SARGE

先にこいつを倒しておいてロニーと来ると、
「まだいるのかな、こんな暗闇であいつに出会ったら最悪だね」
と漏らす。

壊れたsargeについてはノーコメントだった。

彼のような強力ロボが地下に死蔵されていた事は一見不可解だが高性能でも運用コストが高い、狭い場所で小回りが効かないなど旧ミニッツメンなりの理由があったのだろう。

彼の教訓をもとに新生ミニッツメンはプロテクトロンやアサルトロンといった小型機も併せて配備し、今やキャッスルは難攻不落の鉄の城。
エイハブのように彼の部品を使えなかったのは残念だが、彼の魂(回路基板)は今も生きている。

ロニー「SARGEか、心配するな、こちら側だ」
SARGE「侵入者を検知、防衛プロトコル作動」
俺「（え？セントリー？味方？え？）」
↓
ロニー「型は古いがキャッスルを云々」
SARGE「（ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ）」
俺「うっ！あっ！うっ！おっ！（ﾄﾞｯｸﾝﾄﾞｯｸﾝ）」
↓
ロニー「ちっ　故障してるよ（尻もちつきながら）」
SARGE「（ｽﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞﾊﾞ）」
俺「うんぬ（ﾃﾞ-ﾝﾃﾞ-ﾝ）」
　
言うのがおせーんだよ

彼の機体を見るとUSAコンスティスチューションの表記がある事からかつては、アメリカ海軍所属の軍用ロボットである事が解る。
戦前は市民達を、そして今までマクガン将軍が死してなお、ずっと守り続けて来たのだ
ろう。
なおランダムMr.ガッツィーを説得すると解るが、主人公である将軍は登録データ上の
階級は一応、ガッツィーが上官扱いする事から軍曹より上の階級である事は間違い無いらしい。呼称の上ではソルジャー扱いとのこと。
仮にも同じアメリカ軍のソルジャーによって下士官の使命を終れるだけ幸福だとも言えるかも知れない。

強い。悲しく、そして悲しい程に強い
本来の活躍を出来なかった彼と彼の開発者の為に
もしミニッツメンの総力を挙げたロボットを作るのなら
サージ2の名を贈ろうじゃないか

そもそもマイアラーククイーンの攻撃で崩落した状態で閉じ込められてたのでクイーンにぶつけるもなにもない。

婆ちゃんも嫁も連れて接敵している以上安置まで逃げ出すわけにも行かないし、
何度も死にまくった。地雷安定なクイーン以上の激戦になる

婆ちゃんが懐かしそうに声をかける横で不自然にも地雷をばら撒き
それでも倒しきれずに接近してきて殴り殺される

いや、これ地上に出せば、キャッスル落ちなかったんじゃね
マイアラークが背後から精密射撃とかできないし

※14 たらればではなく、それぐらいの戦力だと評価したいってことですよ。ごめんね。

いや楽じゃねえよ閉所でセントリーボットと撃ち合いなんて怖えよという方は、遮蔽物を利用しよう
荷箱等の遮蔽物オブジェクトで塞がれている通路があるので、SARGEに探知されたら遮蔽物の反対側まで下がってオブジェクトの隙間から銃撃するのだ

たぶん外に出すための戦力ではなくマクガン将軍がやったように
拠点内の最終防衛ラインとして運用するのが想定された使い方なのだろう
非戦闘員を避難させておく場所の確保も考えていたのかもしれない

実際セントリーボットは単騎だと背後から撃たれれば一撃で沈むリスクがある
屋外での乱戦が多くなりがちなミニッツメンで運用するとしたら
これが一番正解に近かったはずだ

少し疑問に思ったのだがこのロボット、どうやって地上に出すのだろうか。別に倒壊した通路も見当たらず、エレベーターのようなものも無いのだが.....。

>>7 の記述は間違いであり使わなかったのではなく城壁が倒壊して脱出したくても脱出することが出来ず、またターミナルの記述によればマイアラークの襲撃だったと気づいてすらいない
ターミナルには城壁を大破させる程の衝撃からベヒモスを伴ったスーパーミュータントの大群の襲撃だと予測している
スーパーミュータントに武器を渡さないために一人武器庫を閉鎖しに地下を訪れたマクガン将軍は2度目の崩落によって地下に閉じ込められスーパーミュータントが崩落を突破してきた際に武器を渡さないための保険として起動されたのがSARGEである
マクガン将軍は決して無能などではなく彼の意志を継いだSARGEは孤独に最期まで崇高な使命を果たしたのである

ミニッツメンに参加していなくてもキャッスルのマイアラークを駆除してワークショップを解放すれば地下に侵入して彼と対峙する事ができる。
奥の通路からあまり出て来ようとしないので、入口付近の瓦礫越しに戦えばパイプピストルでも（弾薬が十分あれば）被弾を避けつつ勝ててしまう。

もっとも、マイアラーク・クイーンをどうにか出来た主人公にとって大した障害にならないのは当然の事だろうか。

ちなみにこいつを起動する前にハッキングして味方につけたとしても破壊するまでイベントは進まない。痒いところに手が届かないものである

マイアラーク襲撃時に指揮系統が混乱した上に、マクガン将軍＆SERGEは地下防衛中にクイーンの攻撃で壁が崩落したため地下にいたのだと思われる。
当時のキャッスル防衛メンバーの戦力がどの程度だったかは分からないが、SERGEの自爆くらいしか有効な手段は無かったのではないだろうか。
もし、地下の武器庫が活用できていれば、もし、SERGEがクイーンと戦っていれば。
ミニッツメンそして連邦の歴史は大きく違っていたかもしれない。

MINUTEMEN SARGE、SERGE MK.II、SERGE mod.2287、SERGE ZWEI、SERGE NEW ORDER…さあ君もロボット作業台で新たなるSERGEを作ろう！
先代の意匠を継ぐもよし、ゲテモノにするもよし…


大体キャッスル奪還後ともなると流石の111もセントリーボットに慣れてきてしまうので、キャッスルで遭遇する彼の印象も「珍しいネームド」(若しくは「爆発物誤射誘発ババア殺し」)位しか残らない、ちょっとかわいそうなロボットである
にしても折角こいつがいるならマイアラーク襲撃時に少しくらい使えばよかったのではという考えも浮かぶ。あの頃のミニッツメンは貧乏性だったのかもしれない

オートマトロンを導入した将軍諸兄は、SARGEⅡを作成するのも乙なものである。

Sargeとは下士官（米軍では軍曹）を意味するSergeantの略称。
また電気回路に瞬間的に流れる大電流の事をSurge currentと言い、2つの意味をかけていると思われる。

キャッスルの地下通路に放置されているセントリーボット。
こちらの移動を検知して起動する。
同行していたロニー・ショー曰く、以前からミニッツメンが所有しているもののようで
「心配するな、こちら側のものだ。」とのこと。