Speech

UIは似ているがFallout3のようにスキル値に応じて成否抽選が行われるのではなく、
規定の数値を満たしていたら確実に成功するし、逆もしかりという仕様になっている。

若さ故に直球勝負の物言いが多かった101と比べると、説得成功時の物言いは
だいぶ世慣れた感じで相手の怒りの矛先を反らしたり、納得させるようなものが多い。
失敗時はものすご～く抽象的でふわっとした発言をする場合が多いが、
実は初代Falloutの主人公であるVaultの住人が割りとこういう傾向があり、Vaultを出て早々に
「カルマのなんかに悪いぞ！」みたいな事を言ってカーンズを説得しようとしたりする。
一方、Fallout2の主人公である選ばれし者は歴代主人公の中でもトップクラスの
人たらし・ちゃっかり者の破天荒マンだったりするのでどっちにしても
ご先祖様似…という匂わせ要素だったりするのかもしれない。

運び屋の技能を表す「スキル」の1つ。口先の上手さを示す。
SPECIALのCharismaとLuck（比重はCharismaの方が圧倒的に高い）の値によって初期値が計算される。あとはレベルアップ時のスキルポイント割り振りか、スキル本「政治家に学ぶ嘘のつき方」によって数値を伸ばしていくことになる。
一時的に伸ばしたい場合はCharismaを上げるアイテムか、スキル雑誌「ミーティングピープル」を使用すること。

Speechの値は次の2つにしか影響しないが、2つのうち前者は物語全体の流れを変えかねないほど強力な効果を持つため、上げることは決して無駄にはならないだろう。

・スピーチチェック
口先の上手さで荒野を生き抜こう。相手から情報を上手く引き出したり、話の流れをこちらに有利な方向に持っていくことができる。
本作ではSpeech以外のスキルもスピーチチェックに使われることが増えたとはいえ、やはり圧倒的に出番が多いのはSpeechである。
上手くやれば避けえなかった衝突を避け、物事を平和的に解決する道筋を示すこともできる。目指せ、ポスト・アポカリプス世界の外交官。頑張れば不殺プレイだって可能だ。

・Perk
Terrifying Presence（70）の取得に必要。
なお、上記のPerkは「一部の会話を、相手をビビらせつつ戦闘に移行させることができる」というもの。口が達者なことが戦闘で役立つことだってあるのだ。