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ジャクソンカメレオンという現実にもいる角の生えたトカゲが、放射能だのFEVだので変異しまくった結果生まれた生物。
色々な意味でごんぶとな連邦のデスクローと比べるといまいち線が細く頼りないように見えるが、広大な感知範囲に加えて仲間の死体を見て即座に警戒態勢に入る同族意識、視覚以外の方法で運び屋を探知する視覚、ステルスキル以外での即死が難しい恵まれた体力、何より群れて行動することが多いなど一筋縄ではいかない強敵となっている。
特にグッドスプリングスから即北上した場合、見つかるスローンで忠告を聞き入れずに(あるいは安易な善意で)さらに北上すると、採石場の辺りから湧いてくる先生の洗礼を受けることになる…。
デスクローの多い場所には、強力な武器・防具と遺体が転がっているあたり、強装備なら退治できるとふんで、失敗した人々が大勢いるのだろう。
4以降から来た人は驚くだろうが、パワーアーマーでまったくダメージに耐えられない。これでは、特別な存在の運び屋以外はどうやって退治しているのやら。アンチマテリアルライフルを持った複数のデスクロー専門ハンターでもいるのだろうか。
モハビでこれだけ繁殖しているのでは、そのうち、デスクローによって、人類は滅亡するかも。
ニューベガスや3では、戦闘時などにクリーチャーの近くでポーズ画面を出すと、クリーチャーの息遣いのような音が聞こえるのだが、デスクローの場合唸るような呼吸音が聞こえる。それは死神の息づかいだ……。
かつて米国だった大陸の全土に点在するように棲息していると思われる。ここネバダ州南部でも全体に散らばるようにデスクローの群れが存在している。
主な大集団が存在するのは中央部のブラックマウンテンの麓で、南西部から続くモハビ・フリーウェイを挟んで西側にある採石場ジャンクションのグループは近傍の探鉱労働者の重大な脅威となっている。また同じくモハビ・フリーウェイ経由でニューベガスに向かおうとする者たちはここでデスクローの餌食となる。Vault19付近にも数匹うろついてるため、西側から北上するルートはどれもデスクローの生息域と重なっている。
東部にも一定数生息域がある。マップ北端寄りにあるBOSの隠れ家の周辺に4,5匹、さらに少し南に南下した付近にあるジムサム・トレインヤードにはヤング・デスクローと盲目のデスクローが群れている。そこからさらに東寄りに南下し、フーバーダムをさらに南に超えたところの、コロラド川の東岸にはマップポイントに存在しないデスクロー岬があって、ここのグループはベガスで最大規模である。
最後に南部だが、他の地域より生息数は少ないものの、プリムから南東にしばらく進んだところにある死に風の洞窟には内外でデスクローが活動しており、最奥部には伝説のデスクローが命知らずなハンターを待ち受けている。他、ニプトン通りから北上する細い道路を北へ進むと、東に反れて北部へ抜ける隘路が存在するが、この隘路の中間部にはマップポイント、プリムパスがある。侵入者を阻むようにしてはぐれた盲目のデスクローがここにいる。
これらの生息域のうちで、採石場ジャンクション、デスクロー岬、死に風の洞窟の群れはデスクロー・アルファ(死に風の洞窟は伝説のデスクロー)とデスクロー・マザーに率いられている。
分類上は生物学的、遺伝子学的に操作されて巨大化、変形した森林棲息の爬虫類である。変異の過程で体色であった鮮やかな緑色と擬態能力は失われ、淡い土色となり、胴体前面は白みがかっている。
四肢は長く延長され筋肉は外見上から想像できるほど著しく発達し、本来樹上で体を支えるための鉤爪は伸長され鋭利な刃と化していて、その大きな膂力とともに振るわれた時にはすべての生物を容易く引き裂いてしまう。警戒状態にない時には歯を利用して鉤爪を研ぐような行為をすることもある。非常に攻撃的な生き物である。
背中には大きく突き出た骨格がいくつもの棘のような形を形成していて、頭部の眼の後方には湾曲して前方に突き出るような角が2対ついており、唇は失われて何本もの鋭く尖った歯がむき出しになっている。爬虫類に特徴的な突出した形状の眼部は頭蓋内部へ後退して前方へ移動し、人間の眼に近いような形状となった。眼球は白濁していて視覚は退化しており、彼らの高い知覚能力は嗅覚と聴覚に拠る。3本目の角が存在した位置は鼻腔になっている。角を除けば顔の構造は人間に近い。
また原生物と大きく異なる生物的特徴として、移動は後脚のみで2足歩行を行うことであり、同じく発達した筋肉から発揮される速度に追随可能な生物は特定の生物種を除いて存在しない。よって彼らから逃れるにはまずその脚を破壊する他ないのだが、小火器程度の銃弾では強靭な皮膚と筋肉繊維に阻まれて有効な損害を与えることはできない。
加えて原型生物との差異としては、社会性が備わり、群れを作って生活する点も挙げられる。成体となった個体がさらに発達するとさらに体躯が大きくなって皮膚の色が黒色化し、雌の場合は青みがかった灰色のような皮膚になる。角も肥大化して長くなり、同じく雌の場合は後方に向かって湾曲した形状となる。
英wikiによると、モハビ・ウェイストランドのフィールド上で遭遇するデスクローのステータスは次の通りで、レベル20、体力500、DT15、攻撃力125、Perceptionが7となっているが、採石場ジャンクションのデスクローはレベル15でPerceptionが8となっていて、体力とDTは同じである。知覚範囲が広く注意が必要である。他、
・デスクロー・アルファ(オス):レベル25、体力750、DT15、攻撃力300、Perception:8、採石場ジャンクションの個体はPerceptionが9
・デスクロー・マザー:レベル30、体力700、DT15、攻撃力275、Perception:8、他の個体に比較して格段に高い移動速度を持つため遠距離でも刺止めきれなかった場合は注意が必要である。脚部にダメージを与えても運び屋の移動速度に追随してくる。
・ヤング・デスクロー:レベル10、体力350、DT15、攻撃力40、Perception:6
・デスクロー・ベイビー:レベル10、体力100、DT5、攻撃力40、Perception:6
・ブラインドデスクロー:レベル20、体力500、DT5、攻撃力125、Perception:8
・伝説のデスクロー:用語ページを参照
6種のデスクローがネバダ州南部には生息している。DLC、Lonesome Roadで遭遇する3種のデスクローは下記の通り著しくステータスが強化されていて非常に危険である。初期レベルはモハビの個体と同じ数値となっているが、運び屋のレベルが30レベル以降になると10レベルごとに1段階強化されていく。下段の汚染されたデスクローについてはDTが0となっていて、数値上はPerceptionが8となっているがエフェクトにより0になっている。
・デスクロー:レベル(20、25、35、45)、体力(左表記のレベルごとに増加、500→550→600→700)、DT15、攻撃力(同じくレベル上昇により増加、125→187→280→350)、Perception:8
・汚染されたデスクロー:レベル(20、25、35、45)、体力(左表記のレベルごとに500→550→600→700)、DT0、攻撃力(同じくレベル上昇により125→187→280→350)、Perception:8→0
・ラオー:個別用語を参照
全てのデスクローの経験値は50で、倒すと3割程度の確率でデスクローの腕(WG1、VAL75)、デスクローベイビーを除いて、15%の確立でデスクローの卵(WG7、VAL400)を入手できる。また、DLC、Old World Bluesではストライプという小型のデスクローが登場し、Wild WastelandのTraitを入手していると遭遇できる。
旧世界において人類が同胞を滅ぼさんと欲し、叡智を以って生み出した異形生物の1つであり、新世界における死の1つである。Fallout4以前のシリーズ作品を通して、プレイヤーにとってもウェイストランドの住人にとっても最強の生き物であり、恐怖の化身であった。
New Vegasにおけるデスクローの攻撃方法は3通り存在し、離れていればものすごい速さでこちらに近寄り、一定の距離になると飛び上がって両腕を広げ、着地と同時に交差するように閉じる必殺の鉤爪攻撃と、至近近距離なら反動を付けずに繰り出される隙のない突き上げの必殺の鉤爪攻撃と、反動をつけて腕を横に振りかぶる必殺の鉤爪攻撃である。助走攻撃は少しでも距離が開いていると発動する場合が多い。すべての攻撃にノックアウト判定と大きなヒットバック判定が存在する。近距離で戦闘になった場合、とにかくヒットバックが大きな脅威であり、
「助走攻撃で吹き飛ばされる→距離が開いたため再び助走攻撃」
「近距離攻撃で吹き飛ばされる→距離が開いたため助走攻撃」
「ガード状態からノックアウトされて近距離攻撃で吹き飛ばされる→助走攻撃」
という状況に陥ってしまい、3度攻撃が繰り返される頃には瀕死になっている。なお、ものすごい速さでこちらに近寄ってくるので、逃げられない。手を出すなら防備、火力、Perksを十全に整えて挑戦すべき相手であり、しかし手段がそろっているなら群れていてもどうにでもなる相手である。それでも近接で挑むなら油断してはいけない。
プレイヤーがどれだけ強くなっても、初めてシリーズをプレイした時にこの生物に刻まれた恐怖はシリーズを経るごとに何度も蘇るだろう。ゲームシステム上のステータス以上に、世界観、設定上における真の強敵である。
のちの作品では虫や熊に食われたり、はては上位クリーチャーの主食になったりとウェイストランドにおける上位ヒエラルキーからの転落が著しいが、ここではその地位を脅かす存在はいないようだ。素早い、銃弾で止まらない、一撃死、徒党を組んでいる。理不尽の象徴である。