主人公が喋ったり既婚であることについて

喋るのは構わないけど、せめて何種類かの声を選べるようにしてほしかった。

Saint's Row 2の音声6種類（男女2種、訛り3種）から選べるシステムは本当に良かった
セリフ量が数十倍違うからできる話ではあるけど

運び屋の冒険再び、と温めていたロールプレイが最初から破綻したけど、音声で新しいキャラ作りに邁進できたのは楽しかった。
特に人造ショーンと出会ったときの怒りと悲しみに満ちた言葉は忘れられない。

オブリビオン→スカイリムという流れで強く感じたのが、ちょっとこのゲーム優等生すぎるなって事ですね、実は FALLOUT3,NVに比べて4は全く同じ不満を持ってます

ゲームに不要な無駄は省いて、プレイヤーに親切なガイダンスを演出して、ゲーム的にも難易度が大幅に下がったなという印象で非常に完成度が高く遊びやすい、ゲームとしてはオブリビオンや3,NVよりはるかに良くできてると思います

ただゲームとして無駄であろうと、プレイヤーの頭がNPCを追いかけて動く、終始表情が変わり表情の種類も多いキャラは喋らなくても息吹を感じるし性格も自分の中で作りやすい、敵はロード扉だろうとはるか大陸のはてだろうとプレイヤーの迂闊な行動を許しはしない、地獄の果てまで追いかけてくるのを涙目になりながら逃走するとか誰かに擦り付けるとか常に工夫を強いられ、宿屋に賃金払っても真っ暗な室内で案内もされないで、そこから先は自分で考えて行動しなければいけない、旧作のこういう所に私はいちいち感動したものです

想像の余地、自分で考える余地が少なくなるのはこういうところが失われるのではないか？と思っているので反対したくなるのです

どちらかと言えば。
でも今作はもうそういう方向性と納得した

それよりせっかく戦前の人間なのにそれを生かしたやり取りが殆ど無かったのが残念。戦前とのギャップについてもっと会話があったり、BOSから戦前の知識を根掘り葉掘り聞かれたりするようなイベントとかあったら楽しかった。

主人公含め今回声優がいい感じなのは◎
イベントや会話がボイスありきでおもしろいところもある。

だけど会話時の選択肢の少なさやテンポの悪さのマイナスを考えると・・・

喋るのはいい、だがキャラクターが固定されているのは言語道断。

ケロッグと対峙したときの怒りに満ちた訴えやシルバーシュラウドを演じているときの巧みな口上、レッドデス発見時の大笑いなどは選択肢のみではとても表現できないもので、声と主人公の歩んできた人生が存在しないと作れないような気がする。
しかし意味ありげながら、実際のストーリー内ではがイマイチ活かされていない戦前の来歴は必要だったのか？とも思う。ショーン周りの事情があるとはいえ主人公たちは普通のウェイストランド人でもいいような気がする。

キャラメイクできるRPGの主人公の理想像は運び屋だと思ってる一人のキャラメイクRPG至上主義過激派の意見というか文句を書き散らかさせてもらうと

声や経歴に限った話じゃないけど、FO4は全体的に顧客が求めていない要素が多く、顧客が求めていた要素が減退しすぎてる印象。
新しい取り組みそれ自体を否定する気はないけど、その為に過去作で出来ていた事が犠牲になったんじゃないかと邪推してしまう。
声や経歴が固定された結果RPが阻害されるって意見はここに限らず多く見られるし、かと言って上手く活かされてる訳でもない。
そもそもFOシリーズに限らず、キャラメイクできるRPGの最大の魅力はプレイヤーが思い描く主人公を自分の手で生み出してそれぞれのスタイルでプレイできる自由さなんだから、声や経歴との相性が悪いのは明々白々。
過去にトッド・ハワードがインタビューで「今回はドラマ性を強化する為に声付きにした」旨を語ってたけど、だったら最初から選択の余地が一切存在しない固定主人公にした方が理想的だし、自由度を売りにするならプレイヤーの想像の幅を狭める要素は運び屋よろしく可能な限り排除すべき。でも実際に出来上がった主人公は、取捨選択が出来なかったか両者の良い所取りをしようとした結果なのか、どっちつかずの主人公になってしまい、両方の魅力を潰してしまっては本末転倒という他ない。

今後のFO、TESともに今回の主人公みたいな中途半端なキャラクターが二度と現れないことを願いつつ以上の文句に選択肢の減退、クエスト関係の弱体化や諸々を加えたディレクターズカット版をチラシの裏に書いてきます。

経歴はそれほど反対って訳でもないけど声は非正規の大型MOD作る人から見たら相当邪魔なんじゃないだろうか

既婚で子持ちと言う自分との共通点だけで大分感情移入できました。そして勿論、インスルートを選びました。自分の子より大事に思うものはありません。

最初はマジかよと絶句したものの、
シルバーシュラウド絡みで顕著だが、喋る事によってこちらの想像を主人公が超えてきてすげぇ楽しかった。
自分の設定・思い通りに動く・動かすだけでは、満足はできても声を上げて笑えるような事は無かっただろうと思う。

というか多分、これに限らずケロッグや妻子絡みの熱演もそうだが、
設定が固まってないのにただ喋っても思い切った熱演はできないだろう！

唯一、軍人／弁護士の職業設定だけは不要だと思ったくらい

これくらいの設定こっちから合わせてやりますわガハハ

なくてもいいけどやっぱりあるほうが感情移入しやすいしね…

自らの分身であるべきだと思う

「自分＝主人公」ではないので気にならない。

寧ろ固まってくれていたのでとても楽しかった。

RPの幅がめちゃくちゃ狭くなった

ボイスが付いているのはむしろ望むところなんだ
ただ、選択肢に台詞が表示されていなくて予想外の返答をしてしまう事が問題なんだ

プレイヤー自身がRPに浸るには邪魔な物かもしれないが、既婚者で愛する人を目の前で殺されて子供まで誘拐されて…という展開から仲間の助力を得て物語を進めていく様子はまるで映画のようで、Falloutという世界を生きる運命を背負った主人公の一挙手一投足を、主人公視点という特等席で時に熱く、時に悲しい気持ちで見る(プレイする)事が出来るというのはとても面白い事だと思う。

まあそんな気分に浸れるのは1、2週目(夫婦1プレイ分)位の物で、3、4週目とデータを作っていくと主人公が既婚者だって事も息子が拐われている事も忘れて連邦中を好き勝手に歩き回ってるんだけどね。

開発者は何を考えてこんな設定にしたんだろうか
その割に、メインクエスト以外では、特に喋ったりこの経歴じゃないと成り立たないという場面はないし
少なくともMODでクエストを追加するのは違和感なしでは不可能になった

主人公が喋り、経歴が固まるのはfalloutシリーズの中で初めての試みでどうなるのかと思ったが、たまにはこういうのも良いかなと思えた。
でも、次回作では無くして欲しいと切に願うよ。

あたえられた環境でRPするから気にならないです

外伝ならまだいいけどナンバリングではアウトかなぁ
初代からRPがキモのゲームで、それを多分に阻害する要素を入れるのは無しだね
そもそもこういう話題が出ること自体少なくとも成功と呼べるものではなかったことの証左だと思う

怒りや悲しみ、シルバーシュラウドまで…
声優さんお疲れ様でした。