完了した

コンパニオンのニックと接していると、オリジナルのニックもこんなキャラクターだったのかなぁと疑問もなく思うのだが

恋人を殺され敵討ちもできず、失意の中で警部の勧めに従ってC.I.Tに行って処置を受けるニックというのは、どうにもコンパニオンのニックのキャラクターとは重ならない印象がある

人造人間でありながらという立ち位置と人造人間ニックとして歩み出してからの経験･･･
このホロテープを聞いていると、今のニックはオリジナルとは全く別の自分を確立してるのかな、と感じてくる

200年前の本物のニックバレンタインに対するホロテープ。

ニックの恋人を殺したエディ・ウィンターが実はFBIの情報提供者であった。
ウィンターが「身内」である以上、もう何も出来ることは無いわかってくれと上官の警部がニックをたしなめている。

せめてもの気遣いとして、警部はニックにトラウマを和らげるためにC.I.Tで脳の検査を受けるように勧める。
その時のスキャンデータが名前も無い廃棄された人造人間に受け継がれることになるのだ。我々の知るニックバレンタインである。

ちなみに原語ではwe are done となっている。
内容を踏まえて意訳すると、出来ることは全てやった。とか、全て終わりだ。とかそんな具合か。