マッケンジー・ブリッジマン

粗末なボロをまとってはいるが、なかなかに知的で見目麗しく、落ち着いた物腰に加え助けてくれと切り出す勇気。
掃き溜めに鶴とはまさにこの事。

彼女が総支配人の目にとまったその時すでに、ヌカワールドレイダースの運命は決まっていたのだ。

確かに、就任したばかりの総支配人、
連邦最強のアボミネーションに向かって
お前の手足を皆殺しにしてほしいなんて依頼
生半可な勇気で口に出来る事ではないな

自分では何もしないが種は蒔きたい。
そういう類の人間が辿り着く末路は今も未来も一つである。

女の細腕で強大なゲイジに対峙するアンチ・ゲイジの依頼人、
将軍の立場を取るなら、ヌカワールド唯一無二の真の依頼人である
その不幸で毅然たる人生に共感してレイダールートを捨てるもまた良し

だが、真に道を選ぶのは、ゲイジの大望でもマッケンジーの覚悟でもなく
ただただ111の意思、それのみだ

自分で自分の墓穴を掘った人でもある

しかし、結局のところ騙されて奴隷用制御首輪を付けられ、拘束されてしまう
彼女の居た居住地も結局制圧されて住民は全員奴隷にされてしまった模様

ヌカ・タウン・マーケット内で医師を務める女であると同時に
ヌカワールド・レイダー殲滅クエスト「Open Season」の依頼者でもある。
初対面時には酷く怯えたような様子だが、
会話を続けていると次第に落ち着いた口調に変わっていき、
最終的に各ボスの殺害を提案するところから単なる臆病者ではないようだ。

ここに来る前は西の居住地で暮らしていたが、
ヌカワールド・レイダーが襲撃を仕掛け、居住地とレイダー双方に死者と怪我人が続出。
レイダーたちも治療する事と引き換えに戦闘をやめさせるよう働きかけ、
ヌカワールドに来れば二度と襲撃しない、とコルターの前の総支配人に告げられ同意、
それ以来ヌカワールド内で医師をしている。