DT

実際装甲というのは「抜かれるか」「抜かれないか」という話なので、NV全般の仕様に言えることだがかなりリアルな設定である。
例えば戦車の場合、装甲は撃たれる前提の部位であるためいくら破損しようと実質的なダメージにはならない。貫通し、内部に影響が出て初めてダメージとなる。
DRのようなダメージ軽減は現実だと防弾チョッキが弾の貫通を防ぎ、それでいてエネルギーは吸収し切れず組織が損傷を負った、くらいの狭い範囲の話になる。
また精神力だったり薬物で痛みを鈍らせるというのも考え方によってはDRになるが、こちらは上位NPCの耐性やMed-Xの効果としてゲーム中にしっかり再現されている。

>>4 を書いた者だがよくよく考えたら、リッパー、チェーンソー、サーミックランス(またはヒートランス)、ヤオ・グアイガントレット(シーズ・エンブレイス)、インダストリアルハンド等の武器はDT・DRが幾ら高かろうが無効化し八つ裂きに出来る事を思い出した…

そして思った…パワーアーマーってチェーンソーでバラバラに出来るんだなぁって…
パルス系の武器要らないんじゃねーかなって…

こちらのDTが相手の攻撃力を上回っている場合HPの横に防げた事を示す盾が表示されるが、実際のところノーダメージとはいかず微小ながらHPを削られる。
その為究極的には3桁近くDTを得た場合だと「サブマシンガン等連射の早い武器を持った大多数の敵集団」が一番怖いという状況になる。
また >>2 にある通り、デスクローの一撃はノーマルでも75~100とかあったりする為、例えレムナント・パワーアーマーを着ていてもそれだけではズタズタにされる。
ついでにカサドレスの毒は防御力で防げない。

結論：どんな手を使ってもやられる前にやれ。

>>3
実際にそう思ってそういったMODを導入してみて感じたのは、パワーアーマーがマジで戦車みたいな固さになって「これだよ」と思ったつかの間、DR40もあるとBOSはバンカー爆破でないとどうしようもなくなる程強化され、設定通りの強さになるので敵に回すと難易度がやばい事になる。
ベロニカ脱隊ルートが地獄と化す。

本作にはエンクレイヴ・パワーアーマー等の前作Fallout3のデータ残滓があるのだが、それらの防具ほぼ全てにおいてもDRからDTに書き換えられている。

しかしGECK等の内部データによれば既存のDR（ツール内表記ではAR）と別に設定が可能。
仮に両方の数値を設定すると、武器のDPSとDAMのように交互に点滅表示される。

・・・ここからは個人の感想だが、PAくらいはDRでもう少し色を付けて欲しかった。

旧作では炎や光学兵器耐性は勿論、このしきい値とDR（%形式）の両方が設定されており、どれも高い数値を誇るT-51(初代Fallout)やアドバンスド・パワーアーマー(Fallout2)を最強たらしめていた。

DRと異なり一定のDTを確保すればサブマシンガン等は怖くなくなる半面、PAでもデスクローの強烈な一撃を耐えきるのは難しくそのまま引き裂かれる運び屋の姿も見られた。

本作に採用されている防御計算方式
正式名称：Damage Threshold

DRと異なり、しきい値式、つまりその数値まで無効化というもので、例えばDT30ならDAM30以下のダメージは効かないということである。

特殊弾薬と合わせでゲームバランスを出しているので、特殊弾薬が採用されていないベセスダ製Falloutは基本的に未採用。

決して奇妙なキノコの話じゃないので、そういう話はしないように