USSデモクラシー

核戦争時の潜水艦というのは非常に辛い立場で
自分たちに直接的な被害はないものの、核発射の指令が出されとうとう核戦争が始まってしまったことを悟り本国も敵国も滅んだことを考えながらザオ船長のように心苦しく200年生きたりする

なおUSSデモクラシーは実在したがその正体は第一次世界大戦時に有事のため徴用された民間貨物船ジュピターだった。彼女はドイツ海軍のUボートに沈められることもなく任務を全うした。
米海軍の命名規則によると攻撃型潜水艦はノーチラス、アルバコア等の水棲生物かダラス、ニューヨークシティなどの都市名、またはジミー・カーター(カーターは原潜計画の一員だった)リッコーヴァーなどの人名、最近はバージニア級のような以前弾道ミサイル原潜に使われていた州名が使われるようになった。つまりデモクラシーのような名前は現在のところ存在しない。最も伝統的で海軍が思い入れを持つコンスティテューションやエンタープライズ、ボノム・リシャールのような名前を大型の艦が受け継ぐことはあるが…
Falloutの世界ではアンカレッジ作戦中にUSSインターフェアレンスという原潜がミサイル巡洋艦USSエボン・アトールに核魚雷を誤射して撃沈という悲惨な事故がおこっているがこういった「邪魔、干渉」なんかいう歴史を持たず伝統的でないただの名詞のは米海軍が余り好むものではない。むしろ艦名に形容詞まで入ってる野放図なイギリス海軍好み。エボン・アトールは太平洋戦争時の古戦場名なのでタイコンデロガ級以降のミサイル巡洋艦に採用しているものである。最もサンプルが少ないしあの世界の海軍事情もわからないのでどういう規則の変更が起こったのかは未だに謎であるが…

乗員寝室は当然だが狭い。人1人通るのがやっとで、両側4段ベッドに白骨死体があり、ぶつかりやすい為、一人称視点で歩くと目の前にいきなり骨の手がダランと落ちてきたりして心臓に悪い。

>>5
>>7 でも述べているが、現実でもキー自体は二つある物の、発射命令自体はほぼ完全に艦長の判断に任せられる。なぜなら海水は電波を良く反射するため、現代でも水面下の潜水艦との交信は特殊な波長の電波による単純な信号に限られるので、発射コードの伝達などは不可能だからだ。
その為、もし所定の位置で待機しても司令部から何かしらの信号が送られてこなかった場合、艦長は司令部が先制核攻撃を受けて壊滅したと判断し単独で報復核攻撃の実行を命令しなければならない。

恐ろしいシステムではあるが、海水という壁の問題上これ以外の措置は現実的ではないのだ。実際にキューバ危機の際、ソ連の核魚雷搭載潜水艦に米海軍艦が核搭載を知らずに攻撃した際、本部との交信ができないソ連の潜水艦内では最終戦争が始まった可能性を考えて、報復核魚雷の使用が議論されていた。（結局、艦長の理性的な判断でギリギリ核魚雷は使用されなかった）

ちなみに当然ながらICBMなどは即時の情報の交換が可能なため、本部とのリアルタイムの連絡により発射コードを取得、そのうえで管制官二人が同時にキーを回して発射可能になる。

>>5
発射キーは普通に持っている
現実の原潜では、発射命令を受信した後で艦長、副長、暗号解読担当士官 2 名で確認作業を行う
確認作業後に幾つもの再確認と手順を経た後で、発射可能にするキーを艦長が差し込んで発射可能になる
この世界では一本だが、本来は副長がもう一本持っていて同時にアンロックしないと発射可能にならない。

ニュークリアスの乾ドック内にある潜水艦はアメリカ海軍所属 USSデモクラシー。最終戦争時、アーノルド・ウォバシュ艦長指揮の元、ドックで出撃準備を行っていた核ミサイル搭載潜水艦である。

長期の哨戒には向かない大きさの艦だが核攻撃が可能で、出撃命令が出る直前に弾頭を搭載して素早く目標海域まで移動し、機動性を生かして然るべき攻撃や迎撃を行うための戦略型潜水艦だったと思われる。

現代の米海軍ではありえないが、フォールアウトの世界では艦長が核ミサイルの発射キーを所持していた模様。それについてはいまわの際に色々あったようで、肝心のキーはどこかに失われてしまっている。

>>2 　潜水艦にあるターミナルから、そこは教会のような扱いだったので、乗員寝室はニュークリアスCoA達の納骨堂または地下墓地なのではないだろうか？
元々あった乗組員の骸骨はデコレーションにでも使ったのだろう

>>2
片付けられてない遺体は、先人の聖なる遺体的な感じで残されてるのだろうか？
ガイコツもフュージョンコアと同じく祭壇のような所に置かれているため、特別な理由でもあるのだろうか

内部の乗員寝室の折りたたみベッド上には、大量の白骨死体がそのまま放置されている。
おそらく戦前の乗組員の遺体であろう。
「潜水艦内には聴罪司祭級の高位職ら数名しか入ることを許されないため、骨の片付けもされていないのではないか」
「だがニュークリアス特有の照明は設置されており、手は加えられている。遺体を片付けないのは何か特別な理由があるのかもしれない」
「当直明けで寝ていた乗組員が開戦時の核攻撃で全滅し、床に落ちている白骨は核爆発の衝撃でベッドから落っこちたのではないか」
などなど、いろんなことを想像させてくれる場所である。

ニュークリアス内部にある原子力潜水艦。
アメリカ軍の物なのだが、長江と似ている。この潜水艦自体の名前は登場しない。

長江のほうが1回り大きく、長さも1.3倍ぐらいあちらのほうが長い。魚雷発射管の数は同じだが、ミサイルの数発射口が少なくなっている。
また、入り口の塔の位置が長江に比べて前方にある。