ブレイ・ハスキー

最後まで録音停止ボタンは押せなかった。

そこそこ理性的な喋り方なのでトラッパーではなかった模様
また、ローワンに漁猟の責任者を命じて、ルークが修繕担当、ブラウンが草刈りと夜間警備（ひでぇ・・・）担当
つまり生業は野盗ではなく漁業であり、レイダーですらないハーバーマンだったようだ

もっとも、こういった男ばかりの漁民の集落が霧の襲来後にどうなったかは御承知の通りだったので、
生き残ってもあまり楽しい未来は待っていなそうだ

自分だけつねに昼間の見張りを担当するなどしていた傲慢なリーダー
最後は録音したまま貪り食われるというかなり悲惨な死に方であった

ちなみに今ファミリーは解散している
部下に何度も裏切られてもいる

元ネタはアメリカのプロレス団体WWEで活躍中の怪奇派プロレスラー、ブレイ・ワイアット。
ワイアットになる前はハスキー・ハリスというリングネームで活動していた。

彼は3名の部下とワイアット・ファミリーというユニットを組んでおり、部下の名前はそれぞれルーク・ハーパー、エリック・ローワン、ブラウン・ストローマン。

敵対しているレスラーの相手を部下達に任せ、自分はリングサイドに持ってきたロッキングチェアでくつろぎ、にやつき、時にイラつきながらそれを眺める、というシーンがよく見られる。

ホロテープを聴いているとかなり凄惨な死に方のはずだが、
他の被害者も含め遺体は(ゲーム的には)無傷である
いやまぁ、テープの通りの死に様だと形が残ってるかすら怪しいので仕方ないのだが

ハドック・コーヴに海上漁業拠点を建て、ルーク、ローワン、ブラウンらとともに
家業に精を出していたと思しき、自称ハドック・コーヴの正当な地主。

かなり高圧的な人物で、部下には沢山の仕事を押し付け、自分には楽な昼間の
見張りのシフトを強制的に代わらせたり、それでも自分がいないとこの「一家」
はまともに回らないと思っており、またそう公言している。
レイダー（トラッパー）崩れのような気もするが、それらしい装備はない。

極度のメカオンチで、ホロテープをよく使いたがる割に、大きく書かれている
録音停止ボタンさえ使いこなせず、よく癇癪を起している。そしてそれは
最期のオチとして・・・。

海上の割にかなり高い住居を建て、例えクリーチャーが遠くから来ても
早く視認できるから安全と高をくくっていたようだが、部下の恐れを一蹴し
潜航してくる相手を警戒しなかったのが運の尽き。死ぬべくして死んだ人物。