ショッピングカート

　何気に、ポストアポカリプト作品での出番が多い重要な小道具である。
　ジョージ・A・ロメロの映画『ゾンビ』や『28日後...』。海外ドラマ『ウォーキング・デッド』等のゾンビ作品が多い。
　
　ポストアポカリプトに登場する主な理由としては、このカートが三つの要素を充たしていると考えられる。
　1.世界が終わる前(fall out では戦前)の日常的風景(消費社会)を連想させる。
　2.世界が終わった後でも活用出来る利便性。(本作では不可能だが)
　3.カラカラという独特の移動音が、荒廃した街中に虚しく響く事で沸き上がる終末感。

　以上の事から、著者の予想ではfall out 次回作でも地味に登場する可能性大と予想している。

たまにこれにタレットを乗せたものがある
移動を容易にするためなのか分からないがメタ的に言うと攻撃の反動でひっくり返るのがオチだと思われる

最強のNPC移動装置。見た目の割に軽く、掴んだ状態で走ることができる。

見ての通り大型なので、これを直接NPCに押し付けても他のオブジェクトより当たり判定が広いため、スムーズに動かせる。

さらに最大のメリットはカートの当たり判定がオブジェクト通りなので、カゴをひっくり返してNPCに被せる事ができる。この状態だとNPCは掴んだカートに完全に追従するのでバケツやごみ箱よりより直観的に動かせる。

ついでに大きいため、前面投影面積（最大面積）を前面に持ってくると銃弾をほぼ完全に防ぎつつも本体が網状なので視界も確保できる優れものである。

クインシーの立体駐車場にて、食料や酒類と共にこれに乗った白骨死体がある。
押して坂を下るより乗ったほうが早いと思ったのだろうが、彼が天に召されるほうが早かったみたいだ。

ちなみに坂を転がっていったアイテムを追っていくと……

ベヒモスはこれを背中に背負いリュック代わりにしている。3でもベヒモスが出現する場所の近くにはこれが大量にあって檻の代わりにしてあったりと、どうやら彼らお気に入りの品のようだ

戦前に使われていた買い物用の代車。
スーパーウルトラマーケットやファロンデパートなど雑貨店に多いが、稀に路上にも放置されている。
入手不可だが持ち運びは可能。
解体すると鉄×4が得られる。