での会話に加わってくる

このクエストでお披露目となるプリドゥエンだがボストン空港に停泊しているものとはID上の別物(あっちはオブジェクトの群の建物、こっちはひとつのオブジェクト)だ。
ミサイルを撃ち込もうが核を撃ち込もうが当たり判定が無いので何も当たらない。
相手を無理やり殺害するコンソールコマンド「kill」でも無理である。
しかし、オブジェクトの大きさを自由に調整できるコマンド「setscale」なら効いてしまう。
プリドゥエンの大きさを変えると護衛のベルチバード も一緒に小さくなり
大きさを0.05倍にでもすれば自宅に飾りたくなるような模型のようになってしまう。

ちなみにボストン空港までついていくには空中を主人公の2倍速にして歩くのと同程度の速さなのでMODやコンソールなしに追いつくのは無理である。
最後まで、ついていくと空中にある謎の扉や建物のプリドゥエンに入れ替わる瞬間などが見られる特典があるので・・・おすすめかも。

BOS
「我々は思い出にはならないさ……」

このクエストはコンパニオンの発言が特に多く要所要所で様々な発言をし殆どのコンパニオンはドッグミートをべた褒めする
普段はドッグミートを食料扱いするストロングでさえもである

更に見落としやすいイベントも多く全ての発言を聞くには多少の運が絡む
例としては破損したアサルトロンの頭部との会話
血飛沫を調べたとき等々

開発当初はケロッグの殺害までがこのクエストで、それ以降のバレンタイン探偵事務所で話し合う部分は本来『The Enemy of My Enemy』というクエストだった。
分ける必要が無いと判断されたためかこちらに統合された模様で、本クエストに関わる一部コンテンツのIDにその名残が存在する

メインクエストの最初の分岐点。このクエストによりケロッグとの決着、事件の真相とインスティチュート、BoSの本格参戦と物語が大きく動いていく。

ドッグミートと共にケロッグの痕跡を追うのだが、どれも強風のひとつでも吹けば飛んでいってしまいそうなものばかりである。
幸運にもつい先刻までそこにいたかのような状態で残っていたが。

ケロッグの家からヘーゲン砦でインスティチュートを追う手がかりを得るまでのクエスト。
乳母車を追うVaultボーイのアイコンが印象的。

ケロッグの家の秘密を暴いた主人公。しかしケロッグの行く先は依然不明なままである。
ここは鼻の効く「友人」の力を借りよう。