ジャレド・グレシャム

粋な計らいで登場させたんだから、せめてProtected属性くらいは付与してやれよベセスダ…

すぐ退場する彼にフルネームがあることに「？」と思った方もいるかもしれないが、実はFallout4発売前に亡くなった青年の名前を使用したキャラクターである。

現実世界のJared Gresham氏は大学進学を控えたゲーマーで、2015年11月10日発売のFallout4も事前予約済みだったが、発売まで数週間という10月22日に交通事故に遭い、ゲームをプレイすることなく命を落としている。
その死を悼んだ彼のゲーム仲間がFallout3、4のリードデザイナーEmil Pagliarulo氏に連絡を取り、開発スタッフがDLC：Far Harborの内容に手を加えNPCを増やし、その中の一人に故人の名前を冠した。これがジャレド・グレシャムである。

……要するにヌカワールドのエヴァンやTESの虐殺者エリクと同様、亡くなったファンを登場させたキャラクターなのだが、この二人に比べ登場の仕方のせいか知名度が低いのが実情。
しかし上記の二人が作中でも安穏な状態にあるのに比べ、「命の危険に晒された彼をプレイヤーが救える」という流れが用意されているのはジャレド・グレシャムだけである。
敵味方入り乱れた乱戦になるためなかなか難易度は高いが、是非クエストプレイの際は彼の生存を狙ってみてはどうだろうか。

歴戦の将軍だったり戦闘のプロだったりするBOSソルジャーだったりする主人公が八面六臂の活躍で彼とサバイバー全員を助けると
「ま、まさか、全員が助かるとは！信じられん！ありがとう本土人！」
と感謝の言葉が少しだけグレードアップする

は？報酬の上乗せ？
そんなもんはない。ただ、人間を助けて感謝されるのは
僅かなキャップの上乗せよりも価値があるとは思わないか？

その後彼はコルベガ組立工場へ向かい、イスに座って主人公を待ち受けるのであった・・・というデジャブ的な展開にはならないが、「あれ？ジャレドが生きていた？」と思ってしまうが、別人である。

サバイバー達と一緒に船の補強用に資材を集めていたが
ガルパーやアングラーに襲われ、ファーハーバーに逃げてきた。

恐らくファーハーバーに来て最初の戦闘であり、味方NPCは多いが戦力としてはあまり期待できず、この人も例外ではない。
＞＞1の通り、名前はあるが不死NPCではなく、
敵のヘイトが分散しやすいこの戦闘中に死亡する可能性が低くない。
（彼の生死は今後の展開に一切影響しない、台詞変化もない）

生存すると僅かではあるがキャップをくれるが、自分達が逃げてきたのにファーハーバーに入れてくれなかった住民達に嫌悪感を示し、そのまま本土へと帰って（ゲーム的には消えて）しまう。

ファーハーバーの住人の一人
…といっても筆者は到着時の戦闘で戦死してしまった為詳しいことを知らない。
(私的な理由も含めて)追記を求む。