ジャクリーン・スペンサー

地頭の良さから、かつてプロトタイプUP77を作成した天才カップルの子孫である可能性も否定しきれない。事実、ここで幸運にも生き残った学生はプロポーズ後に地下を脱出し、その後にユニバーシティ・ポイントが比較的キレイな形で残っている。たまたまなどではなく、本当は祖先が作成したものが巡りまわってたとしたら…

ベセスダがよく考えそうなことだななどと思ってはいけない。

彼女に降りかかった災難とそれを取り巻く人々、居住地が壊滅するまでの詳細な経緯については「ユニバーシティー・ポイントの消滅」の項目に詳しい。

自称はジャクリーンを縮めたジャック。
メモやターミナルでもジャックと記しているが、綴りは"Jacq"なのでカボット家長男（Jack）とは関係ない。

ユニバーシティ・ポイントの居住地に暮らしていた若い女性。故人。
大学のメール送信システムを復旧させるほど電子機器に明るく、父の目を盗んでは倒壊した学内でスカベンジングをしていた。

戦前のコンソールから原子炉研究データの断片を発見した彼女は、キャラバンにデータを復元できた場合の価値について相談するが、これがインスティチュートの注意を引いてしまった。
インスティチュートの使者が全研究データを引き渡すよう居住地の長を脅迫したため、住民は恐慌状態に陥り、彼女を人造人間だと疑い始める。
彼女は研究データさえ渡せばインスも手を引くかもしれないと考えたが、やっと研究室の在り処を突き止めたまさにその時、人造人間の襲撃が始まり、ユニバーシティ・ポイントは壊滅してしまった。