プロトコル・アドネス

カーヴァーにホロテープを渡さずに火に投げ入れて燃やすと、アリエスが「覆水盆に返らずだな」みたいなことを言ってあっさりクエストが終わる。当然その後カーヴァーとの会話なども無い様子。

>>13
元々本作には珍しいイベント中ではないNPC同士の掛け合いだが、その中でも特に出来が良く、内容もfalloutシリーズとは思えないハートウォーミング具合に見ているこちらも手伝ってよかったなと一番の報酬をもらった気になる名シーン

カーヴァーにホロテープを渡してクエスト終えると、カーヴァーとアリエスが会話を始める。

アリエス「巻き込んじまって悪かったな、ボウズ」
カーヴァー「いや、全然… 大丈夫！ これから、人生が大きく変わることになるけど、でも…」
アリエス「ああ… 俺もまだ、どうしたらいいのか…　ああ、シェリーはどうしてる？ つまり、お前の母さん。もう1人のな。シェリー母さんだ」
カーヴァー「元気だよ！ いろいろ話してくれた。カル… いや、あんたのことを　こいつは… どうにも先行きが不安だな」
アリエス「かなりの努力がいるだろうな… それに、話すことも山積みだ　ポイズン・ラリーの話は聞いたことあるか？」
カーヴァー「いや、多分ないかな…」
アリエス「おお、ならこれは楽しめるぞ！」

>>10
半死半生の状態であれをきいたアリエスの心境は察するに余りある

我々レジデントにとってはほとんど時報みたいなものだけど

ホロテープ#1を入手する際、バン・ロー剥製店地下室の隠し扉を開くためのカレンダーのピンが押せない不具合が発生することがある
この場合、扉を開くことができるパーティメンバーに扉を開けてもらうことで先へ進める

5つのテープを集めた後、テープの内容から居住者はアリエスの正体に関して
いくつかの選択肢を選ぶことができる
この際、正解以外の選択肢を選んでもクエスト終了したり、勝手に進行したりすることはないため、思う存分気概ある選択肢を選んでやろう

>>4
この詩は1821年に亡くなった詩人ジョン・キーツの弔辞として発表された。ギリシャ神話に出てくるアドニスとジョン・キーツを重ね合わせている。
余談だがバンドのローリング・ストーンズがブライアン・ジョーンズの死後に行われたライブで同詩の別の節を引用したことでも有名。「彼は死んだのではない、人生の夢から目覚めたのだ」

5番を録音した時点で「繁殖」の可能性に思い当たり、例のトンネル内での遭遇で確信したのだと思われる。
メインストーリーに絡んでいるので今後のアップデートでなにか派生しそうな気がしないでもない。

ホロテープ#1ではプロトコル・アドネイスと呼んでいる。元ネタはイギリスの詩人パーシー・ビッシュ・シェリーの最高傑作と名高い Adonais で、#2でアリエスが呟いているのはAdonaisのIIIとXXからの引用。

3・場所はウェルチにあるレイ・ゲイリー（カルビンの友人）の家。
録音時期は最終戦争後間もなく。カルビンの傷は治り切っていないようだ。
足を悪くしたレイを見舞ったカルビンは、レイに対し彼のパートナーであるローラが既にいないことを告げようとしたが、レイはカルビンの言葉を遮り、階下に置かれた物資をもってアパラチアを脱出するよう促した。カルビンはレイを脱出行に誘ったが、「ローラを待たなければ」とレイは断った。

4・場所は失われた家（ビッグベンド・トンネル東から南にいったところ）。
録音時期はおそらく2103年ごろ（ブルーリッジキャラバンがアパラチアに進出した時期）
ユージニーと共にアパラチアにやってきたカルビン…というよりアリエスとユージニーの会話。ふざけたことしか言わないアリエスにユージニーは呆れ気味。
ただ、ユージニーによれば、アリエスはそれまでずっと家族がいるケンタッキー州（アリエスの姉であるシェリー・バン・ローがいる）を目指していたが、急に気を変えてアパラチアに赴いたそうだ。これに対しアリエスは「大丈夫だ、家族はここにいる」と返している。

5・場所はスクートの小屋（デラノ農場の近く）。
時期は不明。ただ、一連の記録の中でも最新のものであるため、2103年か2104年だろう。
スクートが残した記録を漁るアリエス。スクートが飼っていた猫を見て「繁殖能力はウサギ並み」とつぶやくも、「繁殖」という言葉からとある可能性を思いつく。
…思いつくだけで、そこから何かが派生するということは（このクエスト中では）無いが。

クエストタイトルである「プロトコル・アドネス」であるが、アリエス…というかカルビン・バン・ローが、万が一の事態に自身の発言（遺言？）をホロテープに残すことをこう名付けたようだ。

クエスト中ではアリエス（カルビン）が残したホロテープを最新のものから最古のものへと遡って集めていくことになるのだが、内容を時系列順に解説すると次のようになる。

1・場所はバン・ロー剥製店地下室、隠し扉を通ってすぐの棚。
録音時期は偽物のシープスカッチが暴走した直後。「交尾の儀式」の犠牲となったカルビンであるが、生き延びていた。スティムパックを何とか取り出し注射したカルビンは「プロトコル・アドネス」の発動を宣言する。

2・場所はアンキャニー洞窟。本来は洞窟内にあったようだが、ブラッドイーグルによって土産物店まで移動している。
録音時期はおそらく最終戦争当日。「交尾の儀式」による傷に未だに苦しむカルビンは、洞窟に身を潜め、何かの引用をつぶやきながら、核攻撃の訪れを告げるサイレンを聞いていた（アパラチアの核ミサイルサイロによる攻撃ではなく、中国軍からの核攻撃に対する警報だろう）。
※ >>4 の指摘によると、引用していたのは「アドネイス」なる詩の一部だった模様。詳しくは当該コメ参照のこと。

…次のコメントへと続く。

Costa Businessを7日分全てクリアし、さらに「Wolf in Sheep's Clothing」、「Out of the Blue」をクリアすることで自動発生するクエスト。
ブルーリッジキャラバンの変わり者、アリエスの悩み事を解決するのが目的となる。

内容は各地を回ってホロテープを集め、最後に家族の問題にまつわる重大な決断を下すというもの。アリエスと聞くと「あの」敵を思い出すかもしれないが、今回は対決することはないので心配はいらない。