インプラントのアップデートセッション#7

>>3
ドクターの「ああ、損傷を受けていない完全なDNAサンプルだ」の前に、ケロッグのセリフが入っている

「Vaultから連れてきた、あの子供のことか…」

このセリフに、ケロッグの何とも言えない感情が見える。

この会話、ケロッグとドクターのテンションが全く嚙み合ってない。
ドクターは終始嬉しそうに弾んだ調子だが、ケロッグは投げやりとも取れる淡々とした声色である。不安がっていたり拒絶したりということは全くないが、嬉しいとか感謝しているという雰囲気も感じられない。
強いて当てはめるなら傍観だろうか。

この会話からすると一応麻酔を使用しているものの
調整の為に意識を維持できるぐらいに効き目を弱くしているので
気絶するほどにすごく痛むらしい。

インスの科学者連中が改造手術を受けたいとは思わず闇に葬った理由が良く分る。
自分たちのテクノロジーの恩恵は享受したいし
研究に没頭できる年月を大幅に伸ばせるのは非常に魅力だろうが
痛みを伴う原始的な手術は絶対に受け入れられないのだろう。
痛いよ怖いよママン。

Dangerous Mindsの没シーンの会話でもある。
そこでのケロッグの独白からするにこの人体改造はショーン拉致作戦の報酬のようだ。

改造を担当したと思しきドクターとケロッグの会話が録音されている、ケロッグの人体改造時の記録。
会話の内容から、ショーン（乳児）を拉致した少し後に行われたものと思われる。

ロボット工学部門とSRBの間の階段横の通路の先、エレベーターで降りた部屋の棚にある。