深層睡眠プログラム：第2フェーズ

委員会メンバー(女性)「博士の皆さん、地球からよ。ここでは皆であなたたちの報告を待ってるわ。Dr.キャロル、始められる？」

Dr.バーナード「フェーズ2分析、被験者ダゲールの応答は良好です。スリープボットは予想パラメーター内で動作しています」

委員会メンバー(女性)「ありがとう。そう、あなたに質問。被験者はどのくらいあなたのデバイスに残っていられる？」

Dr.バーナード「少なくとも数十年間は大きく劣化はないものと予想します。それ以上経つと予測できません。以上」

委員会メンバー(女性)「ノワク博士もそこにいる？」

Dr.ノワク「ああ、はい、そうです、私です。ここです。今私は皆さん全員がいらっしゃる地球を見下ろせる宇宙の軌道にいます」

委員会メンバー(男性)「分かったよ、博士。ありがとう。質問があるんだが。接続できたかどうかを判断してくれないかい？」

Dr.ノワク「はい。接続できたと判断できます。A.T.H.E.N.A.ユニットは完全にアクセス可能な状態です」

A.T.H.E.N.A.「確認。経路が開放されました。接続は完全です」

委員会メンバー(女性)「ありがとう。Dr.リーに質問が」

Dr.リー「ここです」 *奇妙なバンという音* 「ごめんなさい、送信機の屈折の修正が必要で--」

委員会メンバー(女性)「十分よ。Dr.リー、軌道上の現座標で船はどの程度安定してる？」

Dr.リー「えーと…多分？ 平気だと思います。大丈夫だと思います。おそらく、ああ、ええと確実に」

委員会メンバー(男性)「了解。船のUSSAボットは今近くにある？ 使える？」

パンドラ「そのとおりです。パンドラ装置は準備が完了しています」

委員会メンバー(男性)「素晴らしい。パンドラ、博士たちを個人用の深層睡眠ポッドへと誘導してくれ」

委員会メンバー(女性)「コードを言わないと、ロブ。あなたのチームが作ったから、知っているはずでしょ。レッドサンライズよ」

パンドラ「30秒後に排除を開始します。今すぐご自分のポッドに入ってください」

Dr.リー「待って、何ですって？ こんなの実験手法に無い。それに、こちらは合意していない。そうでしょ、博士？ こんなことできない！」

Dr.ノワク「ダゲールのスリープボットはメイン脱出用カプセルの中です。ここから脱出できるように、取り出す必要があります。ちょっと、誰かこれを開けるのを手伝って！」

Dr.バーナード「委員会は契約を違反しています。USSAと今すぐ通話させてください」

エマソン「USSAは現状をよく把握しているんだ。Dr.キャロル、ありがとう。さあ、協力しましょう」

パンドラ「30秒後に排除を開始します。今すぐご自分のポッドに入ってください。ブレード帯電完了。10秒前」

Dr.ノワク「入って！早く入って！」

*ポッドのドアが閉まる音*

エマソン「現在フェーズ3を正式に進行中だ。A.T.H.E.N.A.がどんな反応をするか確認しないといけないな。おめでとう、諸君」

*拍手*

Ally:Calling Long Distanceで回収するホロテープ。例によってダゲールに話しかけると渡してしまう。

深層睡眠プログラムの第2フェーズの録音。ダゲールによるとUSSAと企業の役員会議で、3人の博士は意思に反して実験に参加させられたことがわかる。
Ally:Who Sat Down Beside Herでエマソンに問いただすと、「その方が安くついた」「博士たちは監視委員会にプログラムを報告し、(アークトスやロブコと取引のあった)私たちは滅茶苦茶になった」「2080年のクルー交代まで時間を稼ぎたかった」といった弁明を聞くことができる。なおエマソンはその後倫理規定違反で罰金を払い、USSAを辞めてロブコに3倍の給料で雇われたとのこと。