パラディン・クリーグ

確かにダンスの背景的にクリーグ氏の「存在しない人物」説が出てくるのはわからないでもないが、それは無いと断言したい。

というのも、レールロードが記憶を植え付ける場合でも、インスが植え付ける場合でも「BOSパラディンで恩師」という設定はあまりにも具体的過ぎるからである。つまりあっという間にボロがでる危険な記憶になってしまう。
>>2 の通りちょっと調べればばれる上に、ダンスの軍歴を知っている人なら調べなくとも疑問しかでない。

人造人間である疑いを強める結果にしかならず、生い立ち設定としては絶対にいれては行けないタイプの人間であろう。クリーグ一匹で全ての偽装が無駄になる。

それでも矛盾なく存在しない線を追うと、「仲良くなりたいが為についたお茶目なウソ」「ダンス統合失調説」などもう身も蓋もないものになってしまう。流石にそれはないと思いたい。

まさかとは思いますが、この「パラディン・クリーグ」とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか

というネタともとれるコワイ想像が今更浮かんだ。なぜならダンスがしきりに「個人情報を含んでいるので他人には言わないで欲しい」とくぎを刺すからだ。アダムスでの戦死者を調べると実は存在しないことがばれるから何らかのセーフ装置が働いての発言か？と…

パラディン・ダンスのイニシエイト時代の上官。彼の実質的な指導教官である。
期待するダンスに敢えて厳しく接しており、ダンスの111に対する当初の高圧的な態度も師譲りの愛のムチである。
ダンスの昇進・転属後に戦死しており、名前のみの登場。

……とだけ書くとその他大勢のB.O.S士官の一人に見えるが、
彼が戦死したのはアダムス空軍基地におけるエンクレイヴの移動指揮所襲撃。
先陣を切ったBOS部隊は苛烈な反撃で大きな犠牲を出し、そこに彼も含まれていた。

そう、Fallout 3のDLC「Broken Steel」におけるエンクレイヴとの最終決戦であり
3と4をつなぐキャラクターの一人である。
言うまでもなくこの戦いには101のアイツも参戦しており、プレイヤーの想像を膨らませてくれる存在といえる。

リオンズ時代の東海岸B.O.Sで前線を張っていたパラディン。
あなたの101がちょっとしたイタズラを仕掛けた名無しのパラディンこそ、他ならぬ彼だったのかもしれない…？