廃墟のラジオ塔

近づくと「お馴染みのあのラジオ」が聞こえてくる。
設備をいじってたらラジオが聞けるようになった、パーソナリティの男は馬鹿だけど面白い、という旨のメモが遺体の近くに残されている。
未覚醒状態のトラビスを評価している数少ないリスナーである。地元住人からは酷評されがちだが、数少ないファンが遠く離れたファー・ハーバーの地に存在していたようだ。

遠く離れた離島でもダイヤモンドシティラジオを聴けるのは中でバラバラ死体になってしまった彼のおかげだ。
ハワード・ダンバーやマリナーもそうだがファーハーバーのインフラ維持に貢献してる人々は録な目にあっていない。
そこがこの島で生きることの大変さを象徴しているのだろうが

ウェストン水処理場にあるピケットフェンスを拾うと作れる、テラス用の椅子が屋外に1脚置かれている。
が、よそではまずお目にかかれない、錆のない新品同然の椅子である。
一体どこからこんな綺麗な椅子を？そして放棄されて時間も経ってるだろうに、なんでこんなに綺麗なままなんだ？と、首をひねることになるだろう。

ニュークリアス南の電波塔。ダイアモンドシティラジオの発信源？
無線の男のメモが室内にある。