放射能の王

Fallout3から4、76になってヌカ・コーラの瓶など大きくデザインが変わったものが多い中で、このメーカーのラジオのデザインは全く変わっていない。

ラジオは原子力で動いているためか、クラフトで作っても電気を必要としないが、テレビの方はそうではない。

「ははは…面白そうだな、その会社…さて…と、俺は、自分探しの旅のついでに、その本社までいくとしよう…キャタピタル・ウェイストランドへ…連邦よ、さらば…」

Fallout3作中でもジョージタウン付近にRadiation Kingが存在する
（本社かどうかは不明だが、2階建ての建物に看板が出ておりロケーション名も同じ）。
スカベンジャーが住み着いている他はラジオがいくつかとジュークボックスが
置いてあるだけで特にめぼしいものはないロケーションだが、壁には
「TRUST THE KING FOR ALL YOUR TV AND RADIO NEEDS」という
キャッチコピーのようなものがかけられている。

海外版Fallout wikiによると、Radiation Kingの本社はワシントンD.C.の近くにあるジョージタウンにあるという設定らしい。

この会社名の元ネタは、1994年に放映されたシンプソンズのシーズン6の10話「Grandpa vs. Sexual Inadequacy（おじいちゃんVS不能）」にて、ホーマーが幼少期のころ見ていたテレビのメーカー名「Radiation King」から。
最初期のブラウン管テレビは内部に使われている放射性物質の封入が甘く、現在の安全基準以上の放射線が漏れ出ていたということへのジョークの意味合いがあるという。

ラジオやテレビを販売していた戦前の企業「Radiation King」のこと。
自社名に Radio と Radiation をかける安定した戦前企業。
Fallout 3 の時点でも「放射能の王」と翻訳していたためか人が過ちを繰り返したためか、Fallout 4 においても「放射能の王」の名称で登場。
言葉としてはカスミ・ナカノのプロジェクトログや、ワット・エレクトロニクスのターミナル中にその名前が出てくる。
(当然ながらテレビなどに直接刻まれているメーカー表示は「Radiation King」のまま。)