浄化プロジェクト

>>17 で整理した情報から分かるように浄化プロジェクトが一度頓挫したのには複合的な要因があり、ジェームスのワガママやB.O.S.の支援打ち切りだけが理由ではない。
強いて最も大きな理由を一つ求めるなら「スーパーミュータントの活動の急激な活発化」によって当時のB.O.S.の限界を迎えたのが決め手となるが、これは作中でもはっきりした理由は分かっていない。

キャピタル・ウェイストランドに急な人口流入があってスーパーミュータントになる人材の分母が増えたのか、別の地域からスーパーミュータントが流入して直接的に増加したのか…

作中で分かる情報を時系列に沿って整理すると下記の様になる。

・約40年前。Dr.ピンカートンらによってリベットシティが興った。
・その後派閥争いが起き、Dr.リーを含む理事会の決議によってDr.ピンカートンが追放される。
・約30年前。ジェームスが浄化プロジェクトを引っ提げてリベットシティに現れた。Dr.リーらと共に計画を始動させる。
・数年掛けてジェファーソン記念館に浄水システムを構築する。浄水システムの試験を開始。
・20数年前。リオンズ率いるB.O.S.がキャピタル・ウェイストランドに到達。
・浄化プロジェクトに可能性を見出したリオンズによりB.O.S.の活動方針が民間人保護を優先するものに変わる。浄化プロジェクトが保護対象になる。
・浄化プロジェクトは肝心の浄水能力のスケールアップに難航し、行き詰まる。
・スーパーミュータントによるD.C.エリアへの侵攻が激化し始める。
・19年前。主人公が誕生するも難産でありチームの中心メンバーであった母親キャサリンは死亡。
・技術的な問題が解消の目処が立たない事、スーパーミュータントがB.O.S.の手に余り始めた事、そしてジェームスが我が子の安寧を願った事からプロジェクトは無期限に凍結される。
・ジェームスと主人公はB.O.S.のソルジャーであるクロスらに護衛されてVault 101に避難する。
・B.O.S.が旧国防総省（ペンタゴン）を要塞に作り変え、本格的な活動の拠点を得る。
・数年前。ジェームスがVault 101の監督官のターミナルでG.E.C.K.の存在など課題解決への糸口を見つける。
・1年前。キャスディンらがリオンズの方針への反発を強めB.O.S.から離脱。ブラザーフッド・アウトキャストを名乗り活動を始める。
・現在。主人公が19歳となり育児の必要がなくなったと判断したジェームスがVault 101から脱走する。
・同日、主人公も父の後を追いVaultを脱出。父の捜索を開始（本編スタート）
・ジェームス、旧知のコリン・モリアティに会い、情報求めてGNRへ向かう。
・ジェームス、GNRでスリードッグに会う。
・ジェームス、ジェファーソン記念館を訪れるも独力での再始動は無理と判断しDr.リーを頼りにリベットシティへ向かうも断られる。
・ジェームス、Vault 112でDr.ブラウンに会い計画に破綻がない事を確信するが彼の嫌がらせでトランキル・レーンに閉じ込められる。
・主人公、ジェームスを発見し救出。リベットシティへ向かう。
・主人公とジェームス、Dr.リーのチームをプロジェクトに復帰させる。
・エンクレイヴ、同プロジェクトの再始動を見計らい成果の横取りを試みる。阻止するためにジェームスが死亡。
・主人公とDr.リー、要塞のリオンズに保護を求め了承される。エンクレイヴへの対抗はB.O.S.の預かりになる。
・主人公、G.E.C.K.を回収するためVault 87へ向かいエンクレイヴに拉致される。
・Dr.リー、リバティ・プライムのエネルギーマネジメントの問題を解消。起動に成功する。
・主人公、レイブン・ロックを壊滅させ要塞に生還する。
・主人公とB.O.S.、リバティ・プライムを使いエンクレイヴの防御網を突破。浄化プロジェクトを奪還しG.E.C.K.を起動させる。（本編エンディング）

>>10
B.O.S.は自分達はあくまで「支援者の立場」としている為、善良である。
だがエンクレイヴに至っては「自分たちが作り上げた物」として宣伝しており
オータムに至っては浄化装置を奪還しに来た主人公を「盗っ人」呼ばわりしてくる。

公式設定では流石に主人公も激怒したらしくエンクレイヴ打倒を強く決意したようだ。

>>12
その偽装コードを検証させられたばっかりに、一人のエンクレイブソルジャーが無意味に高濃度放射線の犠牲になっていることを忘れてはいけない(戒め)

>>12
結構、検証させてもらおう
…
…
…
何故そうやって私の手を煩わせようとするのだ！？（怒）

ちなみに、システムの起動コードは「704」である
エンクレイヴに捕まった時にオータム大佐にも教えてあげよう
きっと喜んでくれるだろう

>>7
フーバータムをNCRが獲得しようとした主目的は水源じゃなくて水力発電による電力だけどね
モハビはMr.ハウスのおかげで水源は汚染されてないし、まともな土地も残ってる

この計画をエンクレイヴはラジオにおいて「我々の発案した」浄化プロジェクトによって汚染されていない水が皆に行き渡るという内容のプロバガンダを行うが、今作のマクソンは「我々が支援した民間のプロジェクト」といっている
細かな違いだが両組織の思想の違いがそのまま表れているようで面白い

余談だが遥か西のビッグ・マウンテンにおいても後に解毒剤を配水管を通じて土壌に行き渡らせ、ビッグ・マウンテン全体の有害物質を消すという似たような計画が発足した。
…流し台の手によって。

エンドA
GECKを起動しそこから発生する放射能により昏倒するルート

エンドB
GECKの起動をコンパニオン（フォークス、カロン、RL-3軍曹）に頼み見届けるルート

エンドC
チャンバーに改良型FEVを混入した後GECKを起動しそこから発生する放射能により昏倒するルート

エンドD
チャンバーに改良型FEVを混入しGECKの起動をコンパニオン（フォークス、カロン、RL-3軍曹）に頼み見届けるルート

　そして、注がれる浄化された水。この水は川を浄化し雨となり地上を浄化する（FEVを混入した場合はその水が飲料として配布されたり雨となり降り注んだりした場合、FEVに汚染されたウェイストランド人やアボミネーションが弱りいつか死ぬ、エンクレイヴ流の”浄化”が行われる）

　余談だが浄化された水が注ぐタイダルベイスンだが、バグの影響か汚染された水のままで浄化プロジェクト（哲学）となることがある
　但し、付近のミレルークが弱体化しているので一定の効果はあったようだ

ここまで見ると至極順調に回っているように見えるが、まだまだ危険なキャピタルでは貴重品であるきれいな水（アクア・ピューラ）を各地の集落に届けるには
設備が置かれているジェファーソン記念館から水が入ったバレルを積んだバラモンを用いて地道に運ぶ他なく、結局プロジェクトに参加したリベットシティとBOSが共同でキャラバンガード代わりの護衛を出す羽目になっている。

しかもアボミネーションのみならずレイダーやギャング、タロン社といった連中まで積み荷を狙って襲撃してくるのに加えて、届け先の集落で水を全部寄越せ等の因縁をつけられて襲われる例さえあった為、給水キャラバン隊の生還率は非常に低かったようだ。

3やった人にとってみれば両親が命を懸けたのを継いで成し遂げた偉業というわけでいかにも神聖で尊い代物であるのだが、その気になれば東海岸BOSにとっての打ち出の小槌にもなりうる危うさも秘めているように思える・・・
西側の一大勢力であるNCRがフーバーダムの為に心血注いでモハビ制圧に尽力していたのを考えれば尚更

ちなみに浄水後の水源ではマイアラークは弱体化しているため放射能を
含む水が減ることによりマイアラークの脅威が減ることも期待できる。

G.E.C.Kの物質分解機能を用いることで放射性物質を除去していると思われる。
人々にきれいな水を安定して供給することができるが、それだけに留まらない。

恒久的な浄化がなされる水源から流れる水が雨などを通して土壌の汚染と共に再び水源に溜まり、また浄化される。

長い年月を経て水が循環していくことで汚染を少しずつ洗い流していく、キャピタル全体を浄化する可能性を持ったプロジェクトなのだ。

このプロジェクトを完遂させるために3主人公はG.E.C.K.と呼ばれる代物を取りに行った
ちなみにPC版における公式MOD作成ツールの名称もこれである

ウォーターポンプや浄水器のような一部の汚染水を飲み水に変換するものと同じように思うかもしれないがまったく違う
キャピタルの高濃度放射能汚染水で満ちた水源を丸ごと浄化する壮大にして大規模な計画である
他の地域よりも放射能汚染が酷く飲める水も僅かにしかない食糧も限られ荒廃の特に酷いキャピタル・ウェイストランドにてこの計画がどれ程難しくそして有難かったか…

101の選択肢によっては完全にぶち壊すことも可能だが、正史では浄化に成功しているようだ。
プレイヤーの選択によって変わる部分は設定が曖昧な事が多いが、101のカルマが善なのは既定事実のようだ。

元ワシントンD.C.であるキャピタル・ウェイストランドに駐屯していたエルダーリオンズ率いる東海岸B.O.S.と、Vault101のアイツとその両親達が成功させた、汚染水を浄水する施設を大規模に設営する計画。
結果としてアクア・ピューラの名前で浄化された水が東海岸B.O.S.から流通し、東海岸B.O.S.はその影響力や地元民への柔軟さを活用、躍進した。