全宗教会

キャピタルのアトム教会がアレだったこともあり警戒心を高めて銃を抜いたまま突入すると、内部は静寂に包まれていた。
それでも「アトム教会も大人しそうな雰囲気出しつつヤバいことやってたんだ、簡単に騙されてたまるか！」と息巻きトリガーに指を掛けながら牧師に話しかけたのだが、わかったのは彼が黒光りする筋肉モリモリマッチョマンの聖人であることだけだった。しかし、己がどんなに愚かな人間であるかを悟るには十分すぎた。
それからというもの、撃ちはせずとも善性の象徴とも言うべき彼に銃を向けた罪悪感から、毎日のように自家製のきれいな水とリブアイ・ステーキ、バディーが製造する冷えたグインネット・ブルーをお布施代わりに贈り、静かに祈りを捧げている。最近はヴィムの製造に着手し始めたため、彼に最初の1本を贈ってみようと思う。気に入ってくれたらその後の贈り物リストに追加するつもりだ。

>>10
神がいるかどうかはわからないが、邪神は存在を匂わしている。
ダンウィッチ・ボーラーの記事を参照。

レイダーですら死者に祈りを捧げる様子が各地で目撃されているので、必要なのはあくまで静かに祈れる場所とそれを管理する人間だったのかもしれない。クレメンツはそれ以上の役割を果たし、ダイヤモンドシティの住人からの期待にもしっかり応えているようだ
既存の宗教が廃れていること自体は皮肉に満ちているが、祈りという行為そのものを真っ向から否定しているわけではないあたりがFO的なさじ加減なのだろう

初来訪時は表にクレメンツが立っており、身の上話やこの教会の成り立ちを教えてもらえる。
彼曰く「数年前に用事で来た。移住する気はなかったが、親切な人々に出会えたので残ることにした」「この教会も彼らが建てた」とのこと。

ダイアモンドシティほどの集落でそれまで教会らしきものすらなかったというのは意外だが、町の周辺には戦前の教会も残っているので必要な時にはそこまで出掛けていたのだろうか。

Fallout: New VegasのDLC、Honest Heartsに登場するジョシュア・グラハムとダニエルは
明言はされていないが末日聖徒イエスキリスト教会、つまりモルモン教の宣教師である
彼らの故郷であるニュー・カナーンは戦前と同じく布教に熱心だったとされているが
DLC開始時点ではシーザー・リージョンに襲撃されてほぼ壊滅状態である
ザイオンでは現地部族のソローズがダニエルの布教を受け入れ信徒になっているが
運び屋が会話してみると洞窟の父を父なる神と同一視してたりと若干違った信仰になっている

>>5 >>6
Fallout3の物語で重要な意味を持っているのがヨハネの黙示録
101のアイツの母親が好んでいたという事は大戦後の世界でも何らかの形で残っているのは確実と思われる
更にDLCのPoint Lookoutではやはりキリスト教系と思われるフェイス教団の宣教師が登場し
アイツと黙示録の一節について語り合う選択肢がある

己の良心の命ずるまま、審問官の頭巾に審問官MODのマリーンアーマーそしてアトムの審判を携えてジハードを挑んでも良い

CoA「いやまったくだ」

現実の色々なわだかまりを持っているどこぞの一神教徒らも
見習って欲しい精神である

FOシリーズと似たようなシチュエーションのあるゲームに、核戦争によって地獄も天国も破壊され、信仰は神ごと死んだという設定があったが…

さて、核戦争という大罪を犯した人類を、神は未だ見捨てずに見守ってくれているだろうか。



まぁ最終戦争以前にFO世界の倫理観が酷かったところを見ると既に呆れられてそうだが

>>2
今作にカルマは無いんじゃ…

｢…教会？
絶対胡散臭いとこだろ！
教祖は詐欺師かイカレ野郎か？
俺は絶対騙されねーぞ！｣

と警戒心バリバリで（人によっては事前にセーブまでして）入ったブルーが心の汚れた己を悔い改めて出てくる所。


時は春、
日は朝（あした）、
朝は七時、
ダイアモンドシティに露満ちて、
タカハシはナニニシマスカ、
ナットは雑誌を読んでとぴょんぴょん跳ね、
神、そらにしろしめす。
すべて世は事もなし。

欧米人の世界観や言語の中にはキリスト教が強く根付いている。なので実際に
信仰されているか・聖書は教えを拡げ直せる程度残っているか等は置いとくとして、
少なくとも”まだ”完全には消えていないはず。
（Dear Hearts and Gentle People　の「They read the 'Good-Book' ～♪」の下りの
'Good-Book'が聖書を示している程度には根付いている）
我々が普段仏教や神道を意識して暮らしていないのと同様、形骸化しているのだろう。
……アメリカの移住世代であるピルグリム・ファーザーズ達はアメリカ大陸を自分達の信仰にとって理想的な土地にしようとした訳だが、最終的な結果としてウェイストランドが残されるのは中々の皮肉である。

ダイヤモンドシティの居住者たちが祈りを捧げているが、彼らに話を聞いてみると特定の宗教は信じておらず、ただ祈りを捧げることで気持ちが晴れやかになるといったようなことを言う。
チャイルドオブアトムなどのカルト教団が濫立している所を見るに、ウェイストランドではキリスト教などの戦前の宗教は既に忘れ去られているのだろうか・・・

教会にある説教台にはシリーズ恒例で麻薬や銃、戦前のお金などが
突っ込んであるというブラックジョークが多いがここの説教台の裏には
クレメンツ牧師のささやかな楽しみと思われる肉詰めと
グインネット系のビールが詰め込まれている。平和的である。

主人公のお節介によってはこの教会の出入り口で、前代未聞の結婚式が行われる事がある。

ダイアモンドシティのパブリック・オカレンシズの向かい側にある小さな施設。
平和的なものであれば、どんな宗教でも崇拝することができる。
そのための静かな場所を無償で提供してくれる場所。
信者席に座れば、一定時間経験値獲得量が増加するperk「Quiet Reflection」が付与される。