J・スコット

Vault 95の居住者のひとり。監督官ジェーン・メイヤーズとランダル・グッティエレズ以外で個人ターミナルが残っている。

薬物中毒者だったが、Vault-Tecのリハビリプログラムを経て克服した。苦労もあったが、5年間という月日が居住者同士の結束を高め、家族同然だったという。スコットもこの頃は更生の機会を与えてくれたVault-Tecに感謝していたのだが…

2082年10月23日、ランダルが隠されていた薬品の山を皆に披露すると瞬く間にVault 95は崩壊した。早速薬物に飛びついた者もいたが、スコットは最初手に入れたモノを失わないために自室に閉じこもった。だがストレスですり減っていた精神力では薬物の魔力に敵わず、結局は扉を開けて外へ出ていった。

苦労の末中毒から解放され、第二の人生を手にしたが、それを失わせることこそがVault-Tecの真の目的だったという…なんとも胸糞な話である（正常運転）