フィーンド

一応一つの集団ではあるのだが、システム的には『勢力』として含まれていない。チュートリアルも含めた部分はあるとはいえ彼らよりも弱小なギャングである筈のパウダーギャングでさえ勢力扱いされているにも関わらず、である。

その為いくらフィーンドを殺してもその場にいる奴らを殺しきってしまえば後腐れなく、Vault3内部の奴らやネームド賞金首以外はリスポンするのも相まって経験値や小銭稼ぎや武器の試し撃ちを求める運び屋にニューベガスでは貴重な実入りがそこそこある尽きない敵として重宝されている。部族やギャングでさえ勢力として成立しているにも関わらずレイダーはそうはならないという辺りに制作陣の拘りを感じる者も多いだろう。

所詮レイダーはどれだけ大きくなってもレイダーなのである。

ヤバいものを色々キメすぎているせいか肌が緑や紫に変色しているやつがおり初見だと中々びっくりする

南ベガスから追い出されたヤク中集団だそうだが、それができるなら、住民の力で殲滅はできなかったのだろうか。
クック・クックだの人買いだのVault3での虐殺と真正のクズどもだし、こいつらにNCRが苦難させられてるのは気の毒だ。

マッカラン付近から本拠地のVault3まで幅広く展開しており、なおかつ弱いので経験値や資金稼ぎには重宝する存在。
定期的に収穫すればうまい思いができる。

Vault3の様子を見てみると、中にはクスリの打ちすぎかそのまま亡くなっているフィーンドをちらほら見かける。
また、内部にはNCRレンジャーが潜伏しているのだが、罠に巻き込まれて死んだフィーンド兵以外は気づいていないような素振りも見せている。

全体的に色々とアレな連中であるのは中も外も変わらなく、
中心人物がいなくなるだけで簡単に、かつ完全に瓦解するのもさもありなん、といえる。

>>16 の言っている通りフィーンドを倒しているとあっという間にカルマがカンストするのだが実は上昇値の設定ミスである。これはフィーンドだけではなくフェラルグールなどを倒した際のカルマ値も同様である。
今作では3と異なり個人のカルマよりも勢力の友好値の方が重要になることが多い。
なので製作陣もカルマシステムについてのデバッグや調整をあまりしなかったのだろう。
とは言えカルマに拘る人には迷惑なバグなので、そういった人はフィーンドを倒したら手っ取り早く人の家の物を根こそぎ盗んで調整するかPC版ならばModを入れるかコンソールを使って対処するのがいいだろう。

彼らを倒すとカルマが上昇する
悪人プレイをしていてもこいつ等の住処で遊んでいるとあっという間にカルマが善良になってしまう

悪魔の事だが、歴代主人公の方がよっぽど悪魔・・・

戦闘中でも死んだ仲間に対し「自業自得だぜ」などと吐き捨てる辺り本当にその連携は脆い(vault3で確認)
リーダーと幹部さえ倒せば急速に瓦解するのも頷ける

Vault 3内部に居るフィーンドは、唯一いきなり攻撃して来ることはない
…というのも、モーターランナーに選抜された比較的理性的でかつまともな話が出来る者が集められているからで、Vault 3内での生活を許されることはフィーンドメンバーにとってある種のエリートの証ともなっている
…もっとも、初対面でいきなりトチ狂った発言をしてくるため、外の連中より話が出来るだけでイカれていることに変わりはない
内部人員曰く「外に居る連中には中に入れないなりの理由がある」とのことで、フィーンドが如何に不安定なバランスの下で成り立った集団であるかがよく分かる

>>9 にもある通り多くのフィーンドはレーザーRCWやレバーアクションショットガンなどの高品質な射撃兵器でドンパチするのだがビリヤードキューやバットを引っさげて突撃するフィーンドも少数ながら存在する。

近接武器の質そのものが貧弱という点ではNCRやリージョンの低レベル兵士もコンバットナイフやマチェットを所持しており珍しい事ではないのだがそれらは言わばサイドアームであり、フィーンドの場合「貧相な近接武器しか持たずに突撃する」構成員がいるのが特徴。
ヤク中集団という要素を際立たせる光景である。

薬物漬けかつレイダーであり、ボス格も上記の通り悪人揃いなのは間違いない
ただバグのせいかフィーンドを倒すと物凄い勢いでカルマが上がる
悪人プレイ中に小遣い稼ぎでもとフィーンドを倒せばすぐ善人になる

3では殺人一回と綺麗な水の施し一回でプラマイゼロだったが…

>>4 に付け加えておくと、モーターランナー、クック・クック、バイオレット、ドライバー・ネフィーの4人が全員死亡している場合はどのルートでも壊滅し散り散りになることがエンディングで語られる。

また彼らに薬物を提供しているグレート・カーンズはモーターランナーが死亡すると(残りのリーダーや野良メンバーが生きていても)供給を止めてしまう。
前述の通り、強力なレイダー集団ではあるのだろうが、統率力のある人間はほんの一握りしかいないのだろう。薬物漬けなので当然といえば当然だが。

高性能なレーザーRCWやマルチプラスライフルで武装しているかと思えば、
ビリヤードキューで襲い掛かってくる奴もいる。

ここまで装備の差が激しいのも珍しい。

※クック・クック
NCRからお尋ね者にされている3幹部の一人。得物は火炎放射器。
味方にさえ恐れられるほど残虐かつ野蛮な男で、ネームドの女性NPCが何人か彼に暴行を受けているなど、特に恨みを買っている。
その名の通り料理も得意だったようで、「クック・クックのフィーンドシチュー」という料理のレシピが存在する。
ただ、「クイニー」という名のペットのバラモンだけは可愛がっており、クイニーを殺害すると怒り狂って周囲の相手を無差別に攻撃して暴れ始める。

※バイオレット
NCRからお尋ね者にされている3幹部の一人。3幹部の紅一点。
彼女のみ人間ではなく多数の犬を手下として引き連れており、敵を発見すると犬たちと一緒に襲い掛かって来る。
犬たちの中でも特に「バイオレッタ」と呼ばれるネームド犬を可愛がっており、これはコンパニオンのサイボーグ犬レックスの新しい脳候補の一つになる。

※ドライバー・ネフィー
NCRからお尋ね者にされている3幹部の一人。通称「おしゃべり野郎」。
「9番アイアン」なるユニーク品のドライバーを所持しており、多くのNCR兵が彼に頭をかち割られて犠牲になっているという。
没データとなった会話セリフでは得物の9番アイアンを「俺の人生」などと熱く語るものがあり、相当な思い入れを持っている様子。

マッカラン左側周辺では固定沸きのフィーンドとNCR兵士達との銃撃戦を定期的に拝める
サービスライフルが強化されたパッチ以降はかなり見ごたえのあるチーム戦を展開し、
そのあとに死体漁り出来るというおまけ付き。

ゲーム上はそこそこの強敵たりえる可能性もあったが設定ではそこまで強敵というほどではないのかもしれない

ちなみに彼らが一番ヒドい目に会うのはOWBのエンディングである。

エンディングにおいてフーバーダムの戦いのさなかにNCRの拠点キャンプ・マッカランを攻撃する

リーダーや幹部が殆ど倒されていてもイエスマンルートではフィーンド自体に多大な犠牲を出しながらキャンプ・マッカラン陥落を成し遂げる(結果的にフィーンドは更に弱体化しNCRも兵力を失う)

リージョンルートではマッカラン攻撃と同地へ打撃にシーザーは感心したが会ってみて薬物中毒のプロフリゲートっぷりに失望
その場のフィーンは即座に処刑された

Mr.ハウスルートではフィーンドのマッカラン攻撃によりNCRの兵士が逃げ惑いNCRは更に被害と犠牲者をだしたが
Mr.ハウスのセキュリトロンはその後、フィーンドを滅ぼした

結果的にモハビの自治と独立を確立させようとしているMr.ハウスはNCRとリージョンをモハビから蹴り飛ばし撤退させるだけにとどまらず
モハビの病巣であったフィーンドすら滅ぼすのだった

主にストリップ地区から南西部のVault3周辺に展開している他、ベガス周囲にも僅かに展開している。中にはNCRパトロールと接触する部隊もおり、高確率で交戦している。
NCRから幹部の殺害依頼を受けることが可能。
また、幹部およびリーダーの生死によってエンディングが僅かに変化する。

Vault 3から装備を奪ってきたせいかキャピタルや連邦のレイダー達と違い
主にレーザーRCWやプラズマライフルなど
強力な光学兵器で武装している為、火力はその辺のレイダーとは比にならない

レイダー達ほど言動がハジけてはいないが
冷酷で残虐なヤク中であることに変わりはなく
主人公が他組織に頼まれてフィーンドに届け物をする際にも
「なんだテメェは死姦される趣味でもあんのか！？」と門番に中々の御挨拶をされる

本作に登場する組織の1つ。

格好ややってることはレイダーだが、重度の薬物中毒でボストンにいるレイダーの様に組織化されており、装備もVault 3から発見した物の為中々強力。

Vault 3のモーターランナー以外の幹部はすべて敵対化しているが、当初の予定では彼らと普通に会話する予定があったのか、没データで確認できる