社員011985TPのパーソナルログ

このホロテープが置かれている部屋の中にある遺体は1体のみ
椅子に腰かけたまま争った形跡もなく白骨化している
そして遺体の目前にはスナブノーズ.44ピストル1丁が
状況から見るに、この白骨死体がブゼンスキーでそういう死に方をしたということなのだろう

政府職員ナンバー0119… ハァ… いや、もう政府なんてどうでもいい。ブゼンスキーだ。
サイレンが聞こえて… 一気に来たんだ。そして警報。勤務中の者しか助けられなかった。スティーブンスが、車に何か取りに行ったあとだった。
はぁ… スティーブンス… あいつはもういない。決まり通り、スティーブンスが振り向きもしないうちにドアを閉めたんだ。そしてスティーブンスの叫び声を聞いた…
数日前のことだ。もう食料が尽き始めてる。言うほど物資は揃っていなかった。経費削減のせいだ、くそっ。
私の名前は、ジェフ・ブゼンスキーだ。誰かこれを聞いてるなら、妻のウィルマに愛していると伝えてほしい。さようなら。

連邦監視センターK-21Bで回収できるホロテープ。
記録者はジェフ・ブゼンスキーと言う人物。