Vault 12

浄水チップを取ると、当然Vault 12では水が無くなる。
少し前まで起動していた水汲み上げポンプを直して去るか、無視して廃墟にするかは
Vaultの住人次第である。

公式サイトで読めるVault77の人形男の漫画では、グール化したVault住民が登場している
片腕はもげて骨まで見える程に損壊した身体と、「熱かった」という本人の弁から、Vault12の住民ではないかと考察されている

ちなみに上に出てくるケインというのはFallout: Brotherhood of Steel に
登場するプレイアブルキャラクターの一人である

このVaultの生き残りであるグールのケインは、復讐のためB.O.S.に入ろうとする。当然のように拒否されるが、ケイン本人の粘りとアッティス討伐のため兵を欲しがっていたランバスの事情が合致し、最終的には入隊テストを許可される。そこで課されたSucide Mission（自殺に近いようなミッション、おそらく1でVaultの住人が課されたのと同じようなものと思われる）を見事に突破し、ケインは本部B.O.S.で初めてのグールの隊員となった。

設置場所はカリフォルニア州中南部、カーン郡に位置する内陸の都市
ベーカーズフィールドの街の下である。
実験内容が実験内容だけにVaultはかなり早い段階で放棄されたらしく
内部の設備は非常に劣化しており、ドアやコンピュータ、エレベーターなど一部しか
操作できない程であり、住人もいくらかの光りし者が居るだけである

こんな状況でも 浄水チップがほぼ無傷で残っていた事はまさに奇跡と呼べるだろう

初代Falloutに登場するVault。
扉が閉められないようになっており、放射線が人体に与える影響を確認することが目的となっている。
（扉は閉まらずとも建物だけあれば爆風の直撃による死亡や損傷は抑えられるので、純粋な放射能の影響のみ確認できる）
このような、外と大して変わらない環境になることが分かりきっているVaultなので長期間維持する意図は初めからないと思われ、収容可能人数が1,000人程度と結構な規模の割に執務室などといった監督官のためのスペースが存在しない（つまり監督官自体初めからいない）。
後にネクロポリスと呼ばれるようになる。