ロボブレインスモーククロー

「味方に装備すると弱いが、敵が装備すると結構強い」という法則が当てはまる装備でもある。
オートマトロンで出現するようになるジャンクロボがコレを装備していた際、近中距離をメインとするプレイヤーは注意が必要。
煙の見た目が従来のスモークまんまの灰色であり、エフェクトが分かりやすい炎とは違って回避がし辛い。
動きが早いMr.ハンディ型が装備しているとずっと視界を塞いだまま追いかけてくるので、どういう状況か分からずに体力をゴリゴリ削ってくるにで注意。

オートマトロンの腕部武器パーツ。
近距離に毒性のスモークを発生させ、敵にダメージを与える。

ロボブレイン用の工場アーマーが装備できるロボブレインの純正パーツであるのだが……。後述の理由から、頭部パーツの遠距離主体のAIとの相性がこれ以上ないレベルで悪い。
そして他の頭部との相性もそこまでよくはない。かなり趣味に寄った武器であるかもしれない。

どうも着弾即起爆と言うわけではなく投射された煙幕弾が一定距離を進んでから破裂するという仕様らしい(もしかしたら違うかもしれないが、実際の戦闘では概ね上手く当たることはなかった)。このため近すぎても遠すぎても当たらず。視界を塞ぐこともあって非常に扱いづらい。
AIもこの仕様を理解しておらず、敵との距離を無視して投射しまくるため、全く当たらない距離で煙だけをまいていたりと残念な部分が目立つ。

実際使えばわかるだろうが、相手が近接装備などでかなり積極的に近寄ってこない限り絶対に当たらない距離で煙をまき散らしているだけになってしまう。
接近戦に移行したら強いのか？と言われると全くそんなことはない。(恐らく)接触起爆ではない煙弾が敵の身体を貫通してしまい、何故かクロー攻撃も行わないため、近接武器で殴られっぱなしといった状態になる。率直に言って穴。

どうしても純正のロボブレインを組みたいといった理由があるのであれば止めないが、ロボブレインタイプにこれを取り付けた場合、実質的なダメージ源はメスメトロンのみになってしまうと考えた方がいいだろう。
少しだけ見た目を妥協してプロテクトロンオートレーザー等を装備させたほうが戦力としてはアテにできるはずである。