アパラチア・ラジオ

Vault76からアパラチアの地に初めて出てきて不安な思いをしていた時、彼女のラジオを聞いてすごくほっとしたのと3でスリードッグに会えたときのような希望を感じたのをよく覚えている。
確かに言葉を逐一拾えばイヤミったらしいところもあるのかもしれないが、自分にとっては単純に「若いのに苦労してきた、でも自分にできること・したいことで自分以上に苦しい人たちの魂のスーパースティムパックになりたいと願ういい人なんだろうな」と感じた。

ダクトテープと強い意思！アパラチアラジオがお届けします。

今更だがラジオで流れる曲のリスト。

A Good Man Is Hard to Find - Cass Daley
Ain't Misbehavin' - Fats Waller
Answer to Drivin' Nails in My Coffin - Jerry Irby
Anything Goes - Cole Poerter
Atom Bomb Baby - The Five Stars
Bubbles In My Beer - Bob Wills & His Texas Playboys
Butcher Pete (Part1) - Roy Brown
Civilization - Danny Kaye, The Andrew Sisters
Crazy He Calls Me - Billie Holiday
Dark as a Dungeon - Tennessee Ernie Ford
Dear Hearts and Gentle People - Bob Crosby & The Bob Cats
Doin' the Uptown Lowdown - Isham Jones & His Orchestra
Don't Fence Me In - Bing Crosby, The Andrew Sisters
(Ghost) Riders in the Sky - Sons of the Pioneers
Happy Days Are Here Again - Ben Selvin & His Orchestra
Headin' Down the Wrong Highway - Johnny Bond
I Can't Dance (I Got Ants in My Pants) - Chick Webb
I Didn't Know the Gun Was Loaded - Pasty Montana
I Don't Want to Set the World On Fire - The Ink Spots
In a Shanty in Old Shanty Town - Johnny Long & His Orchestra
It's All Over But The Crying - The Ink Spots
It's Nobody's Fault but Mine - Blind Willie Johnson
Juke Box Saturday Night - Glenn Miller
Jumpin' at the Woodside - Count Basie
Just a Fair Weather Friend - Freddy Martin & His Orchestra
Keep a Knockin' - Milton Brown & His Brownies
Maybe - The Ink Spots
Midnight in a Madhouse - Chick Webb
Mr. Five by Five - Freddie Slack & His Orchestra, Ella Mae Morse
Mr. Sandman - The Chordettes
Ol' Man Mose - Eddie Duchin & His Orchestra, Patricia Norman
Opus No.1 - Tommy Dorsey & His Orchestra
Orange Colored Sky - Nat King Cole
Pig Foot Pete - Freddie Slack, Ella Mae Morse
Pistol Packin' Mama - Bing Crosby, The Andrew Sisters
Praise the Lord and Pass the Ammunition - Kay Kyser & His Orchestra
Ring of Fire - Spank
Salt Pork, West Virginia - Louis Jordan & His Tympany Five
Shenandoah - Tennessee Ernie Ford
Sixteen Tons - Tennessee Ernie Ford
Steel Guitar Rag - Bob Wills & His Texas Playboys
Straighten Up And Fly Right - The Andrew Sisters, Vic Schoen & His Orchestra
Take Me Home, Country Roads - Spank
Two Left Hands - Freddie Slack & His Orchestra
Uranium - Commodores
Walking The Floor Over You - Ernest Tubb
We Three (My Echo, My Shadow, and Me) - The Ink Spots
When I Get Low I Get High - Ella Fitzgerald, Chick Webb & His Orchestra
Wouldn't It Be Nice - The Beach Boys

・現在は流れていない曲
Great Long Pistol - Jerry Irby & His Texas Ranchers
Happy Times - Bob Crosby
Jumpin' Jive - Cab Calloway & His Orchestra, The Nicholas Brothers
Swinging on a Star - Bing Crosby, John Scott Trotter & His Orchestra
That's the Good Old Sunny South - Emmett Miller
Tumbling Tumbleweeds - Sons of the Pioneers

イラつく、イラつかない、は人によるから
双方の意見とも書かないでくれ、という話だろう。

これまでのシリーズでもDJが主人公の取った行動に対して皮肉などを言う事はあったが、本ラジオのDJであるジュリーは曲に対して皮肉や感想を述べることが多々あり、それらがプレイヤーの反感を買う事もあるようだ
放送内容を聞くとリスナーのことを思っての発言もあるが自分語りも多く、上記特徴と合わせ「自分の主観で語り、曲のこともあまり良く思ってないDJ」と言う取られ方をするのも致し方ないと思われる
尤もシリーズでもマーガレットやトラビスのようにどこかリスナーをイラっとさせるDJはシリーズの特徴ともいえる

~4と違ってストーリーに合わせたセリフが無いためイマイチバリエーションに欠けるのが個人的欠点かなぁと。
セリフバリエーションを増やせないとかなら過去のラジオ曲を全部突っ込んでくれても良かったのかなと。位置的にも3や4の舞台と近いわけですし

明るい声や流暢な発音、人々への励ましの言葉がアパラチア唯一の清涼剤！なんて思って気に入っていたが、大辞典のコメントを見る限り不評なようで驚いた…

ちなみに4でトラビスがダイヤモンドシティラジオを｢連邦唯一の清涼剤｣と称するのに対し、ジュリーはアパラチア・ラジオのことを｢魂のスーパースティムパック！｣と呼ぶ。

DJであるジュリーの発言一つ一つをとると、確かにムッとなるようなものがある。しかしラジオを長く聞いていくと、少しでもリスナーの心の拠り所になれれば、と願う善意の人であることが分かるだろう。上記のムッとくるような発言も、元を辿ればそういう思いから端を発するものが多い気がする。

流れている曲は変わらないけど、同じ曲でも一定期間おきに曲にまつわる話が変わるのは良い要素だね。

人間は悪口などのネガティブな発言の方がよく聞こえるし印象に残るものなので、定期的にネガや他人を馬鹿にする(と取れる)発言をしていれば嫌う人が出てくるのは仕方がない。
ポリコレ的だという感想に至った人は多分、「今じゃ実際に左腕が二本ある人が居るから可笑しくって!(うろ覚え)」みたいなセリフが有ったのでその印象が強いのではないだろうか。

ネガい発言が気になるかどうかは人によるので、ある人が作業中に聞き流して印象に残ってないセリフも、ある人には耳元で囁かれる癇に障るセリフになってしまうのだろう。

このNGの嵐からして、賛否両論なのは間違いない。
今後、ゲーム内で会えたらいいな。

4の時の曲が流れると、トラビスのヘタレな喋りが懐かしくなる。

現在バグなのか曲が流れてるのにDJが喋り出す時がある。
カントリーロードが流れてて聞いてたらいきなり喋りだしてえぇ……ってなった。
修正してほしい。

過去のラジオを比べると意見がわかれるのは、DJ本人に会えないのが一番の原因ではないだろうか。
スリードッグはストーリーに絡んでくる上に思想も聞ける、トラビスはヘタレだけどなんだかんだ友人を助けに主人公と一緒に戦うから憎めない。
Fallout76でも本人に会えてお茶目な一面でも見られればまた印象は変わるのではないだろうか

彼女が賛否両論なのはアップデート前はDJ不在だったため違和感を覚えるのも仕方がないと思える
贅沢を言えばDJありアパラチアラジオとDJ無しアパラチアラジオを分けて欲しかったが

アーティストへのイヤミたらしく聞こえる部分は、要するに製作スタッフが選曲の際に込めた皮肉である。

人々に希望を与えたいから音楽を流しDJを始めたと言う彼女、所在はともかく名前を名乗ることもしない、自分語りで不幸な身の上であることをちょっとだけ語りはするがそれもすぐ打ち切る謎の人物である
とはいえそう悪い人間ではないのは確か、ロボットの電子音声やスコーチの呻き、フェラルグールの鳴き声以外に今すぐ人の声が聞きたくなったらアパラチアラジオをかけよう

ただファストトラベルなんかで暗転した時に音ズレというかなんと言うか…曲の最中に彼女の語りが割り込んでくることも多々ある
気になるようならその時は一回切ってまた入り直そう
キャンプやロケーションで流れてるラジオとPip-boyのラジオで流れてるのが違う曲？知らない。気になる方を切ろう

ディスというほど悪く言っていないし、ポリコレもどこが該当するのかわからない
曲について褒めることもあれば豆知識を言ってくれたり、アパラチアについてロア的な話もしてくれる
何より曲名やアーティストの名前がわかるのがありがたい
WLで追加の曲は無いようだけど聞いたことのない人はぜひ臆さず聞いてみてほしい

DJに関してそこまで邪険にする必要はないのではないかと思うが・・・。兎にも角にもアパラチアに人々が戻って来たと感じさせてくれる。

DJについてだが居住者や曲ディス等はあまり気にしにてない。
が、一つだけ気になる点がある。
それは、ザ・インクスポットではなくジ・インクスポッツだという部分である
ジ・インクスポットでもいいが
The からの母音はジと読むのが英語読みとして正しいので
曲名を云う際も英語風なのだからそこはこだわってほしいところ

DJ自身も火傷を負って不幸な身の上であるというような話をするのだが、このDJ、火傷ではなくグール化しているのではないだろうか？…と思った1レジデント。