アメリカ独立戦争

史実の出来事で、アメリカ(独立)革命と呼ばれる一連の革命の中核をなす戦争。1775年から1783年のパリ条約締結まで行われた。

1775年4月19日、コンコードへ向かっていた英国軍はレキシントンで抗議に現れたミニッツメンと睨み合い、どこからか1発の銃声が上がったことで戦闘に発展しミニットマン側に死傷者が出た。英国軍はコンコードへ進軍し武器庫を破壊したが、集まった民兵とオールド・ノース・ブリッジで戦闘となり双方に損害が出た。英国軍は道中で「ミドルセックスの野郎ども」の襲撃を受け多数の死傷者を出しながもボストンへ撤退した。民兵はボストンを包囲した。
6月の大陸会議で大陸軍の結成とジョージ・ワシントンの司令官就任が決定。2日後の6月17日に英国軍はチャールズタウンのバンカーヒルを占領するも大損害を出し、ボストンは膠着状態に陥る。一方、現在のニューヨーク州のタイコンデロガ砦を占拠した大陸軍は砦の大砲を数か月かけてボストンへ運んでいた。
1776年3月4日、大陸軍はボストンを見下ろせるドーチェスター高地を一晩で要塞化した。これを見た英国軍は3月17日にボストンから撤退した。この時英国軍が占拠していた現在のインディペンデンス砦は破壊された。
なお独立宣言が採択されたのは同年7月4日なので、当時はまだアメリカ合衆国はなかった。


長くなってしまったが、上記がマサチューセッツにおける大まかな流れである。緒戦が行われたこともあって、ミニットマン（ミニッツメン）を筆頭に独立戦争の要素が至る所に盛り込まれている。やはりというかミニッツメンルートはその傾向が強く、本作のテーマのひとつと言える。
またジョン・ハンコックやポール・リビア、トーマス・ゲイジといったどこかで聞いたことがあるような人物もこの頃に活躍した。