グロッグナックとルビーの遺跡

タイトルによれば2063年のHubris Comic Game Studio製のゲーム
他のゲームに比べ相当古い時期に作られたようだ。

確かにフィールドにうろついているモンスターの方がHPの攻撃力も上なのでラスボスに第二形態があると期待した人もいるのではないだろうか…

まあまあ長いが、根気よくやればエンディングは見られる。
ちょっと詳しく書くと(うろ覚えだが)。
ターンの間にできる行動は
攻撃、特技(キャラによって異なる)、防御(+mp回復)、体力の回復。
grog 敵に3回ダメージを与える。
maula 防御をしながら攻撃する。
bloppo 能力を使うと、しばらくの間敵を攻撃した際に追加ダメージが入る。
swift 能力を使うと、しばらくの間味方の受けるダメージが減る。
zaxfar 敵を眠らせる。
特にswiftの能力はかなり重宝する。コイツがいるか居ないかでダメージの量が変わるので、ぜひ仲間に入れておきたいところ。
個人的な感想だが、ラスボスよりもフィールドをうろついている敵の方が強い気がする。ダンジョン、フィールドをうろついている敵を全て倒した後にラスボスに向かうと拍子抜けするかも。
また、おそらくだがマップ右上あたりに出現する敵は、何度でもリスポーンするようだ。装備こそ落とさないものの、ゴールドは手に入るので、教会でお金を使いすぎてもアイテムは購入できると思われる。しかし、仲間が一人死んでしまったらいっそのこと全滅しよう。また、コンティニュー画面で諦める選択肢を選んでしまうとタイトル画面に戻ってしまう。筆者もラスボス前の装備集めをしていたときにタイトル画面に戻ってしまった。くれぐれも心を折らないように。

https://gaming.stackexchange.com/questions/251661/can-you-save-your-progress-in-the-grognak-minigame

To be certain all your progress is saved correctly, be sure your character is located on the overworld

セーブ場所を選べばセーブ可能みたいだな

翻訳されてないとはいえハマる人はハマるので、クリア後には「ハッ！俺はfallout4をしてたんだっけ…」という感じに。

何故翻訳されてない？ふざけるなタカハシ！と思う人も居ると思うが、実はこのゲームそもそも、辞書データ内にこのゲームのデータがない。

つまり、本社から渡された翻訳データの中にそもそもこのゲームのデータが入ってなかったため、翻訳するにも出来なかったものと思われる。

全てあの文字もスクリプトでゲーム内で生成してると思われるので、有志による翻訳もおそらくスクリプト自体をいじる必要がある。

元ネタはダンジョン＆ドラゴンズ＋ドラクエ1だろうか
セーブが出来ないのは本当にしんどい

1:北西へ向かい山沿いの呪い師の塔へ。Dawnlight LocketとTomeを
　持ってきたらGrelok（ラスボス）のところへ行かせてやると言われる
2:スタート地点東にある船着場へ。船長に灯台のモンスターを退治しろと言われる
3:灯台に行き、Wraithと戦い倒す。倒したら船着場へ戻る
4:80ゴールド払い、舟に乗る。80ゴールドないと乗れないので道中で確保する事
5:渡った先のマップで北西へ行くと南北をつなぐ橋の北側に軍隊のキャンプがある。
　ここでMingyelと戦い、勝つとTomeを貰える。
6:少し西に行った所でZilとBramble、Guardian dogと戦う。勝つと
　Dawnlight Locketを貰える。Dawnlight LocketとTomeを持って呪い師の塔へ。
7:マップ北東端にあるFoulwind Passの結界を通れるようにしてもらえるので向かう
8:Dread Wraithが進路を阻んでくるので倒す。倒したらRuby Ruinsへ。
9:Ruby RuinsでGrelokと戦い、倒す。倒すとエンディング。

主な攻略手順としては以上のようになるが、中断セーブがないため
エンディングを見ようとすると1～2時間程度プレイする必要がある。
かなりの長丁場になるので、時間に余裕がある時にプレイするのを推奨。
ハイスコア要素などはなく、クリアすると短いメッセージと「Play again?」のみ。
これをクリアする事で入手できるトロフィーなどもなし。

グロッグナッグとその仲間たち

Grognag:主人公である戦士、HPと攻撃力に優れ、怒りを爆発させて3回連続攻撃を行えるが、ダメージのばらつきが多い
Maula:素早く力強く、以前もグロッグナッグと共に戦ったこともある女戦士、イージスの構えによって防御をしながら行動をすることができる
Bloppo:素早く安定した一撃を加えられる盗賊、相手を眩ませる一撃でじわじわ体力を削らせる
Swift:自信のないエルフ、これと言った特長はないが、エルフの軟膏でパーティ全員の傷をやわらげる
Zaxfar:貧弱で非力な男、しかし、眠りの呪文で相手を確実に眠らせる事が出来る

このうち、二人の仲間を選べるが、一人で行くことも出来る
ただし、相当難しい冒険になるのは間違いない

以降うろ覚えだけどクリア手順を書いておく。英語は流し読みで単語しか拾ってないのでストーリーはあやふやだがクリアの参考になれば。

マップ左上の山沿いにある星の塔？で魔法使いらしき老人と会話。キーアイテムを二つ探してきてくれたらラスボスのいる城への道を作ってやろう的なことを言われる。
↓
スタート地点の近くにある船着き場に船が出現。船で女船長と会話。灯台にモンスターが住み着いて船が出せないとモンスター退治を依頼される。
↓
船着き場から少し東に行ったところにある灯台に行き、モンスター（レイス）を倒す。
↓
船に戻って女船長に80ゴールドを払えば島の北側に渡ることができる。
ちなみに北側マップ中央下部の川沿いにある警備所？に行けば橋を架けるイベントが発生し、南北マップを徒歩で行き来できるようになる。
また、北側マップの右上にラスボスの城があるが、今は謎の結界に阻まれて入れない的なメッセージが出て押し戻される。
↓
北側マップの真ん中のほうにある二つの建物（地下闘技場と傭兵団の砦？）で戦闘イベントが発生し、勝利することでキーアイテムが手に入る。
↓
星の塔に戻り、二つのアイテムを渡す。謎の結界を突破するアイテムをもらえる。
↓
結界を突破し、ラスボスを倒す
↓
エンディング

とりあえずエンディングを見ることができたので攻略のポイントなどを。

・敵は基本マップ上の建物らしき場所に出現する。建物の一部では買い物ができたり会話イベントが発生することもあるが、入ってみるまで分からない。一応建物に隣接すると地名が表示されるのでその内容から推測するしかない。なお、一度敵を倒した場所ではそれ以降敵は出なくなる。

・戦闘終了ごとにHPは回復するがFocus(MP)は回復しない。Focusの回復にはショップでお金を払う必要がある。戦闘で全滅した場合、戦闘開始前の状態まで戻るかあきらめるか選ぶことができる（あきらめるとゲームオーバー？）。

・一部マップ上を常に移動しているワンダリングモンスターがいるが大抵とても強いので強くなるまで近寄らないほうが無難。倒さなくてもクリアは可能。

・死者は教会で復活可能だが、お金がかかる。場合によっては全滅して戦闘前に巻き戻したほうがむしろ楽かも。

・成長は戦闘後に手に入る戦利品、またはショップで購入するアイテムで行う。最大HP、ダメージ、イニシアティブ（行動順）のいずれかのパラメータがアップする。
ただしパワーアップさせられるのは1回に一人。さらに敵の出現場所が限られているので、おのずと成長には限界がある。

仲間を二人選ぶといきなりフィールドに放り出され、訳も分からず移動してエンカウント、徐々に体力を削られて死亡というドラ○エ1で問題点にされるようなことが当たり前に発生する。

一応初期位置(仲間を選んだ直後に放り出される地点)に戻ればおそらく無料でHPとMPは全回復する為、時間をかけて徐々にシステムを理解することは可能だと思われる。

迂闊にクリックせず、じっくりと文字をメモして翻訳しつつ遊べばクリアすることは不可能ではないと思いたい。

問題はやはり中断セーブができないことだ。
ミニゲームはほぼ全て何らかのレトロゲーを意識しているのだが
なにもこれはそこまで意識しないで欲しかったと思ってしまう。

戦闘システムはシンプルで多数の敵が出現しても戦うのは常に1匹ずつのようだ。
①ゴブリン、②オーク、③ゴブリンシャーマンと出現してもそれぞれと順番に戦うようで、3対1の状況になる。
コマンドは通常攻撃、魔法攻撃、メディテート(MP回復)、リカバー(MPを消費してHP回復)と英語が読めなくてもとりあえず選んでみればなんとなく意味が理解できるだろう。
問題はセーブができないことだ。

英語版しかないこのゲームをクリアした猛者はいるのだろうか？

ロブコファンの雑誌の一つ。ゲームホロテープの付録付き。
ウェイストランドで人気のハブリス・コミック社から出版されている
グロッグナック・ザ・バーバリアンのゲーム。
メモリー・デンの地下の机の上で見つけることができる。

仲間を最大2人まで連れて冒険できるRPG
けっこうな数の仲間や敵キャラのドット絵が用意されている。
しかし残念なことに翻訳されていない。