ハブリス・コミック社

時代的に戦争と全く無関係ではいられなかったようだが、
しかしそもそもの業態が出版であるため、他の戦前企業の様にこっそり開発してた人体に悪影響を及ぼす遺物が見つかってウェイストランド人に直接被害を……といった事例とは縁がない。

……が、なにぶん娯楽や文化活動に乏しい戦後世界である。
この会社が残したコミックは一部の人間に大きな影響を与え、マンタマンや歴代のメカニスト、アンタゴナイザーといった奇人達の活動を後押しし、結果的に騒動の遠因となっている。
また4では戦後生まれのみならず戦前のファン達まで、この会社のコミック作品を模したヒーロー行為により世間を賑わす始末。
出版社であっても、戦後までお騒がせする戦前企業の例からは逃れられなかったようだ。

名前の元ネタはHasbro、会社の元ネタはマーベル・コミックだと思われる。

戦前の、漫画を主に取り扱っていた出版社。主な作品に「グロッグナック・ザ・バーバリアン」「シルバー・シュラウド」「マンタマン」「アンストッパブル」などがある。
実はHubris Publishing社（訳不明。ハブリス出版？）の子会社であり、同じ子会社に「グレロックの支配」などを製作したハブリス・ソフトウェアがある。米軍との繋がりも深く、反共産主義色の強い漫画を製作していたりもしていたようだ。