ネットワーク・スキャナー・ホロテープ

失礼ながら… >>9 のテープはパトリオットとの連絡用で、内部データ収集用の本テープとは文字通り全然違うものかと思われます。

X6-88曰くインスティチュート製のホロテープは1枚に図書館の全データが
入るぐらいの記録容量があるらしいので、これがインスティチュート内の
端末で使えるのはいわゆる後方互換というやつだろう
サルベージした技術類を解析する際にも後方互換の規格ならば一々
別のターミナルや外付け機器を介さないでいいという利便性もある

しかし、こうした互換によりセキュリティ的に問題があった以前の様式を利用して
攻撃されたりデータを盗まれる事も実際あったりするのである意味リアルである
様々な事情からどうしても「互換切り」が必要な事だってあるのだ

複数の組織を掛け持ちしている場合は一旦渡したホロテープを返してもらう事もできる。
いずれの組織が用意した場合でもすべての組織が欲しい情報を抜き取れるあたり、メインフレームのデータを根こそぎにしているようだ。

インスティチュートに参加しない場合帰りは転送室にも見送りの人造人間が現れているが、彼らの目の前でコンソールにコレを突っ込んで良からぬ事をしても咎められる事はない。
持ち出されても構わないようなデータしか取れないように予め対処してあったのかもしれないが、施設の見取り図などが含まれてしまっているので情報セキュリティは甘かったと言わざるを得ない。

これに限った話ではないが、所持品に他のホロテープがある状態でロクに確認もせずに取得すると、いざあとになって探すときどのホロテープが必要なのか探すのが大変になる………と思われる。

筆者はこのテープを探すのに苦労した

200年経ってもインスティチュートの記憶メディアがホロテープのままというのが何とも恐ろしいところ。
科学の進歩を考えれば別の記憶メディアになっていてもおかしくないはずなのだが言わぬが花か。
しかし実際別の記憶メディアになっていたら、他のすべての組織はなす術がなくなっていたことだろう。

スキャンの結果何が見つかるかは主人公の選んだ派閥次第。
ミニッツメンなら古い施設の図面。B.O.S.なら脱走した人造人間のリスト。

使い方が分からなくて
「パソコン見てもクエスト進行しないじゃないか！？」ってなったのは筆者だけじゃないはず…だけじゃないよね？

インスティチュートへ潜入する際、内部のデータを収集するため…と渡されるホロテープ。