マクガン将軍

数十年後でも遺体が残っているのは、死蝋化現象ではないだろうか。
低温で菌が繁殖せず、湿潤であるがゆえに乾燥しない環境下に長く遺体を放置しておくと腐敗せず、体組織が蝋状やチーズ状になるケースがある。この場合、遺体は半永久的に保存され続けるが、いずれは体組織の経年劣化で「溶け出す」運命にある。
ミイラとの違いは乾燥していないこと。
推理小説や映画が好きな諸氏には「八つ墓村の落ち武者」と言えば分かりやすかろう。

ちなみにOld Guns中のロニーの独り言からも分かるように、物語の40年以上前の2240年代に亡くなっている人物。
白骨化しておらずちゃんと肉体が残っているがよく見たら他の死体と比べて肌の色が青白いように見えなくもない…

SARGEを少しでも離してから倒してあげないと御遺体の首が吹っ飛んでしまって顔すら拝めない状態で発見される可哀想なお方
デフォルトで首が無いと思っている現役将軍も多いことだろう

その勇敢な死に様、ただ服を剥ぎ取るのでは申し訳ないので
代わりの衣服と酒を置いていくことにした

惨殺された死体、殺し合いの結果出来上がった死体、恐怖や絶望に耐えきれず自殺してしまった死体など、とにかく死体には事欠かない連邦だが、彼の様に自分の信じた物の為に殉じた事がはっきりとわかる死体はそう多くはない。

直接的には誤認情報だったとはいえ、彼の命を賭した行動が武器庫を守ったのも事実。そしてその武器庫は時を経てロニーの手により発掘され、新しく生まれ変わったミニッツメンの為に使われている。彼の命は確かに未来に繋がっているのだ。

見ていますか、将軍。ミニッツメンは貴方が居た時と同じくらい、いえ、それ以上に強く立派になりましたよ(オートマトロンを量産しながら)

服を剥ぎ取られる為に配置されている残念じいさん

ただ彼はこの時代のミニッツメンもそうであるようにレーザーマスケットと弾薬のフュージョン・セルを持っている
……のまではいいのだが武器もないのに謎のプラズマ・カートリッジ(100)を所持している

もしかしたら没になった武器でも所持してる予定でもあったのだろうか…？

NPCのモデル自体がそうであるといえばそれまでなのだが、脱がせた後のヌカランチャーがやたらロングバレル。
屍蝋化しているというのにご立派なもので…。

そしてそのセントリーボットもキャッスル陥落からの歳月でプログラムが壊れてしまっている。
何とも報われぬ御方である・・・

地下に居るセントリーボット君はハッキングして連れまわせるが、壊さないとクエストが進行しないので大人しく壊そう

だがミニッツメンの将軍の制服も他の一点もの服の例に漏れず強化はできない。あくまで嗜好品である

着ていた服はロニーに「この爺さんにはもう必要ないからもらってやれ」と言われる。
汚れは目立つが勲章などもついていて結構かっこいい。

>>3
マクガン将軍の主観では、マイアラークではなくベヒモス級に先導されたスーパーミュータントが攻めてきたのだと勘違いしていたようなので、万一でも隙を作って武器庫の存在を気づかれる訳にはいかないと考えたのではないだろうか
そこに武器庫があると知られたら、壁を壊すなどして入り込まれる可能性があるわけだし

キャッスルの重要性を考えれば、封鎖後に援軍を待って再度逆襲を考えるのも無理は無いと思われる。
マクガンにとっての誤算は、本拠地の失陥に対して援軍が全く来ない位にニミッツメンが及び腰だったという事だろう。

ふと思うのだが、武器庫に通じる扉を開けて、閉める作業をしてから閉まる間に脱出すれば助かったではないだろうか
可能なら逃げる間に地下にあるセントリーボットを囮にしても良いわけで
救助が来ると思って追い込まれるまで意外と油断してたのかもしれない

極限状態、制限された状況の中ではまずまずの最善を尽くし、
最後の飲酒も脱水症状に陥ることを覚悟のうえで「末期の酒じゃ！」とばかりに飲んで逝ったある意味天晴な人物。
・・・なのだが、その辺りの事を理解しない層には「なにこのアル中？」的な扱いを受けているのがなんとも不憫である。

ミニッツメン歴代将軍の一人。
キャッスル失陥の際、武器庫を内側から封鎖し守りを固めるが、
期待した援軍は遂に現れず、そのまま死んだ。