J5-22

J5-22の所在を訊ねた方の人造人間が「消えてしまったようで悪い予感がする」と口にした途端、訊ねられた側はこの会話を聞かれたら「消されてしま」うと忠告する。
この時の訊ねられた側の慌てようから推察するに、J5-22がインスティチュートから脱出した以外に可能性があるとすれば、『バグのある欠陥品として処分された』パターン。
インスティチュートは『人造人間には感情なんてものはなく、それは単なるバグである』としており、J5-22が何らかの要因で感情を持ってしまったため処分した可能性がある。J5-22の所在を訊ねた人造人間も感情を持っている(J5-22の行方を心配していることから)とすれば、訊ねられた側のあの発言や慌てように納得がいく…のではないだろうか。