ハンターの毛皮の服

　何かに似ていると思ったら、『プレデター』一作目のプレデターの全身装備だ。勿論部分的に、だが。
　プレデターは標的から奪った装備や肉体の一部をトロフィーや装備として己の体に装着するのだが、その狩猟部族としてのプレデターの精神が反映されたかのようなカッコいいデザインは実に秀逸で、見事にfall out の世界観における肉体パーツとして装着されている。
　これで(ヘビー系の)コンバットアーマーの水筒、メタルの丸められたマットレス、レザーアーマーの弾帯と多目的ポーチ、旅行用レザーのバックパックを(あくまでもデザイン的に)個別に取得する必要性がなくなった。
　更に特筆すべきはこの服、一部を除いた頭部系アーマー装着時におけるデザインの不一致が起きにくいのだ。派手さを抑えた自然色に見えて実は複数の色を織り交ぜながらカラフルに仕上げられているのが分かるが、そのカラーリングに起因するものと思われる。
　個人的にはガスマスクと併用装備した状態のマスコット頭部が一番しっくりくる。馬鹿馬鹿しく見えながらも何故か異様な符合性が滲んでいるように見えてならない。

どことなくだが、Skyrimのキチン装備に似ている。

あっちに出てきても違和感が無い。

ファーハーバーにてトラッパーがたまに着ている服の一つ。
重量：15、ダメージ耐性：15、エネルギー耐性：15、価値：45、という微妙な性能を持つ。
同じくトラッパーが着ており似たような性能を持つ「沿岸アーマー」と比べても性能が低く、頭部以外の装備スロットを占有する上、レザーアーマーなどを重ね着することもできず、バリスティックウィーブによる強化もできない。
性能としては残念な部類に入るが、デザイン面ではサバイバル要素が詰まっていたり仕留めた獲物が分かるようになっていたりとなかなか面白い。
特徴としては、バックパックや巻いて縛ったシートと丸い水筒、甲殻類の甲羅を加工したような肩アーマーとリスのような小動物の毛皮を並べた腰巻など。

また、腰巻の毛皮から何気にフォールアウトの世界におけるリスの存在を伺わせているが、残念ながらファーハーバーではそれらしき動物は確認できない。

なお、これの頭部用装備として「ハンターのフード」というものがある。
セットで装備し、ハンティングライフルを携えて猟犬（ドッグミート）と共にハンタープレイも悪くない・・・かもしれない。