ホワイトスプリング2080年計画

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  • 近代遺産リノベーション
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3.名無しさん2024年01月04日 16時48分

最終戦争の直後、ホワイトスプリングリゾートに残ったのはジョイス・イーストン以下4名の従業員、92人の滞在客、そしてロボットが500体であった。

彼らはキャンディショップ店長であったジョイスを「アシスタントマネージャー代理(副支配人代理)」に設定してロボットの管理権限を持たせ、シェルターと化したホワイトスプリング・リゾートを運営した。幸い、物資は数十年は持つほど存在していたらしい。

しかし、近代遺産リノベーションについてはエンジニアのリューという従業員すら太刀打ちできないほどのハードコーディングが施されており、「2079年1月1日」という執行日をずらすことが叶わなかった。

推定だが、近代遺産リノベーションは「ホワイトスプリング・バンカー」とリゾートを接続するための工事でもあったのだろう。ゆえにエンクレイヴの息がかかっており、一介のエンジニアではどうともならない仕様になっていたと思われる。

近代遺産リノベーションに関する一件が発覚したのが2078年12月1日。どうにかすることが叶わないことが明らかになったのは12月12日。その後、滞在者たちは今後の方針についてどうするかで四分五裂となり、各々がバラバラの道を行くこととなった。ジョイスのようにチャールストンを目指したものもいれば、リューのようにホワイトスプリング・ゴルフクラブを根城にしようとしたものもいる。プレザントバレー・スキーリゾートの方を目指そうとした持ちの滞在客もいたようだ。

いずれにせよ、彼らは2079年1月1日の時点でホワイトスプリング・リゾートを去った。その前日、2078年12月31日に最後のお祝いをして(ホロテープ「最後の乾杯」に詳しい)。

その後、ホワイトスプリング・リゾートは長らく閉鎖されていた…のだが、2086年5月30日に「O.R.」という人物がその閉鎖を解いたらしい記録が残っている。

2.名無しさん2024年01月04日 16時26分

…結論から言うと、上記の施策はどれも「想定外」の結果に終わった。
「大失敗」ではなく「想定外」なのは、当時の経営陣の想定とは異なるにしろ、成果を残した施策も多かったからである。

1. 邸宅→失敗:単純に売れなかった。
「100組のうち、5組しか売れなかった」。しかも2077年7月の時点で着工できていなかったらしい。ゲーム内のホワイトスプリング・リゾート近隣に不動産らしきものの姿がないところを見るに、結局手が着かなかったようだ。

2. スプリングヒル→大失敗:血縁人事によって再設計を押し付けられた門外漢
ウィルバー・エインズリーⅢ世の息子であるライアン・エインズリーが設計担当に選ばれたのだが、彼はゴルフコースの設計など手を付けたこともないMITの学生であった。詳しくは「辞表」を参考のこと。その顛末はゲーム内で拾える「スプリングヒルへの意見」を聞けば瞭然である。

3. アイアンクラッド・サービス→ある意味成功:戦後世界における安全地帯
ゲーム本編を遊べば分かるように、導入されたロボットたちはホワイトスプリングを長きにわたり守り続け、結果的にレスポンダー再結成の遠因になったりとある意味人類に貢献している。
…首を切られた当時の従業員は哀れだが。しかも、首切りの5日後に最終戦争が起きているとはいえ、ホワイトスプリング・リゾートはその後1年に渡り、滞在者を守るシェルターとして機能していたのだから、なんとも運が無い…。

なお、ロボット導入については「微圧センサーの無いアサルトロンにカイロプラクティックをやらせる」「キャンディショップがロボットの不具合でダークチョコレートで溢れかえる」など、かなり杜撰に行われていたらしい。

4. ビジネスクラス→失敗:ただし、アパラチアにおけるキャップ経済の礎となった可能性あり
並み居る大企業からことごとく利用を断られる。
ゼネラルアトミックスとロブコ→アイアンクラッドに関して仕入れ先を一元化しないと分かった段階で取り止める。
スターライト・ホリデー・ムービー・スペクタキュラ―→大量の有名人を無料招待しろと無な要望を出してきたので切らざるを得ず。
ハブリス・コミックス→キャンセルを食らったとのこと。

唯一、ヌカ・コーラ社ヌカ・コーラ・クアンタムの発売プロモーションのためにサービスを利用したのだが、この際「ボトルキャップを法定通貨とする」プロモーションを行うことを持ち掛けたようだ。これについては「彼らのマーケティング予算でうちのコストをカバーできるわけがない」とホワイトスプリング・リゾート側の従業員(C・ハル)が嘆いている。

…ただし、このプロモーション用のシステムは戦後、ホワイトスプリング・リゾートが滞在者たちのシェルターとして使われた際の配給システムに転用された。ともすると、アパラチアにおけるキャップ経済の始まりはホワイトスプリング・リゾートかもしれない。

5. 近代遺産リノベーション→成功:ただし…
予定通り2097年1月1日に執行され、現在プレイヤーが知るホワイトスプリング・リゾートの姿を生み出した。しかし、リノベーション実施の際にはホテルを一時的に閉鎖するということになっており…。

1.名無しさん2024年01月04日 16時02分

ホワイトスプリング・リゾートで戦前に計画されていた経営再建計画。「ホワイトスプリング2080年戦略」とも。
当時の経営陣であるウィルバー・エインズリーⅢ世の主導の下、進められた。

作中で戦後世界に相応しくない程の美しさを保つ姿からは信じ難いのだが、戦前世界においてホワイトスプリング・リゾートは長期に渡り経営難の状態にあった。
これを解消すべく推し進められたのが本計画であり、5つの施策から成り立っていた。

1. 邸宅(不動産販売)
ホワイトスプリング・リゾートの土地の半分に不動産を建てて売り払う計画。残り4つの施策のための資源でもあった。

2. スプリングヒル(ゴルフコース改築)
ゴルフコースを「新時代のスポーツに合わせて再設計する」計画。リゾートの新たな目玉とするためだろう。

3. アイアンクラッド・サービス(ロボット従業員の導入)
従業員をロボットに置き換えることによる人件費削減計画最終戦争直前には4名+スパで働く女子社員のみという有様となった。しかもうち数名(キャンディショップの店長とスパ従業員)は、ロボットの不具合さえなければそのまま置き換えられていたであろうという有様である。

4. ビジネスクラス(企業向けサービス)
「会議用施設やイベント企画、企業宣伝の機械の提供等、企業のお客様向けの高度なサービス」とのこと。

5. 近代遺産リノベーション(リゾート全体の改築)
「現代の旅人のニーズに応える客室、スイートルーム、コテージ」を設けるためのリノベーション。開始予定日は「2079年1月1日」に設定されていた。

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