深層睡眠ミッション

Wastelanders
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8.名無しさん2020年06月16日 16時12分
ネタ

妻メーティスが身籠った子供がゼウスにとって脅威になるという予言にゼウスはメーティスを飲み込んだが、胎児はゼウスの頭の中で成長し続け、頭痛に耐えかねたゼウスはプロメテウスに(一説ではヘパイストスに)斧で頭部を割らせると、中から出てきたのが甲冑を纏った成人のアテナだった・・・というのがギリシア神話におけるアテナ誕生の通説である。

実際、ATHENAダゲールの知覚と繋がって成長し、ダゲールATHENAの干渉による頭痛に悩まされているのである意味「ATHENA」という名前は合っている。しかし最終的にResidentという名のプロメテウスの手によって甲冑(アサルトロン)を纏って生まれ変わるとは開発者も予想しなかっただろう。

7.名無しさん2020年06月15日 23時47分

このミッションには様々なAIやロボットが関わっているが、固有名が付いている機体(およびプログラム)は全てギリシャ神話由来である。開発者の趣味だろうか?

・被験者の知覚とつながり、データを収集するAI「ATHENA
・被験者と同じ宇宙船に同乗し、計画の実行をサポートするアサルトロンパンドラ
ATHENAの側にいたアサルトロンアルテミス」(警護用だろうか?)
ATHENAを破壊できるプログラム「アラクネー」

このうちアラクネーに関してはクエスト中にダゲールATHENA(というかギリシャ神話のアテナ神)との関係を教えてくれる。アラクネーと聞くと「蜘蛛」を想像する人間も多いだろうが、最初は機織り職人だったのだそうだ。
…それにしても、なぜ知覚データ収集用のAIの名前がアテナなのだろう。調べてみると「知恵と戦いと工芸の神」らしいが、どういったエピソードが開発者の琴線に触れてAIの名前とされたのだろうか?

6.名無しさん2020年06月15日 22時40分

>>3
フォーミュラシリーズの溶剤といえばアークトスファーマホロテープや地下のターミナルに詳しいが、感知能力や社交性を極めて高める一方で排他的な性格になったり、植物を急成長させたりする。
それらの特徴はウルトラサイトスコーチ病とそっくりで、サンデューの木立ちやザ・ディープの植物を巨大化させ、「我々では……無い!」と意識共有をしている通り。

そんなアークトスのフォーミュラ溶剤が関わっているわけだが、開発を主導したらしき農務省とUSSAの関連性は特に語られていない。
全貌が明らかになる日は来るのだろうか?

5.名無しさん2020年06月15日 18時03分
感想

>>4
いや、"Deep Sleep"で一つの固有名詞と捉えて差し支えないので、"深層睡眠ミッション"という翻訳に関してはそこまで特筆すべき違和感は感じないが

4.名無しさん2020年06月15日 10時51分
感想

ところでこの「深層睡眠ミッション」、英語版だと「Deep Sleep mission」と表記されている。
英語において、一般的な単語が文章の途中で先頭の文字が大文字で表記されている場合、それは固有名詞であることを意味する(例:先頭が小文字の「fallout」なら「放射性降下物」を現すが、大文字の「Fallout」ならコンピューターゲームのタイトルを指す)。

何が言いたいのかと言うと、この「深層睡眠ミッション」という日本語訳は、ひょっとしたら誤訳なのではないだろうか?
「deep sleep」という言葉は一般的に「熟睡」という意味を指す。「深層睡眠」という訳例は見当たらないし、そもそも「深層睡眠」という言葉が日本語で使われている事例は美容関係のウェブサイトぐらいだった。

一方、作中において「Deep Sleep」という言葉は、例えばミッション中で使われるポッドの名前などに付いている(「深層睡眠ポッド」は原語版では「Deep Sleep Pod」だった)。
ここから察するに、作中においてこの「Deep Sleep mission」に関わっていた人間は、「冷凍睡眠かそれに類する技術」に『熟睡』の意味を持つ「deep sleep」という言葉をいわばコードネームとして割り当てただけで、別にその言葉に日本語訳で言う「深層睡眠」という意味を込めたわけではなかったのではないだろうか?

作中の別の言葉で言うなら、「Project Paradise」は別に本当に「Paradise」、つまり楽園を作るための計画ではない。「Paradise」の部分はあくまで計画の名称に過ぎない。
そう考えた場合、この用語は「『熟睡』ミッション」だとか、あるいは「ディープスリープ・ミッション」と訳した方が適切だったのかもしれない。

(注: >>5 の指摘を受け、文章の改稿を行いました。意図が伝われば幸いです)

3.名無しさん2020年06月14日 23時16分

裏の計画には「血清Z」という薬物が関わっており、ダゲールにはこれが投与されていた。
この血清Z、アークトス・ファーマが開発した「フォーミュラK」という薬物が元になっているとのこと。ATHENAダゲールの間につながりを作ったのはこの薬物ということになる。
普通こういう実験の話が出ると「脳みそにチップを埋め込んで」なんて話が出るものだが、薬物のみでやってのけるアークトス・ファーマの技術力は戦前の名だたる企業の例に漏れず、相当のレベルであったらしい。

また、ダゲールと同じ宇宙船に乗り込んだリーノワクバーナードについてだが、彼らは自分たちが裏の計画を監督する立場にあると説明されていたようであり、ダゲールが深層睡眠ポッドに入ったあともポッドに入らず、地上の「役員」たちと交信を行っていた(ホロテープ深層睡眠プログラム:第2フェーズ」の内容がこれである)。
しかしその交信中に役員によってコード「レッドサンセット」が発動されたことで、同乗していたアサルトロンパンドラ」に帯電ブレードで追い立てられ、結局全員が深層睡眠ポッドに入ることとなってしまった。
ちなみにこの際、この3人も「契約に違反している!」と口々に喚き立てていた。契約社会アメリカらしい描写と言えよう。

なお、コードが発動された理由についてだが、エマソンいわく、それが一番安くついたからとのこと。

2.名無しさん2020年06月14日 22時57分

裏の方の目的であるが、「被験者が五感で感じた知覚を、地上にあるAIであるATHENAと共有させる」ことらしい。ダゲールが感じていた頭痛の原因はATHENAとの知覚共有であり、エマソンによればこれを放置するとダゲールの命さえも危うくなってしまうとのこと。

USSAがなぜそんなことをしようとしたのかだが、実はこれがよく分からなかったりする。
計画に関わった人間のうち、ダゲール以外で唯一生き残っているのはエマソンであり、彼はこの裏の計画の責任者でもあったのだが、その彼も(発言を信じる限り)計画の意義についてはよく理解していなかったようだ。
(「政府の契約だ。平和のためのな。社会的な平穏を保証するためのものだった。私には分からないが、私に…すべての権限があった」)

この裏の計画の目的についてダゲールは「契約で同意した覚えはない」と述べている。
が、エマソン曰くダゲールが署名した契約書は徹底した内容かつ非常に曖昧であり、ダゲールは本人が知らぬまま計画に同意したことになってしまっていたとのこと。
げに契約とは恐ろしいものなのである。みなさまも契約書にサインする時は、隅々までよく読んでから行うようにしよう。

1.名無しさん2020年06月14日 22時22分

ダゲール司令官こと「ソフィア・ダゲール」に関連する一連のクエストで頻繁に登場する単語。

USSAUnited States Space Administration)が、宇宙船飛行士を利用して行っていた実験計画
使われている技術などの詳細は不明だが、以下の3点から「冷凍睡眠」に近い性質を持つ実験を行っていたようだ。
・この実験は被験者が「深層睡眠ポッド」に入ることで行われる。
・2070年に宇宙へと旅立ったダゲールは、宇宙に到着後1時間でポッドに入ったそうだが、その際に同僚のDr.バーナードと「数年後に会おう」と話していた。計画では2075年か、遅くとも2080年まで眠る予定だったらしい。
ダゲールは、彼女と同時代の人間であるエマソンに比べ、明らかに見た目が若い。

…ただし、この計画には裏があり、そのためにダゲールは地球に不時着後、命の危機に晒されることとなってしまう。
具体的なことは彼女のクエストAlly:The Woman Who Fell to Earth」を攻略していくことでわかる。彼女の頭痛を止めるため、一肌脱いでみてはいかがだろうか。

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