虫

すばしっこくて的が小さい種は、VATSが有効。
近寄って近接武器を振り回すと、案外簡単にはたき落とせたりする。
新聞紙を丸めた棒は、世紀末にも通じる知恵だったようだ。

後、虫があるなら人間の項目があると思っていたが案外無いんだな。

過去の作品では「昆虫」と括っていたので「サソリは昆虫じゃない」などの要らぬツッコミを受けていた。
本作では「マイアラークと虫」、要するに節足動物全般へと括る範囲を拡げている。

ワーム（蠕虫）は節足動物じゃないが、日本語なら「虫」に含むからいいんだ…

ゲーム的には「害虫駆除の」でマイアラークと一緒に対策が打てる。
対象は非DLCがラッドローチ、ラッドスコルピオン、ブロートフライ、スティングウィング、ブラッドバグ。
DLCがハーミット・クラブ、フォグ・クロウラー、カマドウマ、羽アリ、巨大アリ、ブラッドワーム。

虫。
嫌いな人は嫌いだし、好きな人はとことん好きな生物であるが、フォールアウトの世界ではFEVとRAD汚染の影響で食料になるレベルで巨大化している種を目にすることが多い。
いきなり地面から這い出てきては飛びかかってくるラッドローチ。
指の太さ程もある口吻を突き立てて吸血してくるブラッドバグ。
幼虫を飛ばして寄生させ、銃で撃たれれば爆発四散するブロートフライ。
高速で近づき旋回しながら尻尾の毒針で着実にダメージを与えてくるスティングウィング。
素早い移動で翻弄し、堅固な外殻で生半可な攻撃を防ぎ、強力な毒と鋏で相対した者を恐怖させるラッドスコルピオン。
上記5種は連邦内で見かけることができる。他にも死体に集るハエや環境音としてセミの鳴き声が聴こえたりするが、ハエは巨大化を免れ(もしくはコバエが巨大化してあの程度なのか)、セミに関してはその姿を拝むことはできないようだ。