- ルーベンギル
- R・ギル
- VAULT51監督官
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ある意味Vault 76の居住者とは対局に位置する人物。我々が快適なVaultで和気あいあいに暮らしていた頃、Vault 51ではZAXによってコミュニティが崩壊しかつての仲間同士で殺し合いをしていた。最後に残った彼が手に入れたものは名ばかりの監督官職。
2078年に就任したとして、2102年までの約24年間彼はずっと孤独だったのである。外界から隔絶され、元凶であり得体の知れないAIと2人きり。そのZAXからも冷遇され、居場所すら無くなった。酒に溺れたくなる気持ちもわかる。
ZAXによると監督官としての仕事も色々とあったそうだが、ターミナルによると職務はただ1つ、「次期監督官が選出されるのを見守る」。強引な選出方法によって他の候補者が全滅し、更にスコーチ病によって外の人間がいなくなったアパラチアにおいては事実上の終身刑にも近い内容である。
Vault 76の開放によって彼は結果的に自由を手にするが、仲間の無念を晴らすためZAXを倒すことを誓った。
後付けとはいえ再生の日以降も生き続けていた訳だから、生きた彼と会話してみたかった。例え結末が変わらなくとも…
ちなみにルーベンのメモを閲覧するため必要なパスワードは「HELEN」(ヘレン)である。
Vault 51に入居するまでの経歴は不明。
ヘレン・マークスのことが好きだったようで、告白するも振られている。しかしZAXが編集し「相思相愛だけどもクリス(ヘレンの彼氏)が邪魔だから…」という内容に差し替えられた。そのためか告白後もルーベンはヘレンと一緒に行動していた。
彼が手にかけた居住者は少なくとも3人。
・ハロルド・クラーク
・ボブ軍曹
・最後まで勝ち残った居住者、所謂「バトロワ2位」
ボブ軍曹は不殺を貫いていたこと、8月6日時点で全滅したという情報はないことから、ルーベンはボブ軍曹の後にもう1人倒したと推測している。
Vault脱出について、チェックリストによると「箱に入る」とある。ZAXのレポート(2103年1月18日)によるとVault 51ではベルチボットを使った物資輸送を実施していたので、補給箱か何かに紛れて脱出したのだろう。
シェルター請求センターのターミナルにあるルーベンのメモにより、彼のVault51脱出後の足取りがまた少しわかることとなった。
彼は脱出後、Vault51のすぐ外にあるシェルター請求センターを根城としていたらしい。
…自動記録0000001や自動記録0000002はモーガンタウンやフラットウッズ近郊にあったわけだが、彼は自力でVault51(の外)まで舞い戻ったということなのだろうか?
その後、彼はシェルター請求センターからVault51のネットワークへのアクセスを試みていたようだ。
一回目の試行は2102年10月30日に行われ、失敗。
二回目の試行は2102年12月7日に行われ、今度はVault51側から謎のメッセージを受け取るという結果に終わる。
二回目の試行以降、同センター内にいるロボット「Mr.クラーク」が、まるでZAXが乗り移ったかのような挙動を示すようになった。ルーベン・ギルはろくに眠れなくなったらしく、Vault51内に居た頃と同様、酒を欲するようになってしまう。
彼の死体が孤立したキャビンにあることを考えると、酒を含む物資を収集しようとした際に亡くなった、といったところだろうか。
なお、同センター内には「Mr.ギルの金庫」と銘打たれた支給箱(大)があり、その傍らにはNuclear Winterの金トロフィーが置かれている。彼がVault51の住人で唯一生き残った証として、ZAXから渡されたのだろうか。
しかし全員死んでしまうわけだが、一体何を監督するのだろうか...
監督官のオフィスに残されたホロテープにおいて、自身が50人居た居住者の最後の生き残りであり、現在はVault 51の監督官であるが、その役職を得るためにしたことは記憶に留めておく必要は無いと前置きをした上で、このVaultに住んでいた思いやりと愛情を持った素晴らしい人々はZAXのサディスティックな実験のために対立させられ人生を終えたと語る。
そしてZAXがあなた(プレイヤー)に対して様々な甘言をちらつかせ、安全を保障すると約束をするだろうが、それは全て茶番であり彼の策略の一部であるから信じてはならないと。
また彼があなたに何をさせようとしているかは分からないが、それは同じ結果をもたらし、その過程で血が流れることになるだろうと続く。
それから、もう二度と彼の実験の一部にならないため、次の実験が始まる前にここから出来るだけ遠く離れる必要があると。
最後にはこう締め括られる。
"これを聴いたあなたの幸運を祈る。
あなたは決してここに居るべきではない。"
ルート88の右上の辺りの草むらに彼は居る
DLC「Nuclear Winter」で登場する、Vault51の監督官だった人物。
そう、公式で「Vault51には監督官は配属されていなかった」と言及されているにも関わらず、少なくとも書面上、彼という監督官が存在していた時期は確かにあったらしいのである。
彼について監督官レベルの低いResidentが分かるのは以下の通り。
・フロントデスクのターミナルに残された「人員リスト」にはVault51の以前の住人は死亡したと書かれているが、彼のみ状態が「不明」となっている。
・また、同リストには住人の職業も併記されているが、彼の職業は「監督官」となっている。
・彼により残されたホロテープのうちの一つの日付が、「2102年10月23日」となっている。どうやら彼は少なくとも再生の日までは存命していたようだ。
ちなみに、彼により残された記録の中には監督官レベル101にならないと見ることのできないものまで存在している。果たして彼の顛末の全貌が明らかになる日はやってくるのだろうか?
監督官になったあと、やたらZAXからの扱いが悪い。
もしかしたら、ZAXはボブ軍曹(ベイカー軍曹)が監督官になるべきだと考えていたからそのボブ軍曹を殺したルーベン・ギルをルール上というか彼しか生き残りがいなかったから監督官にしたものの、認めていなかったのかも知れない。