ヌカ・マスコット腕

Mr.ハンディの左右の眼と腕は同じ部位に装備するので本来なら排他関係にあるが
この腕だけは恐らく設定ミスでそれがなく、眼と同時に装備が可能である
その場合、当然ながら眼と腕の根元が重なり合ってしまうので見た目は犠牲になる
腕自体の性能はプロテクトロンの腕の下位互換であり(アーマーが装備できない)
積載量は多いがライフは低く、近接攻撃のダメージボーナスもない
特徴である左右の眼との併用も腕にアーマーが装備できないので帳消しである
結局の所、この腕の利点はスラスターアームの射撃武器と
腕部の射撃武器との併用が可能という点に尽きる
とはいえスラスターアームの射撃武器の性能はそこまで高くないので
実用性よりも趣味や浪漫を求める人向けのパーツと言える

ヌカ・ワールドで追加されたオートマトロンの腕パーツ。
『見れば分かる』と言いたくなるのは重々承知であるが、敢えて立てた理由は、このパーツは他のパーツにはない『あるアドバンテージ』を持っているからである。

通常『Mrハンディ胴体＋他のロボットの腕部＋Mr.ハンディスラスター』というカタチでロボットを組み上げると、スラスターアームの方に射撃武器が搭載できなくなり。腕部スロットが潰されて、Mr.ハンディ目も一つしか付けられなくなってしまう。

しかし、ヌカ・マスコット腕部のみ、その縛りを一切無視し。両腕武装を装備しつつスラスターアームにも遠距離武器を装備可能となり、更に眼部パーツも問題なく装着することが出来るのだ。
これにより、3つの全ての眼部パーツの補正を受けつつ『腕部武装＋スラスターアームに付けられるレーザー等の射撃武器＋ノコギリ等の近接武装』といった装備を持った、全距離対応型Mrハンディを組み上げることが可能となるのである。

このカスタムであれば、腕部の射撃と併せてスラスターアームの武器も使ってくれるようになる。ロボブレインのメスメトロンやアサルトロンのレーザーと違い、基本的に腕部武装と同時にスラスターアームからの射撃を行うので、純粋に平常時の火線が一本増えるという点で優っている。
(腕部武器パーツがあると判断されて遠距離でもスラスターアームの近接武装が前を向いたままになるが、問題なく距離に応じた射撃武装を使い分けて攻撃してくれる。また、ノコギリ使用中は近接攻撃モーションになるため、腕部武器の射撃は行わない)

これにより『腕部ミニガンで相手をカバーに押し込めつつ。壁にライトニングガンを反射させて攻撃』したり『スナイパーレーザー等の射撃間隔が長めの腕部武器の装填の合間に、スラスターアームのレーザーでけん制』といった、通常の純正ハンディよりも多彩で戦術的な動きを見せてくれるようになるのである。

純正ハンディ一式に、『ヌカマスコット腕部＋スナイパーレーザー』といったカスタムにすると、オプション武装が付いたようになって中々様になる。
使う腕部武器パーツにもよるが、レーザー系の物であれば外観を損なうことなく武装を追加できるので、あまりごちゃごちゃとしたオートマトロンが好きではなく、工業用パーツで組み上げたい111にもお勧めできるかもしれない。

余談であるが。ヌカ・マスコット脚部やスペース・セントリー・レッグにMrハンディ胴体を組み合わせると、同じようにスラスターアームとマスコット腕部を取り付けられる。
しかし、この組み合わせだとスラスターアームによる射撃や近接攻撃は行わないので、スラスターアームはこしみののような飾りになってしまう。

どうやら、脚部がスラスターでない限り(移動タイプがMrハンディタイプとしてカウントされない限り)、スラスターアームは攻撃武装としては機能しなくなるようである。