ウィンロック

Long Road Aheadの冒頭のマクレディとの会話の中で、選択肢次第かもしれないが、ウィンロックとバーンズを買収できるかもしれないという展開でマクレディが次のように言う。

「キャップだけ手に入れて、念のために俺の頭に風穴を開けていくかもしれない
俺が会う場所を指定すれば、向こうは取り巻きを全員引き連れて来るに違いない
あるいは…
俺とお前で連中のところへ出向いて、何事か気取られる前に、終わらせちまったらどうだろう」

この流れから推察すると、
当該クエスト中マス・パイク・インターチェンジのガンナーは全員緑表示でスタートし、こちらの行動で何らかの条件を満たしてしまった場合に気取られて、後から敵対化する予定だったのではないかと思う。
何らかの設定の齟齬によりなぜか一般メンバーが最初から敵対してしまっていていつも通り対ガンナーの戦いになる中、予定通り緑表示のウィンロックとバーンズがいるので変に見えるのではないだろうか。

また、この二人は一般のガンナーと違い戦闘要員ではなく渉外担当である可能性がある。
レベルが低いのにある程度の階級を持った者を取り巻きとして従えているし、サードレールではグッドネイバーとの戦いを望まない旨表明しており血気盛んな一般メンバーとは違うように見える。

近くにあるタレットを壊して爆風で吹っ飛ばされても敵対しないことがある。
ここまでくると仕様なのか不具合なのかわからないが、傍から見れば鈍感な人にしか見えない。

大半がろくなイベントもなく問答無用で襲いかかって来るか既に殉職済みのガンナーNPCには大変珍しい、ネームド部下持ち、固有台詞とイベントあり、中立、(期間限定の)不死属性、クエストボス、複数他者からの言及があり、更にコンパニオンとの因縁すらあるというそこそこ存在感のあるキャラクター。

元ミニッツメンのクリントやガンナーのリーダーであるキャプテンウェスにすらまともなイベントが無い中で、このコンビはDLCのターミナルでわざわざ名前が出たりと(ガンナーの中では)中々の高待遇。
ほとんどのガンナーは111に出会ったらそこが墓場になるのだが珍しく彼らはそうでもなかったり、その出番を他のネームドガンナー達にも分けてやって欲しいものである。

多少話が通じそうな性格や不自然な中立など、もしかしたら他のガンナー共々開発中はもう少しイベントがあったのかも知れないが…

よほど低レベルで進行している場合は分からないが、周囲の名前表示なしのガンナーたちと比べ、はるかに低レベルな「ボス」NPCである。
敵対してくれないとあるが、こちらが攻撃しなくても敵対することはある。時間経過か特定エリア進入がトリガーだと思われるが詳細は分からない。