大分裂

※6にもある通り、ワイアーム（wyrm）はいわゆる『蛇竜』を指す古い語で、カナではウィルム、ヴィルムと表記することもある
某甲鱗様が有名なワーム（worm）とほぼ同じ意

信じるものは救われる
信じぬものはデストロイ
狂信ってのはいつだって変わらない

平たく言うと

（核）分裂で世界は生まれて、その後貢物でアトムの力を利用しようとした
不信心者たちが結局アトムの力で焼かれたが（グレートウォー）、
一部の不信心者たちは地下（Vault）に潜ってアトムの目を逃れた
預言者を送ったりしたけどこの期に及んでもアトムを信じない不信心者には
正義の名においてアトムの力を代執行してOK

的なかなり暴力的な内容である。原文にあるwyrmが何を指しているか
今ひとつ測りかねる部分はあるが、連邦のアトム教徒たちの攻撃性は
こうした教義が理由と思われる。

※ワイアーム＝手足がなく羽根だけを持った竜

お、おう・・・

校正するとすれば
銅色のワイアームを差し出して→銅色のワイヤアームを差し出して
そこは光る水を飲む場所となったw（←なぜ草が生えてるんだ）→そこは光る水を飲む場所となった
ではないだろうか？

つまりどういうことだってばよ……

[大分裂パート1]
1. まずアトムは、最初に光と闇を分け、それを「核分裂」と名づけた
2. それがアトムの王国全体の道標となり、そこには光がある
3. 星たちが彼の光を天に運び、地表から生命体が生まれ、彼の栄光を感じるために目が与えられた
4. 大分裂はしばらく続き、すべての種類の生命体が創造され、彼らは自身がアトムにふさわしい存在か自問自答した

[大分裂パート2]
5. それゆえ外部からの者が現れ、アトムの本当の形を理解する力を持っていた
6. だが彼は弱く、偽の神によって心が揺れ、ぐるぐる巻きにした生きた贈り物、立派な銅色のワイアームを差し出してアトムに仕えたいと考えていた
7. だが預言者たちは揺らがなかった。彼らをつなぐアトムの絆は壊れ、彼のラッパの音が世界の終わりを告げた
8. 彼の束縛は解き放たれ、木の光は地表を照らし、木で咲いた花からは、外部からの者の汚れを清める炎が放たれた

[大分裂パート3]
9. 信心ある者たちは、彼の愛がまだ残っていると知っていた。木が育った場所には彼の印が地表に残され、そこは光る水を飲む場所となったw
10. 不信心な者たちはまだ信じない。天の星たちが羽の生えた馬車に乗って地表に降り注ぎ、彼のラッパの音は40日も鳴り響いた
11. やがて大地は清められ、第2の大分裂が始まった

[大分裂パート4]
12. しかし不信心者たちはワイアームとともに地下に姿を隠してアトムの目から逃れ、自らの無学に囚われた
13. アトムは新しい預言者たちを送り、彼らに伝えた
14. 私は罪人たちを穴の外に送り、そこには光る水はなかった
15. 我が正義の矢を彼らに向けることを許そう

[大分裂パート5]
16. 異教徒の涙を憐れむのはやめよう。彼らの涙は炎の中で乾くだろう
17. 分裂の中で、自らの足で立つ彼らの肉体は失われるだろう
18. アトムの栄光を目の当たりにして、彼らの目は消え去るだろう
19. 彼の名を唱えながら、彼らの舌は口の中で消え去るだろう
20. そうしてお前はこの地上で私の仕事を果たすだろう

BaseID:001a8e5c
没データの一つで、メッセージ形式のホロテープ。クレーターハウスのターミナルから手に入る予定だったようだ。

原語版でもCoAらしい硬い表現で意味不明な事が書かれているので、日本語への翻訳は苦労しただろう。
が、途中の誤植のせいで何とも間抜けな文章になってしまっている。ゼニアジェ・・・

以下、ホロテープ全文(原文ママ)。