ドクターバッグ

ノーマルでは役目をスティムパックに食われ、ハードコアでも弾の重さ・体力に加えてFOD他を回復用の飲食物など、諸々でよりシビアな所持重量問題がある所にバッチリ設定されたWG:1が災いし、その上でモハビ特有の医者への掛かり易さもあると、本体だけでもそんな感じだった所へDLCの追加要素の数々が更なる逆風として吹き荒れ、活躍の場が序盤以降は加速度的に消失していく。
値段も最も必要な序盤には安いと言い難く、自作するにも材料はどれも手作り不可＆OWBのジャンク変換でも手に入らず、購入を含めた収集をしていても中々集め辛い品ばかり。
挙句手術用チューブはULTエディションなら、「蛇用止血帯」という材料・スキル両方の面で簡単に作れながらも使い易さ抜群な、”神懸った”の表現が過言でない優秀な医療品で競合するというオマケ付き。

とはいえ部位回復アイテムの中で唯一「1ヵ所をピンポイント回復可能」という点や、DMの自販機では初期陳列品なので、バンカー到着への根気とチップに必要な分のタバコ二種、そして進入の為のスキルがあれば、序盤でも何度でもたっぷり好きなだけ調達出来ると言った特長もあるので完全下位互換という訳ではない・・・はず。


未来の今だから言えるが、今作がもしスカイリムの後に作られたFOだったなら、単なる重症回復アイテムでなく、重傷箇所へキチンとした道具でちゃんと施術した→治り易くなった→体力回復速度○○％アップというような、それっぽい副次効果も付けられていたかもしれない。

個人の感想だが、Honest Hearts導入後であれば回復湿布に比べ効果、入手のしやすさ、クラフトのしやすさ、そして重量とあらゆる面で劣る。
逆に言えば回復湿布が優秀過ぎるということなのだが。せっかくDLCを導入したのだから、それぐらいのメリットはあっても良いと開発者は考えたのかもしれない。

回復湿布を常備している場合、ドクターバッグの方は色々なロケーションをくまなく探索しているとボーナスアイテム的な感じで置かれているため、結構と個数がたまる。幸い価値はそこそこあるので、金策がてら売ってしまうのも良いかもしれない。

自作すると非常にコスパが悪いので基本的に医者から購入しておくものである。
シーザー・リージョンと仲良くしておくと定期的にアイテムを貰えるポイントが沸くのだがたまにドクターバッグがまとめて20個以上貰えたりもする。

使用することで全身の重傷部位を回復できるアイテム。
通常はスティムパックで重傷を治せるため存在感が薄いが、ハードコアモードでは基本的に医者に診てもらうか、これ（または回復湿布など一部のAid）を使うことでしか重傷部位を治せないため、重要アイテムと化す。
ただし重量が1あるため、スティムパックのように無計画に持ち歩くわけにもいかないのが難点。

自分で作成する場合のレシピは医療用ピンセット、メディカル・サポーター、メス、手術用チューブが各1つずつ。
レシピ的に、バッグの中身は応急手当用のキットと思われる。