ミスティック・パイン

裏手の墓には花が供えられ、その前には車椅子に乗った白骨。
この白骨は着衣の色から女性と推測される。
核戦争が勃発の報に触れた彼女は、先だった夫の、あるいは親友の墓の前へ行き、
懐かしき思い出を墓に語りかけながら、最期の刻を迎えたのかもしれない。
核の炎を浴びて亡くなったのか。致死量の放射線を浴びて亡くなったのか。
いずれにしても、速やかな死であったと思いたい。
このゲームには語らずして語っている場所が多いが、私が好きな場所のひとつ。

>>1 で言われているコーヒーポットは「ルクソ醸造のコーヒーポット」のこと。
やや珍しいジャンクではあるがスカイレーン1981便やコルベガ工場でも手に入る。

ミスティック・パイン居住地化MODを導入すると、意外と内部を明るく豪勢に飾れるのでおすすめ。固定の居住地がなさそうなマクレディ、ケイト、キュリーらの待機場所にすると部屋数も良くなかなかいい雰囲気になる。

ヌカコーラ販売機、ソーダ機、エスプレッソマシン等置きまくるとめっちゃこう、いい。

レキシントンの最東部かつベッドがある場所。
レキシントン市街は敵の数的にも寝具の質的にもあまり休まる場所ではないのでスターライト・ドライブインの開拓前はサバイバルではここをセーブポイントとするのがよいだろう。

ミスティック・パイン真上の高架には無人のレイダーのキャンプが設置されている。
ベッドと道具箱、シュガーボムが設置されていた。
またそこから東側は崩落しており、コルベガなどの方面から続く高架の終点となっている。
廃品のフェンスでバリケードされている上、景色も素晴らしいので居住地化modを入れている将軍は利用してみてはいかがだろうか。

裏手から湖に降りる途中の配水管にマイアラークの卵があったり、岸辺にマイアラークやマイアラークハンターが潜んでいたりと油断できない。

パインとは松のことであり、往時は湖の畔に立つ松林に囲まれた閑静な老人ホームだったのだろうか。強引に訳して『ミスティック湖まつのき園』とでもすればいかにも介護施設にありそうな名前だ。
敵も中立NPCもいない、完全に無人という意外に珍しいロケーションだが、近くの漁業者はミスティック・パインの池に住んでいる、とコベナントのターミナルに記録されているのであるいは彼はここを釣り小屋として拠点にしているのかも、と想像を働かせることもできる。

恐らく車椅子や医薬品が多かったり、棺桶のストックや墓地があったりすることを考えると戦前は終身介護施設(老人ホーム)だったのではなかろうか。

恐らく序盤でコルベガ組立工場にクエストで行く前に立ち寄るであろう場所
とはいえ医薬品はあるものの置かれた物資は少ない。

初見だと敵がいない事に拍子抜けする施設
戦前の様子を伝えるメモやターミナルも無いので謎が多い場所

戦前のアメリカにしては比較的マシな施設・・・と思いきや、
白骨化した女性が横たわっている部屋にはベッドサイドにジェットが置いてあったり
倉庫として使われていたスペースに閉じ込められている、
車椅子に乗った白骨死体があったりとここも入所者の扱いは例外ではなかったらしい。

悲しきかな、地下は棺桶のストック場所にもなっている。
施設の裏には、ひっそりと墓地が隣接している。

ちなみに、エントランス横の車（クーペ）から木にジャンプし屋上へ上がれる。
北東にベルチバードが半分沈没しているのが見えるが、そこにはパワーアーマーも沈んでいる。

ミスティックは、マップ同位置に実在する湖と川の名前。
松林に囲まれたミスティック湖から南へ流れ出るミスティック・リバー、その川を舞台とした同名の映画が有名である。

コベナント西のロケーション。
「ゴミの街の馬鹿な商人の話」が落ちている。
保養施設か老人ホームかは分からないが車椅子の数が多く、薬がやや豊富。
地下には発電機にフュージョンコアがあるので抜き取っておこう。
なおここのコーヒーポットはなぜか他のコーヒーポットと名前が違う。