グリッスル

ミニガンを持って屋上に出た時に「そのステキな銃をもっと近くで見せてくれよ」
と宣うレイダーが彼。
ちなみにミニガンを持たずに出ると「ちょっとみんなで話し合おうぜ？」と言う。
今作のレイダー特有の間の抜けっぷりのせいか命乞いにも聞こえる。

ちなみに彼の死体の側をサンクチュアリに向かうプレストンらの一団が通ると、スタージェスやプレストンは「こいつを仕留めたなんて信じられない」や「近くで見るのは初めて。幸い死んでるようだ」などのコメントを残す。
プレストン達にとっては印象の強いレイダーで、それなりに恐れられていたようである。

と筆者も思っていたのだが、このコメント、どうもデスクローに対して発されたものの可能性も高い。仮にそうだとすれば、デスクローと比べて見ればレイダーなんぞ印象の薄いモブだが、それにしたってノーコメントとはあんまりである。

場合によっては連邦でこの先生きのこることができる
たった一人の名ありレイダーである

新サバイバルでは、なかなかのタフさと強化された攻撃力でパワーアーマーを貫いて111を追い込み、コンコードにもボスがいる事を覚えさせてくれる

しかし直後に現れるデスクローの絶望的な強さの前には、やはり111の記憶からは消え去る悲しき運命にあった。

この記事を読んでも「いたっけ？」「いたのかな」「いなかったかも」の疑念が消えない。

コルベガ工場にある彼のターミナルにはプレストンが被っている
変わったカウボーイハット（ミニッツメン・ハット）は俺のだ！と書いてある。
髪型といい、やはりファッションにこだわりがあるのかもしれない。

チュートリアルクエストでやられる雑魚キャラその1みたいなポジションだが、
一応レイダーグループの中ボスらしく装備は名無しの雑魚よりも強力。
また、コルベガ工場内で使える鍵を持っているものの、コルベガは結構遠い。
完全に忘れたころに「鍵を使いました」と出るアレの正体は彼の持っている鍵である。

顔そのものは最初から固定されている様子。
ホワイトカラーにカラーリングしたお洒落なモヒカンヘアが特徴的なレイダーには
珍しい整った容姿をしている。
なおそのまま直訳すると軟骨とか肉すじとかという意味になる。
元ネタはスロッビング・グリッスルという1975年にイギリスで生まれたパンクバンドかと思われる。
ヨークシャー地方では港湾労働者を意味するスラングでもあるのだとか。
つまりは一応、彼はお洒落のつもりでモヒカンにしているのだろう……
全く印象には残らないが。

おそらく、本作イチの『いつの間に登場していつの間に殺してたんだ』のレイダー

パワーアーマーの圧倒的強さとデスクローの衝撃の登場のせいで完璧に忘れられることが多く、「あれ？こんな死体来た時にあったっけ？」となる

たかがパイプ装備+αの割にはパワーアーマーにもデスクローにも全く物怖じしない豪胆なレイダー。
惜しむらくはジャレドにもう少し良い装備が渡されていれば、というところである。

コルベガ組立工場地下で宴会を開き、大騒ぎしてグールを呼び寄せてしまったこともある模様
後にコンコードでもミニッツメン相手にドンパチ騒ぎした結果、主人公やデスクローを呼び寄せてしまったりと何かと不運な男である

パワーアーマーを着た主人公と対峙するコルベガ組立工場のレイダー。
ジャレドの命令でプレストン・ガービーの一行を追い詰める。
主人公とドンパチを始めた結果、後ろからも強敵が現れることになり、まさに前門の虎、後門の狼状態。
最後は虎が狼との戦いに必死になっておざなりにされる運命にある。
工場では保管庫の管理を任されていたらしく、鍵を持っており保管庫の前には彼のターミナルもある。