オータム大佐

Fallout恒例の「説得のできるラスボス」
彼の上司・エデン大統領曰く「彼はエンクレイブに忠実であることは間違いがないが、善人のために私とは意見が合わない」と評されている。どうやらミュータンやグールといった亜人類全滅には反対の立場であり、最終決戦で「浄化水があれば民衆はこぞってエンクレイブを支持する」という主張であった。もう少し彼に忍耐と寛容さ、もしくはスピーチ能力があれば「民衆への救済」という点で101のアイツの父親とも上手くやれたはずである…ただ、その場合はBOSやエデン大統領と敵対することになるが。

エデン大統領に対して「私は忠実なアメリカ軍人として彼に仕えている」と主張する一方で、大統領の命令を無視して101のアイツに対する保護命令を無視して攻撃を部下に命じているあたり、機械のエデン大統領をどこか見くびっている感じがある。

主人公のインテリジェンスとスピーチ能力が高く、改良型FEVの容器を持っていると「エデン大統領は何カ月も前に（FEVを使った浄化作戦を）廃棄すると約束したはずだ！…そうか、私は大統領にもエンクレイブにも裏切られていたのか…君が私を後ろから撃たないと信じよう。品位を持ったまま撤退するとする」といって、浄化施設から部下を引き連れて立ち去る。

その後のDLCの最後の戦いにも加わらないことから、仮に生き残っていたとしても、彼自身は自分を裏切ったエデン大統領と一線を引くためエンクレイブから退いたと考えられる。

彼自身が非常に弱い為忘れられがちだが、実はFallout2から2作連続でエンクレイブの要人がラスボスになっている。
また2のラスボスであるフランク・ホリガンとは対峙するシチュエーションが非常に似ており
・直接対決の前に主人公とは数回面識がある
・部下である彼らより先に大統領と決着がついている
・主要拠点であるエンクレイブの基地は既に主人公によって壊滅済みか壊滅寸前
・実質的な残党になった彼らが最後の敵として立ち塞がる
などオマージュされたような展開で戦う事になる。

しかし人物像としてはかなり対照的であり
・超スペックのスーパーミュータントが専用パワーアーマーと重火器で武装した2、真人間がコート一枚にレーザーピストル一丁の3
・組織と大統領に忠誠を誓い最期まで一介の兵士として戦い自爆して散るフランク、AIの大統領に反旗を翻し新たなエンクレイブを樹立する為高官として再び指揮を執る大佐
・全く説得の余地のないフランクと主人公の主張によっては銃を下ろすオータム
と言ったように同じエンクレイブ所属のラスボスではあるものの味付けはかなり異なる。

シークレットサービスのフランクと大佐のオータムと言った立場の違いや、2のエンクレイブは全盛期だが3は復興中で万全では無いなど環境の違いも少なくないが、同じ大統領の側近として下した決断が真逆のものであるのは興味深いかも知れない。

スリードッグからは「エデン大統領とそのゴリラのオータム大佐」呼ばわりされている。
エンクレイヴの幹部連中の多くはインテリ風な装いをしているだけで武闘派なので間違った評価ではないが…

Fallout Newvegasにも名前だけ登場し、ED-Eの開発に口出しをしていた事が語られている。

ラスボス(笑)の1人として、某百科事典に掲載されてしまっている。

浄化装置を奪還しに来た101に対して
「我々が苦労して築き上げてきたモノを奪い取ろうとしている」などとぬかす。

・・・誇大妄想狂か？と思うと同時に「コイツはここで殺す！！」と強く決意させてくれる言葉であった。

秋大佐。

>>15
オーガスタス・アウグストゥスはスペルは同じで、単に読み方の違いなので正しいだの間違いだのはない。
ちなみにアウグストゥスといえば古代ローマのカエサルの養子であり皇帝としては初代である。8月を意味するAugustは彼が由来だ。

>>15
3のメインシナリオでエデンを裏切っとったやんけ

ラスボスなのに文官なので、護身用の拳銃やレーザーピストルしか持ってない困った人。

弱いのはその通りだが、影薄い...か？作中でもエデン大統領に次いで割と印象的なキャラクターだと思うが

　弱い...兎に角弱い...。
　まだボストン空港戦のエルダー・マクソンのように専用パワーアーマーと高火力武器でも装備してこれば、本項目のコメントも増えたのだろうが...。
　メインストーリーに絡む重要なファクターにも係わらず、これ程陰の薄いキャラクターはfall out 内でも随一ではないだろうか。

一応FO3のラスボスなのだが弱い上にカリスマが高いと説得できてしまう
101の話術に納得し歩いて帰っていくラスボスは何を思うのか

ミュータントなキャピタルの生物を浄化システムに混入した改良型FEVで皆殺しにして純血のエンクレイヴだけでアメリカを復興させようというエデン大統領とは異なり、オータム大佐は浄化プロジェクトを乗っ取ってキャピタル住民の人心とライフラインを掌握し、キャピタルを支配地としてエンクレイヴを再興させるつもりだったようだ。理想主義者のAIと現実主義者の人間という皮肉な対比になっている。
実際にはどうあがいても彼主導のエンクレイヴ再興計画は採用されないのだがもしも採用されていた場合、10年後に大量のベルチバードと共に連邦に降り立ったのは黒いパワーアーマーとこの七三分けのおっさんだったかもしれない。

彼の所有する10mmピストルとレーザーピストルは
どちらも専用のカスタム品で、前者は全体的な性能が強化されており
後者はレーザーピストルとは名ばかりの当時では珍しいレーザーSMGになっている（何故かBroken Steelでフルオート能力がオミットされた）
流石に大佐だけあって、装備品では優遇されているようだ

浄化装置での再戦時に見逃すルートも存在する。

この場合でも、その後のアダムス空軍基地の戦いでは登場しないので、見逃すルートなら、Fallout4時点の2287年も生存してると思われる。

…ただ、仮に逃がしているとしたら、B.O.S.のターミナル等で彼の捜索等の話が出てくると思われるが、その話もないので浄化装置で101によって殺害された可能性が高い。

初対面時、シリアスな場面にも関わらず熟練した101により武器はおろか着ている衣服ごと剥ぎ取られ丸裸で放置されることも多い為か、再開時の大佐は非常にピリピリしている

終盤、BOSによるジェファーソン記念館奪還に同行した101のアイツの前にPA兵二人を引き連れてラスボスとして現れる
ユニーク武器を持って101のアイツを殺そうとするが…ぶっちゃけヒジョーに弱い。お供のPA兵の方が硬くて強いぐらい

キャピタル・ウェイストランドまで敗走してきたエンクレイヴ残党軍の司令官。
ジョン・ヘンリー・エデン大統領の正体を知る数少ない人物の一人。
エンクレイヴラジオにもゲスト出演しており、邪魔者には武力の行使も躊躇わないと物騒な警告を行う。
父親が優秀な科学者だったためか、直属の科学部隊などを抱えていた。

エンクレイヴの本格的な介入後は、101の宿敵として度々対峙することとなる。