酒の密造者

割とやり込んできた(つもりの)二周目111だけど、ガンナープラザ近く歩いてて小屋が爆発したから何事かと思ったらコイツか…。存在を知らんかった。

しかし残留放射線が検知されるあたりヌカ・シャインでも再現しようとしてたのだろうか……

アメリカで密造酒と言えばウイスキーの事であり、製造過程で何度か蒸留を行う。
この蒸留工程が厄介で粗末な機材を使ったり作業者の不注意が元でしばしば爆発事故が起こるのである。

酒類の製造は蒸気機関が発明されるよりも前から行われており、最終戦争でハイテク産業が失われても存続できる。
連邦ではテイトやトウモロコシやマットフルーツ等に由来する植物デンプンが豊富に得られるため原料に事欠かず、産業として容易に成立する土壌がある。

ボブロフの最高の密造酒が連邦中のどこでも見つかる辺り、ライセンス生産かパチモン作りが行われているのかもしれない。

Red Dead Redemption2でも密造者が小屋で爆発を起こしているのが目撃できる。
ボブロフのもそうだが、密造酒は高値で売れる。時代は変われど、皆考えることは同じなのだろう。

ウィスキーやワインなど購入以外比較的手に入れ辛い酒類を手に入れるチャンスではあるが…
いかんせんある程度は爆風で変な場所まで吹き飛んでしまう
小屋の外や壁の隙間などに飛ばないことを祈る

コンソールコマンドを使い、爆発する前の様子を伺うと実は爆発する前から小屋の中でバラバラになって死んでいる

生きている姿を目にしようとスコープを覗きながら少しづつ前進するもあと少しのところで爆発
Mysterious Strangerを追いかけるニックの気持ちが少しわかった

死体にタールベリーが入っている事がある。
ケイトいわくタールベリーから作る酒がレイダーの間で出回っており、
味は最悪だがすぐに酔っ払うぐらい強い・・・との事。
おそらくこれを作っている最中に、核し味を入れようとして爆発したのだろう。

戦前の価値観からすればたしかに自家醸造は密造以外の何者でもないのだが、べつに法律があるわけでもないので酒蔵と呼んであげてもよさそうなもんである。
とは言え、それなりに稼働するもの作り拠点が即座に略奪候補に認定される世界、ましてやみんな大好きお酒の生産者なので、襲われないよう場所を伏せて作っていても不思議ではない。
そういう意味では密造っちゃ密造なのかもしれない。

こいついつも爆発してんな

プレイヤーの行動と運にもよるが、どこぞのド派手な格好をしたマフィアのボスのごとく永遠に爆発してバラバラになる体験を繰り返す運命を背負った人物である。
永遠に自らのコピーと戦い続けるアートとどっちがマシだろうか。

ちなみに場所はウエスト・ロックスバリー駅やショー・ハイスクールの南辺り

3やNVには密造酒というアイテムが存在し、
その酒の原料にはあろうことか核分裂バッテリーを使用していた。
恐らくだが何らかの手違いでバッテリーを暴発させてしまったのではないだろうか。

近くの小屋が爆発したと思うと大抵中でこいつらが死んでいる。
一体どんな酒を作ってたんだ...