Vault 34

武器庫エリアの北東の部屋、白ソファーの間の机に銃と弾丸がある。

胸糞が悪いVault 11。近寄りたくないVault 22。相対的にはいつものVaultなVault 19も大概だが、
砂漠と荒野と洞窟が大半のモハビでは珍しいダンジョンのような雰囲気で異世界感すらある
と同時に、このシリーズらしさも色濃く感じられるロケーション。

……こうしてみると如何にVault 21が奇跡的で、Vault 3が勿体ないことになったのかがよく分かる。

狭い通路でグールが突撃してくるという構造上、爆発武器では苦戦を強いられる。というか、した。
正確には爆発武器ではなく、Meltdownを取得したあとのトライビーム・レーザーライフルだったが。いずれにせよドクターバッグがいくらあっても足りなかった。

もし爆発武器で本Vaultをクリアした方が居たらぜひ詳細を教えてもらいたい。今後の参考にしたい。

サブコンパニオンのレックスが活躍できるダンジョンかもしれない。ED-Eは天井に引っかかりやすい。またGunsスキルの高いブーンにサブマシンガン系を渡すと、手数で大量のグールを捌きやすくなる。
RADに関してはRADスーツや宇宙服を着て行くと余裕ができる。表記は+1のままだが、確実に汚染の割合は減る。ただし壊れると意味がないため注意。RADアウェイも道中でそこそこ手に入るため10個もあれば足りるだろう。ただ武器に関しては高火力のものが揃わないと厳しい。ディス・マシンくらいは欲しい。
序盤に行くのもキツいが、後半になっても敵が強力になるためキツい。確かに鬼畜ダンジョンである。

落ちてる医療セット、またターミナルを調べるとフロア入り口に2体のフェラルグールがスクリプト沸きする。
硬いのもあり、低スキルの地雷2～3発じゃ倒せなくてわなわなする。

貴重な武器の数々に目が行くが、特産品としてVault 34セキュリティアーマーがある。

軽量・頑丈・貴重の三拍子揃った高性能ユニーク？防具だ。複数拾えるぞ。
複数あるが故に、ただでさえ厳しい重量を圧迫して帰り道に難儀するが…

拾える物はユニーク武器のオールアメリカンを筆頭に非常に優秀な装備が多いのだが、むしろここを攻略する為にそれらが欲しくなってくるレベルの鬼畜ダンジョンである。
最低でもRAD対策に防具と薬品と、数多いフェラルグールを始末する為の装備は確保しておこう。
幸いなのがここがある場所はベガスであってキャピタルではない事。リーヴァー隊長がキャピタル仕様だったら更なる心折り設計となっていたであろう()

下手なホラーゲームを超える恐怖のVaultである、パルスガンを見つけりゃいいんだな、と安易な気持ちで突入したプレイヤーにはトラウマを感じる事必至のVaultになっている、死ぬほど迷って地獄を見た自分が迷った時のヒントを書き残して置く、考えるな、ググれ

全面錆び付いていてあちこちで浸水している
しかも敵はフェラルグールという軽くSAN値を削られるマップである


NVのvaultは基本的に機能すらダメになって完全に無人になっているところが多い

単純に敵の強さだけなら砕石場ジャンクションのデスクローや死に風の洞窟が上
このvaultの高難易度はRAD管理の関係からくる
そしてなぜRAD管理が大変なのかと言えばロードを挟まず広くて高低差のある入り口からのメインルームを鍵を開いて行ったり来たり
しかも迷路のように入り組んだ作り
水を抜くことで先に進めるようになったりスクリプトで背後の扉が破壊されてグールが出てきて戦闘になり方向感覚が分かりづらくなり
いつの間にか景観が変わりまくりで、もうこれでもかというほど惑わす
気づけばうっかり着っぱなしだったRADスーツは背後からの攻撃でボロボロに
そして武器庫にたどり着く頃には大量のRAD値と荷物を抱えているわけである

内部ではジェネレータらしき不快な音が少し聞こえる。探索中、延々と聞かされる為頭痛を誘発しがち。筆者はグール化した。

周回しててもなかなか行く気になれないロケーション

初心者が気楽に突入するとトラウマを植え付けられるVaultである。

先に進む仕掛けが妙に凝っているうえ、構造が複雑怪奇。マップはまるで役に立たないため、慣れないとまず迷子になる。そのうえあちこちに配置されたフェラルが反応するため常時警戒状態、そしてトドメにVault内では常に放射能を浴びることになる。

内部をさまよっているうちにRADアウェイが切れると詰みかねないので、突入前の新規セーブ推奨。かくいう筆者は初プレイ時に涙目になった。容赦なさ過ぎだろ、これ。

リアクターの整備士がハゲて来たのを放射能のせいでグールになったとからかった結果、自分の事をグールだと思い込んだ整備士がいなくなってしまい リアクターが壊れ放射能漏れで住人が本当のグールに(しかも知性がない方に)なってしまった。ハゲをからかいすぎるものではない

Vault13の項目でも言われているけど
ここのボスキャラであるフェラルグール化した監督官は
せりあがった監督官のデスクから両側に設置されたタレットを使って攻撃してくる

この戦法はFallout1・2の時代のVaultの監督官の部屋が元になっており
旧シリーズを開発していたObsidianのユーザーへのファンサービスと言えるだろう

12.7mmSMGや対物ライフルがわんさか詰まったホワイトレッグスの武器庫と比べると武器の質では劣る。こっちはまともな歩兵部隊用武器という印象。
まあ最大の特徴は数十年間景気良く撃ち続けても無くならない（無くなりかけてはいるが）程の膨大なミサイル弾だろうけど。

ちなみに内部で確認された兵器はユニークマークスマン・ライフルのオール・アメリカンを筆頭にパルスガン、スナイパーライフル、ライオットショットガン、アサルトカービン、マークスマン・カービン、グレネードランチャー、ミニガン、ミサイルランチャー、C4プラスチック爆弾と起爆装置、10mmサブマシンガン、10mmピストル……といった具合である。

大分使用され、Vaultから脱出した組にそれなりに持ちだされても未だにこれだけ残っているのだから、戦前はどれだけ貯めこまれていたかは押して知るべしといったところであろう……（汗

このVaultを出ていった連中の末裔が爆弾と飛行機をこよなく愛するハイテク引きこもり集団であるブーマーである

モハビのノバック等でVaultが健在だったころの住人の生き残り（グールでは無く普通の人間）が
確認出来る為、放射能まみれになって壊滅したのは、そこまで昔の事では無かったと推測されている。
ここの生き残りの集団の一つであるブーマーがVaultを出てネリス空軍基地にたどり着いたのが50年ほど前らしいので
恐らくはそれより後に起こったのだろう。
又、この事はこのVaultではちょくちょくVaultの扉が開けられて、外界とのつながりが有った事もうかがい知ることが出来る

FalloutバイブルとFallout: New Vegasにて登場したVault、初言及はFalloutバイブルである
設置場所はネバダ州ラスベガス東。
鍵のかからない武器庫の中に過剰な量の武器がある物理的に物騒極まりないVault
戦力だけなら全Vault中でもエンクレイヴが直々に駐屯している物を除けばぶっちぎりに最強だと思われる。
しかしVaultの目的が武器・弾薬の貯蔵庫のみというVaultで行われた実験にしては案外楽な方だったりする。

しかし安定したシェルター生活もつかの間、人口増加によりスペースが逼迫した事で、
監督官が「人口調整」をするという案を出すも当然反発が起き、内乱状態に。
その最中でリアクターが損傷してしまい、リアクターの修理も維持が可能な人材がいなかった為に
放射能が漏れ出し、住人は軒並み死亡、そしてモハビトップレベルの難易度のダンジョンと化す事となる。
ついでにここの監督官はなんとメタルアーマーの残骸を着て、全身からオレンジ色のオーラを放つ特殊なグール化をしていたりもする。